38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

果菜類、育苗開始。

2012年02月08日 | 農と暮らしの日記
本日、夏の果菜類の育苗を開始。
まずは茄子と長茄子、ピーマンは普通のと肉厚のと、とうがらしは伏見甘と万願寺、以上でセルトレイ計5枚分を播いた。

写真はピーマンの普通の品種。
セルトレイは128穴を使い、育苗土は畑の土と一昨年の温床の土(元は山の落ち葉と米糠)。先細の割り箸で2穴ずつ穴をあけていき、そこにひと粒ずつ種を落としていく。写真に写っている種の袋に「128粒」とあるのは、種屋さんでセルトレイの穴数ぴったりを買ったから。葉ものなどの種は一回に播く粒数が多いから、普通は市販の1袋(1.2mlとか10mlとか野菜によって違う)を購入する。あるいは、20mlとか1dlとかを大袋から量って分けてもらうこともある。

一方、果菜類は粒数指定で買えると便利だ。
播く数が少なく、しかも高価なので、袋で買うと余ってもったいないから、これをしてくれる種屋さんはありがたい。今日は朝のうちに電話をしておき、昼頃に取りに行くまでに準備しておいてもらった。通販ではいろんな種を買うことができるけれど、こういうきめこまかいサービスはない(たぶん)。だから毎年、通販だけとか種屋さんだけというふうにはならない。種屋さんによってこういうサービスは異なるし、扱う種の種類も違う。通販もそれぞれに特徴がある。種の手配はあれこれ考えながら、「いいとこどり」になる。



水曜、曇りのち晴れ、夕方は俄かに曇って小雪が舞う。
午前:まず、春植えのじゃが芋の準備(芽かきなど)1時間ほど。
温室内の整理を2時間ほど。苗がどんどん増えてくるのでスペース確保、トンネル増設など。市内の種屋さんに出かけて戻り、昼ごはん。

午後:温室内で果菜類の育苗の種播き1時間半ほど。
15時過ぎから畑に出て明日出荷分の収穫など。

ついでに畑をあちこち見て歩く。
昨日の雨はたっぷり降ったと思ったけれど、耕耘してある畑はもう表面がさらっと乾いてきている。
トンネルの中で春大根が発芽を始めているのを発見。

18時前に戻り。
夜は19時半から、ゆうき生協の地区会運営委員会。



今夜はまた雪の予報。
そして明日も気温が上がらないようだ。本当にいつまでも寒い冬。みなさまもどうぞお気をつけて。
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