38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

雨週間を前に、フル回転。

2012年02月28日 | 農と暮らしの日記
今日の野菜セットにも入ったほうれん草。
ご覧の通り小さい。草丈20cmほどか。ところが味のほうはというと、これが甘いの甘くないのって意味不明な日本語は止めて、素直に「甘い」。「ほうれん草が甘い」ということについては、甘いほうれん草を食べたことがないと違和感があるかもしれない。けれど、こういう甘さを味わってしまうと、甘くないほうれん草がおいしくないと感じてしまう。ほうれん草のおいしさは甘さだけではないだろうから偏った味わい方かもしれないが、味の好みは感覚的なものだからどうしようもない。



火曜、晴れ時々曇り、日暮れ頃から予報通りの冷たい雨。
セットは配達と来訪のみ。

午前:荷造り、9時半頃にほぼ見通しがついたので(=残る人参と葱の両方を全セットに配分すれば予定の金額になりそう)あとは薫に任せて、僕は畑へ。トラクタで耕耘して管理機で畝立て、小松菜と蕪を播種機で1列ずつ播き、トンネルの支柱(ダンポール)を立てて両端の杭を打って、最後に180cm幅の「農ポリ」を張って14時過ぎに終了、いったん家に戻って昼ごはん。

午後:15時に温室を閉めてから再び畑へ。
収穫の終わった葱の畑で枯れ草を野焼き。風上の1点に火をつけたらうまく燃え広がってくれた。火の守りをしながら隣の畑で麦踏み。畝間に牡蠣殻を振ったあと管理機の逆転・高速でその上を浅く歩き、過湿防止の溝切りと土の振り込みを兼ねた中耕。終わって、野焼きした畑を含めて周辺3枚ちょっとをトラクタ耕耘。日没終了。

今夜の雨から1週間ほどは毎日のように傘マーク。
どれだけ降るかはわからないけれど、来週まではトラクタを使えない可能性が高い。その後晴れが続いてくれれば春作の作付けがどんどんできるけれど、またすぐに降ってくるようだと、春本番の作付けがかなり厳しくなる。

<本日の野菜セット>例
人参、大根、蕪、ほうれん草または小さいキャベツのいずれか、小さい玉レタス、固めの小松菜、サラダからし菜、葱。
コメント
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