38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

雨やまず、今日も冬休み。

2012年02月15日 | 農と暮らしの日記
温室のトンネルの中でブロッコリィの本葉が出始めた。
この春一番で育苗を始めたもので、間もなく播種後1か月になる。雨が続くから温室内も温度が低く、トンネルを開ける時間も限られるけれど、日照がないと徒長するから温度計とにらめっこしながら今日も朝は早めにトンネルを開けた。



水曜、セット出荷のない曜日。
予報では雨はあがって昼頃からは晴れの予報だったが、雨はやまず、結局夕方まで降って晴れ間もなし。

午前:温室の管理を少ししてから机しごと。
昨日に続いて春の作付けの計画や種の手配、その他の事務仕事。

午後:引き続いて机しごと。

明日もすっきりとは晴れない予報。
しかも気温は週末にかけて低いまま。就農7年目、これほど長い冬は初めてのような気がする。それでもこれは平年並みのようだから、四国もわりあい寒い土地なのだ。となれば冬との上手な付き合い方を、もう少し考えてもよさそうだ。
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3月、野菜セット休止のお願い。

2012年02月15日 | 「藤田家族」の野菜の購入
(今日から次のような手紙で連絡を開始しました。3/1の日記に関連の記述あり)

野菜セットのお客さま
2012.02.15.有機菜園藤田家族

3月の野菜セット臨時休止のお願い

いつも有機菜園藤田家族を支えてくださり、ありがとうございます。

さて、大変勝手ながら 来月3月は品不足のため野菜セットを休ませていただきます。

毎年、晩冬から春にかけては野菜の端境期で種類・量とも少なめのセットになり、トウ立ちしかかったものや小さいものなど使いにくい内容でご不便をおかけしているところですが、とくに今年は野菜が少なくなっています。このため、異例ではありますが、臨時のお休みをお願いする次第です。

●品不足の背景
この秋冬シーズンは長雨や虫害などで葉物や根菜類の播き直しや収穫断念が続いて出足が遅れました。里芋・さつま芋も昨年に比べて半分以下の収量となり、秋じゃが芋は多雨による発芽不良でほとんど収穫がないなど、初冬から品薄が続いて、皆様にはご不便をおかけしております。

それでも年末年始頃の「冬野菜の最盛期」にはどうにかセットらしく品揃えをすることができましたが、1月後半頃からは再び畑の野菜が少なくなり、各サイズの目安の分量・金額に比べて5%から1割ほど(100~200円)少なめのセットでお届けしてまいりました。春の野菜も生育が進む季節ですが、当面の状況を検討した結果、少なくとも3月中は野菜の種類と量を十分に確保できないと判断しました。

●再開の予定:4月2日(月)以降の配達分より(宅配便は4月3日(火)お届け以降)再開します。
 (隔週の場合は3月の休止中も通常の隔週パターンで暦を数えていき、4月最初の予定日にお届けします)

○○様への再開第1回お届けは○月○日(○曜日)を予定しています。


なお、4月上旬といえば例年まだ野菜の端境期の真っ最中ですので、再開後もしばらくは冬の名残りと早春の先取りが入り混じったセットになる見込みです(予想される内容は、人参、大根、各種まびき菜、春キャベツ、葉つき新玉葱、菜の花、在庫があれば里芋、など)。そこで品薄の対策として、生育を促すトンネル栽培を例年より多めにしたり、生育途上の野菜でも(まびき菜など)惜しまず早取りできるように、それに続く野菜の作付けを増やしたりする計画で、一部はすでに作付けを進めています。

●お詫びとお願い
藤田家族では数年前に一度、盛夏から初秋にかけての端境期に一時休止をお願いしたことがありました。「野菜セットの定期契約」(産消提携)は、少量多品目栽培の有機農業者が市況や天候等に左右されず安定的に生産を継続するのを消費者が支えるという運動として生まれたものです。お客さまには内容をお任せいただくことで、豊作不作にかかわらず一定の価格で継続して野菜をお届けしています。生産者としては皆様のご支援をありがたく感じると同時に、その責任を感じながら畑に立っています。日頃より十分な内容とはいえない野菜セットをご支援くださっていることに感謝するばかりですが、このたびはその安定供給のお約束も果たせないこととなり、大変申し訳なく、心よりお詫びいたします。

 今回の野菜不足は天候不順等の要因があるにせよ、「産消提携」の生産者としてはそれに対応しきれなかった技術不足を反省しています。全国にはもっと厳しい気候条件や社会環境のもとでがんばっている農業者がたくさんいることに思いをはせつつ、就農7年目の春を皆様とともに笑顔で迎えることができるよう努力してまいりますので、引き続きのご支援を心よりお願い申し上げます。

 少しずつ春は近づいているようですが、どうぞお体大切に、お健やかにお過ごしください。

★出荷休止中は畑仕事に励みます! 暖かくなりますので、ご遠慮なく援農・見学においでください。
 遠方の方も春休みなど利用して四国・瀬戸内方面に足をお運びいただき、ぜひお立ち寄りください。
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冬休みみたいな、雨の午後。

2012年02月14日 | 農と暮らしの日記
冬から春へと移り変わる畑、今日は雨模様。
ちょうど2か月前の師走半ばは茄子とピーマンを片付けたばかりですっきりしていた。カメラを構えた位置がその時より右にずれているからわかりにくいけれど、茄子とピーマンの跡にいまは白いトンネルが2本並んでいて、その中では小松菜と蕪が芽を出し始めている。

中央の緑は玉葱。
この列を含めて右側の枯れ草が見える何列かが里芋で、3月までに収穫が終わったあと、5月から今年の茄子とピーマンの畑になる予定。玉葱の1列だけは5月ぎりぎりに片付くか、そこだけ少し切り替えが遅れるかも。



火曜、未明から雨で、夕方頃までしとしと降った。
予報では雨は昼頃からで、午前中は晴れマークさえ出ていたのに、どうやら雲は早くやってきたらしい。

午前:降らないうちに畑でひと仕事と思っていたのは中止にして、追加の収穫のみ。
新居浜への配達には薫が出かけ、僕は残りのセット(来訪)の仕上げ、伝票書きなど。以降は机しごと。

午後:引き続いて机しごと。春作の計画や資材類の検討など。
明日は出荷もないから収穫にも出ず、温室内の育苗もちょうどひと段落したところなので、家から出ない、冬休みみたいな雨の午後になった。

<本日の野菜セット>例
人参、大根、蕪(葉つき、または葉なし)、リーフレタス、葱がほぼ共通の野菜。
セットによって、ほうれん草、小松菜、長崎ちりめん白菜、里芋などから。
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こぼれ種でも、野菜は野菜。

2012年02月13日 | 農と暮らしの日記
この冬最後の小松菜の畑も、いよいよ寂しくなってきた。
年末あたりはまだこれからという感じだったのに、いまはほとんど小松菜の姿がない。小さいものがちらほらと残る程度で、その代わりに、手前にあるような不結球の白菜(たぶん長崎ちりめん白菜)など昨年の「こぼれ種」から自然発芽した菜っ葉類が存在感を増している。こんな葉ものも品数の少ないセットには貴重なので、ありがたく入れさせてもらっている。



月曜、予報通りほぼ終日の雨。
午前:昨日のうちに収穫してきてある野菜でセット荷造り。
配達分と早出し宅配便の分は昼前に仕上がり、薫が持って市街に出た。僕はレインコートで畑に行き、今日の追加分と明日のセットに使う野菜を収穫1時間ほど。帰宅して、薫も戻ったので昼ごはん。

午後:残りのセット(集荷に来てくれる宅配便)の荷作り。
15時頃から、引き続いて明日出荷分のセットの荷作り。18時頃に配達分は仕上がり。

月曜は真のバレーボールがないので、19時前から晩ごはん。



夕方のラジオで地熱発電の可能性をやっていた。
聴いていると、思っていたより地熱発電というのは課題が多いようだ。発電の仕方にはいろんな種類があるそうで、僕は単純に地中の熱でお湯を沸かしてタービンを回すようなイメージで、熱源は地球のマグマだから無尽蔵のように思っていたのだけれどそうではなく、地中にすでに存在する温水を汲み上げるとか、溜まっている水蒸気を噴出させるというように、有限の資源(いずれ枯渇するのでまた掘らないといけない)を利用する仕組みのものが実用化に近いような話だった(たぶん、です。違ってたらどなたか指摘してください)。

自然エネルギーも勉強しないといけない。
自然エネルギーという言葉でひとくくりにしすぎていたかも。火力発電の石炭も原子力発電のウランも天然の資源だし。

<本日の野菜セット>例
人参、大根、蕪(葉つき、または葉なし)、ほうれん草、チンゲン菜。
セットによって他に、葱、赤蕪、大豆などから。
※今週も品薄で、標準の最低金額より100円程度少なめ。
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明日のこと、未来のこと。

2012年02月12日 | 農と暮らしの日記
考えてますか? 未来のこと。

毎日、こう問われて胸が痛い。
小学校横の畑に行くときに必ずこの黄色い看板の前を通るので(写真は看板を横目に見る構図になっているけれど、普通は軽トラで正面からこの看板に向かって走り、そこで左折するから必ず目に入る)。

つらい問いだ。
それどころじゃない気分。これから明日の出荷に必要な野菜を、超品薄状態の畑から絞り出すように収穫してこないといけない。「未来」より「明日」の出荷だ。たしかに、来月のことも考えないといけないし、春の端境期のことも、この夏の畑のことも考えないといけない。来年のことも考えないといけない。考えないといけないことがいっぱいで息苦しくなる。でもまあ、いまはとにかく明日の出荷だと割り切り、現実モードで畑に来たところへ、「考えてますか? 未来のこと」。
運転席で、身をすくめてしまう。

でも、考えないといけない。
とりあえずは「来月のこと」くらいから。3月の出荷の見通しを考えないといけない。これはいまから播いたり植えたりして間に合うものではないから、主にはやりくりの範囲だ。「春のこと」なら、まだ播いたり植えたりが間に合うものもある。

というわけで今日はまた少し、播いたり植えたりした。
未来のことも少し、考える余裕ができた気がする。



日曜、ほぼ終日の晴天。気温もやや高め。
明日から月、火、水と傘マークが出ているので、その前にやっておくことが山盛り。

午前:8時頃からトラクタで耕耘作業あちこち。
主に春作・夏作の準備で3時間ほど。じゃが芋をまた少し植える。1時間ほど。

午後:葉ものを少しずつ、1時間ほどで播く。
薫にも来てもらってトンネル張り。40m1列なら、両端に杭を打ち、支柱で骨をつくってポリフィルムを張り、その上からまた支柱で抑えてという一連の作業で30~40分ほど。慣れてくると早いのだけれど、一日中これを何本も張るわけじゃないから、そのつど要領が体によみがえってくるのに時間がかかり、毎度のように手間取ってしまう。

夕方:明日出荷分の収穫を1時間半ほど。

バレーボールの真たちは優勝して(紙のまち杯)、夜はみんなで焼き肉に出かけた。薫も付き添い。
僕と渚はふたりで晩ごはん。



明日からは雨予報。
それで春が近づくのかと思ったら、また次の週末は氷点下の寒さになるという。



ホイットニー・ヒューストンが亡くなったそうだ。
僕はレコードを買ったり借りたりして聴くほど好きというわけではなかったけれど、たまたま学生時代に武道館でのライブを見た。1988年だと思う。どういう経緯だったか、1枚だけ余っているというチケットをもらったのだ。
48歳。そんなに若かったのかと驚く。
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就農7年目、草を焼く。

2012年02月11日 | 農と暮らしの日記
春どりの大根がトンネルの中でようやく芽を出し始めた。
何度も書いているように、うちでは大根はたいてい4粒播き。2本にまびいたのが「大根まびき菜」、さらに1本にまびく時に抜いたのが「抜き大根」として野菜セットにも入る。いま芽を出したばかりのこの大根が「まびき菜」になるのは3月後半、「抜き大根」は4月上旬、そして仕上がりの大根は4月後半からの見込み。



土曜、建国記念の日。
6年前の今日は同じ土曜日で、前の日に夜行バスで東京から西条に戻ってきた僕が、就農して初めての畑仕事をした日。その日は、使わせていただくことになった畑に残っていたマルチのくずを拾う作業をしたようだ。

その、「百姓志願」7年目に入った今日は天気もよく、終日の畑しごと。
渚も真もバレーボールで市内のあちこちへ遠征に行き、薫も真たちの当番で出かけた。

午前:温室の管理をしたあと、9時頃から畑へ。
枯れ草が枯れ木になっていた畑2枚を片付け。枯れ木を1列に集めて他の列をトラクタで耕耘して防火帯を作ってから点火。乾燥しているからよく燃える。風がさほどないように見えても、一度火がつくとそこから風が起きて一気に燃え広がる。火のおそろしさがよくわかる。

火と煙が落ち着くまでトマトの支柱などの片付け。
先週末、小学校の子どもたちが援農で途中までやってくれたので、あとは楽々。

14時前に帰宅、ひとりで遅い昼ごはん。
献立は、なんちゃってスパゲティ。茹で上がったスパゲティを皿に盛り、オリーブオイルとにんにく醤油を手早くかけて混ぜるだけ。そして今日は特別に生卵も落としてざっくり混ぜ、なんちゃってカルボナーラになった。全然なってないけど。片付けが簡単なので。

午後:洗濯ものを入れたり温室の管理をしてから15時半頃にまた畑へ。
枯れ木を焼いた畑やその他の畑をトラクタで順次耕耘、2時間ちょっと。17時半頃あがり。



昨日のLEDランタンなど、このところ節電モードに拍車がかかっている。
このブログを打つのも、今日(いま)みたいに18時台だと消費電力のピーク時間帯だからPCは電源を抜いてある。昼の時間などにプラグをさして本体内のバッテリーに充電しておけば、30分ほどならアンプラグドでいける。ただ、これはピーク時の消費電力を抑えるのに貢献しているかもしれないけれど、バッテリーというのは効率の面から見てどうなんだろう。AC電源から直接使うほうが無駄はないような気がする。なら、ピーク時にPCを使わないのが一番だ。

あと、どなたか教えていただきたいのですが。
昨日も写真に載せた携帯ラジオで僕はNHKラジオをよく聴くのだけれど、PCを使っているとき(いまです)はネットラジオの「らじるらじる」で聴いている。そうすれば携帯ラジオの電池は(ソーラー充電したとはいえ)使わずに済むし、どのみちPCをつけているなら、そこでラジオも一緒に聴いたって消費電力はさほど変わらないのではないかと思うからだ。

でも、違うかもしれない。
PCだろうが携帯ラジオだろうが、そこから音が出ていれば消費電力は同じかもしれない。いや、図体が大きいだけに、同じ音量でもPCのほうが電気を使っているのかも?
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太陽光で、LED行灯。

2012年02月10日 | 農と暮らしの日記
本日、新たに導入されたソーラー家電。
画面奥で輝くLEDランタンがそれ。手前左のソーラー充電器(単3、単4対応)、中央のAC電源用エネループ充電器(同)、右の携帯ラジオ(通常はエネループの単4×2本使用)と比べると大きさ(小ささ)がわかると思う。サクマのドロップ缶くらい。

LEDランタンは単3電池3本使用の11灯、「約20時間連続点灯可能」のこと。
フル充電に近い形で今日使用開始なので、何時間くらい持つか測ってみることにする。ま、20時間も連続でつけておくことはないから、ON/OFFを頻繁に繰り返す使い方だと、さほど持たないかもしれない。

わが家での主な用途は非常用ではなく日常の行灯(あんどん)代わり。
トイレに行くのに廊下に出た時、布団を敷く時、ちょっと倉庫に忘れ物を取りに行った時など、わざわざ部屋の明かりをつけなくても薄明りがあればいいという場合にこれを持ち歩くわけだ。

amazonで購入、送料込み330円。
「3個セットで820円」もあるらしい。



金曜、ほぼ終日の晴れ。昼過ぎに雲が広がり、ぱらっと小雨。気温は0~7℃くらい。
午前:先に机仕事して8時頃から野菜セット荷造り。昼前に追加の収穫をしてきて、先にごはん。
午後:配達には薫が出かけ、僕は宅配便や来訪の方のセットの仕上げ、伝票書き、箱詰めなど。
終わってから温室内でまたちょこちょことセルトレイに育苗の種播き。レタス類とキャベツを少しずつ。
18時頃あがり。

真は1日休んだだけで元気に登校。
単に食べ過ぎだったのだろうか。

<本日の野菜セット>例
小さめの人参、大根と小さい大根、葉なしの蕪と赤蕪、ほうれん草か小松菜、リーフレタス。
その他の野菜はセットによって、チンゲン菜、小さい白菜、キャベツ、里芋の衣かつぎ用、などから。
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寒さ続く、野菜は不足。

2012年02月09日 | 農と暮らしの日記
今日明日の野菜セットの一部に入るほうれん草。
10月末に播いたものを今日初めて収穫してきた。同時に播いた小松菜はほぼ収穫終了、蕪は収穫の中盤だから、ほうれん草はやはり時間がかかる。寒さの厳しい2月にこんなほうれん草があるのなら野菜セットもまだまだ大丈夫そうに見えるかもしれないけれど、このほうれん草もまだ小さく、本当はもっと畑に置いて大きくなるまで待ちたいところ。

だけれど、他の野菜がないからやむをえずの先食い、そしてまたどんどん畑が寂しくなっていく。
今日のセットにはついに大豆を入れた。



木曜、気温は1℃前後から日中も5℃くらい。
それでもほぼ終日、日差しがあったから外に入ればさほどの寒さは感じない。日陰に入ると途端に冷たさが身にしみる。

出荷は宅配便のみの木曜日。
午前:まずは昨日のうちに収穫してきてあった材料で荷作り開始。
8割がたできたところで早めの昼ごはん。

午後:追加の収穫を2時間ほど。
仕上げの荷作りを1時間半ほどして、17時を過ぎるほど今日は遅いので集荷は間に合わず、薫が宅配便センターに持ち込み。僕は明日出荷分の荷作りに着手。



真は未明から少し体調が悪く、学校を休んだ。
朝も昼も食べず一日中寝ていたけれど、晩ごはんにはようやく起きてきておかゆを少し。昨晩食べ過ぎたか、何かのウイルスか、それとも都道府県名テストでがんばりすぎたストレスか。再び布団に入る頃には元気を取り戻した様子でひと安心。

全国各地で大雪が続いている。
明日からは寒波が緩むようだけれど、週明けにはまた雨の予報が出ている。あれだけ乾いていた畑も少しずつ作業適期の日が限られる季節になってきた。ただでさえ野菜が足りない状況だから、こまめに作付けを進めていかなければ。

<本日の野菜セット>例
小さめの人参、大根と小さい大根、葉なしの蕪と赤蕪、大豆。
その他の野菜はセットによって異なり、しろ菜の値引き、ほうれん草、小松菜、サラダからし菜、里芋から1~2品。
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果菜類、育苗開始。

2012年02月08日 | 農と暮らしの日記
本日、夏の果菜類の育苗を開始。
まずは茄子と長茄子、ピーマンは普通のと肉厚のと、とうがらしは伏見甘と万願寺、以上でセルトレイ計5枚分を播いた。

写真はピーマンの普通の品種。
セルトレイは128穴を使い、育苗土は畑の土と一昨年の温床の土(元は山の落ち葉と米糠)。先細の割り箸で2穴ずつ穴をあけていき、そこにひと粒ずつ種を落としていく。写真に写っている種の袋に「128粒」とあるのは、種屋さんでセルトレイの穴数ぴったりを買ったから。葉ものなどの種は一回に播く粒数が多いから、普通は市販の1袋(1.2mlとか10mlとか野菜によって違う)を購入する。あるいは、20mlとか1dlとかを大袋から量って分けてもらうこともある。

一方、果菜類は粒数指定で買えると便利だ。
播く数が少なく、しかも高価なので、袋で買うと余ってもったいないから、これをしてくれる種屋さんはありがたい。今日は朝のうちに電話をしておき、昼頃に取りに行くまでに準備しておいてもらった。通販ではいろんな種を買うことができるけれど、こういうきめこまかいサービスはない(たぶん)。だから毎年、通販だけとか種屋さんだけというふうにはならない。種屋さんによってこういうサービスは異なるし、扱う種の種類も違う。通販もそれぞれに特徴がある。種の手配はあれこれ考えながら、「いいとこどり」になる。



水曜、曇りのち晴れ、夕方は俄かに曇って小雪が舞う。
午前:まず、春植えのじゃが芋の準備(芽かきなど)1時間ほど。
温室内の整理を2時間ほど。苗がどんどん増えてくるのでスペース確保、トンネル増設など。市内の種屋さんに出かけて戻り、昼ごはん。

午後:温室内で果菜類の育苗の種播き1時間半ほど。
15時過ぎから畑に出て明日出荷分の収穫など。

ついでに畑をあちこち見て歩く。
昨日の雨はたっぷり降ったと思ったけれど、耕耘してある畑はもう表面がさらっと乾いてきている。
トンネルの中で春大根が発芽を始めているのを発見。

18時前に戻り。
夜は19時半から、ゆうき生協の地区会運営委員会。



今夜はまた雪の予報。
そして明日も気温が上がらないようだ。本当にいつまでも寒い冬。みなさまもどうぞお気をつけて。
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徳島ラーメン、わが家でも。

2012年02月07日 | 農と暮らしの日記
「徳島ラーメン、ルーツの白系」とある。
小松島市の「岡本中華」、先々週の「香川徳島視察研修」のお土産で買ってきたのを今日の晩ごはんに家族みんなで食べた。豚骨醤油味の白いスープに細めの麺。僕が現地でいただいた「麺王」のように甘辛く煮た豚バラ肉の載った昨今の典型とは異なるタイプで、たぶんこれを「初めての徳島ラーメン」として食べると、強い印象は残さないような気がする。製造しているのはこんな会社、アイランド食品
徳島ラーメンは通販でも各種取扱いあり

なんて、とりあえず書いてみましたが。
食べ歩くようなラーメン愛好家ではないので(ラーメンは好きだけど)、論評はそんなところで。具にはもやし、冷凍コーン、葱を入れた。ゆうき生協で岡山の牡蠣を買っていたのでそれを入れたらどうかという案もあったけれど、そっちはやはり生で。



火曜、雨は朝方にあがり、あとは曇り空。気温は高め。
午前:温室の確認、管理をしたあと、あれこれ申込や書類作りなど机しごと。
新居浜への配達は薫が担当。昼前に市街に出て、青年農業者の会員のお父さんの告別式。税務署に寄り、戻って昼ごはん。

午後:春の作付けの計画など机しごと。



明日からまた寒くなる予報。
最低0℃前後、それでも日中は5~10℃と少しずつ暖かくはなる見込み。雨はわりとたっぷり降ったから、畑が使えるようになるまでは3~4日かかりそう。その前にまた降ったりすると春作の段取りがまた忙しくなってくる。

<本日の野菜セット>例
小さめの人参、大根と小さい大根、葉なし小蕪、小松菜、壬生菜、リーフレタス。
セットによって他に、まんば、葱、里芋から。
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雨。どうやら春が少しずつ。

2012年02月06日 | 農と暮らしの日記
最近のセットに入っている大根。
このところ「小さい野菜」のことばかり書いている気がするけれど、この大根もまた小さい。葉つきで1本700~800gくらい。調子のよいときの大根は1本が1.2~1.8kgくらいあるから、いかにも小さい。

とにかくこの冬は野菜が少なすぎる。
少ないからどんどん先食いしてしまい、十分に生育するのを待っている余裕がない。この冬はとりわけこの傾向が強いけれど、毎年似たような状況ではある。学習している部分もあるけれど、繰り返してしまう面も大きい。



月曜、予報より早く昨夜のうちに雨が降り始める。
朝がたまで雨、日中は曇り空、日が暮れてからまた雨。気温は高め。

午前:7時過ぎからセット荷造り。
9時半頃におおかたが仕上がり、あとを薫に任せて僕は一昨日播いた小松菜と蕪のトンネル掛け。ひと雨降って湿ったので、次の寒さを前に。当初は明日雨があがってからと思っていたけれど、ちょうど雨があがってくれたのでこのタイミングで。2列分を1時間ほどで完了。

市内配達は薫に任せて再び畑へ。
明日出荷分の収穫を雨があがっているうちに。戻って、薫も帰って来て遅めの昼ごはん。

午後:15時頃から、明日出荷分の荷作り。
18時半頃にひと区切りついてあがり、晩ごはん。今日の献立は、カレーに鰈(かれい)。何度も繰り返してつぶやき、喜んでいるのは僕だけ。



真が小学校で都道府県名テストをようやく合格してきた。
これまでは2割くらいしか正答できず、答案用紙に「ひえぇ~!」と朱書きされて戻される始末だったから、さすがにこれはまずいということでいわゆるテスト勉強をさせた。47都道府県の場所をひととおり白地図で拾い上げ、漢字で書くことができるようになってひと安心。といっても、たぶんすぐまた忘れるだろう。なにせ丸暗記なのだから。

テレビがないせいもあるのかもしれない、うちの子たちにはこういう基礎知識が欠落している。
ニュースやバラエティなどで「青森ではりんごの収穫が最盛期」とか「続いては福岡から九州地方のニュースを」みたいな情報に日常的に触れていれば、その蓄積で何県はどの辺で、どの県と近くて……というようなことが定着している気がするけれど、そういうのがうちの子たちにはないようだ。その代わりに「旅をして実体験」とかならいいのだけど、それもない。親はひたすら畑、子どもはひたすらバレーボール。



ラジオで電力会社から原発立地自治体への寄付金が多額にのぼるというニュースをやっていた。
電力会社は寄付金も経費として電力の原価に含め、そこに利益を上乗せするのだから赤字を気にせず寄付し放題、原発推進の巧妙な手口だ、これでは電気代を払う消費者はたまったもんじゃない、というような解説がされていたけれど、ものすごく違和感がある。なにをいまさらという気がする。原子力発電にそうしたなんともいえないお金が伴っていることは震災以前にもさまざまなメディアで報じられてきた。苦しいけれど、目をそらせてはいけない。
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畑の片付け、援農も得て。

2012年02月05日 | 農と暮らしの日記
トマトの畑の片付けにようやく着手。
写真の枯れ枝はトマトの株間に植えてあったバジル。

ぼちぼち今年のトマトの種を播こうかという時期になって、相変わらずののんきぶり。
で、写真のように今日は援農あり。真たちは今日、バレーボールの練習が休みなのだけれど、小学校(畑の隣)で6年生チームの応援があり、その試合の合間にチームメートたちも連れて畑に遊びに来てくれたので、30分ほど薫が指揮してトマトの支柱の紐を全部ほどいてもらった。ちょうどうちの母も来ていて、一緒に。

僕は隣の畑でこちらも畑の片付け。
ゴーヤーやらいんげん豆やらを不耕起で何作か続けて使っていた鉄パイプ支柱をいったん片付けて畑も耕耘することにした。草が草でなくなって樹になってしまったので。



日曜、ほぼ終日の曇り空。予報より早く午後からぽつぽつと小雨が落ち始める。
午前:9時半頃から畑に出て、上記のように片付けあれこれ。
午後:引き続き畑の片付け。支柱2組をなんとか分解、整理するところまで。枯れ草を焼くところまではできなかったのでそれは今度また。
夕方:小雨のなか明日出荷分の収穫を2時間ほど。17時半頃あがり。

明日の天気予報は雨。
すでに降り始めていて、これが降り続くかどうかは別にして、0時から24時まで傘マークがついている。



携帯ラジオの電池が切れたので、今日またソーラー充電した。
5~6時間ほど戸外に置いておいたけれど、ほとんど日差しがなかったから充電量もわずかだろう。この程度の充電で何時間くらいもつのだろう。通算時間を記録してみよう、なんていうほどの熱意はない。切れたらまた充電するだけ。

寒さが厳しく、四国電力も電力需給が逼迫しているようだ。
先週の金曜頃は午後5時~6時頃に使用率が97%というような数字だったらしい。たしかにこの時間帯は電気を使う。うちでも、台所と居間には照明が必要だし、作業場でも収穫して戻ってくる時間帯だから灯を付ける。石油ストーブは夜はあまり付けない代わりにホットカーペットを使う。炊事や風呂に水を使うから、そのたびに地下水をくみ上げるポンプの電気モーターが回る。

テレビもエアコンもないけど、電気はかなり使う。
いま午後6時台にパソコンを使っているわけだけれど、コンセントは抜いてある。バッテリーがいま残り46%と出ている。だけどバッテリーというのはロスもある気もする。困った。
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芋植え、麦踏み、種播きに鍋。

2012年02月04日 | 農と暮らしの日記
畑でトラクタに乗って耕耘をしていると……。
道を挟んだ向かいの裸麦の畑で楽しそうな乗り物が行ったり来たり。正式な呼び名は知らないけれど、後輪のタイヤで麦踏みをする機械。寒さの一番厳しい時期であり、しかも明後日から雨の予報なので、麦踏み日和といえる。



土曜、ほぼ終日の晴れ。低温ながら日差しがあるから、過ごしやすい冬の日。
午前:トラクタであちこち耕耘作業。
じゃが芋をまた少し植えて、トンネルの支柱を立てるところまで。

午後:薫と二人でトンネル掛け。
そのあと小麦の畑で麦踏み。こちらは面積もわずかだから足で踏んで歩く昔ながらのやり方で。途中、たまたま子ども連れで通りかかったHさんたちにも一緒に踏んでもらって大幅に時間短縮、三角ホーで条間の中耕除草まで1時間ほどで終了。また別の畑で小松菜と蕪を播いてトンネルの支柱を立てるところまで。

夜:18時半頃から家族みんなでご近所の同級生Kくんちに出かけ、鍋パーティ。
薪ストーブがとても暖かい。あれやこれやの話が尽きず長居してしまい、21時半頃にお開き。ごちそうさまでした。今度はまたうちでやりましょう。
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久々に、野菜セットの写真。

2012年02月03日 | 農と暮らしの日記
久しぶりに野菜セットの写真。
畑がどんどん下り坂でセット組みに胃が痛くなる毎日だから、写真どころではない気分。だけれど、たまには載せておかないと記録にもならないし、セットの写真の代わりに畑の写真にしたところで元がそっちなんだから同じようなものだし、それなら寒風のなか畑で撮るよりまだこっちのほうが楽だし。

胃が痛くなりながらも、一応の解説を。
今日のは「1~3人の1週間分が目安」の「小セット」。通常の小セットは1,200円~1,300円台ということになっているけれど品不足でこれは1,100円台。右側が根菜類で、大根1本、小さい大根2本、葉なしの中・小蕪、小さい(のしかない)人参、あとは葉もので、キャベツ、小松菜、リーフレタスの赤と緑。量も少ないけれど7品目と種類も少ない。



金曜、晴れ時々曇り、たまに小雪。0℃前後から5℃前後。
松山では昨夜から今朝にかけて、3cmほどの積雪があったらしい。日本全国、各地で「この冬一番」の寒さという。

午前:野菜セットの荷作り仕上げ、伝票書き。
薫が市内配達に出て、僕は宅配便など残りのセットの箱詰め、出荷仕上げ、温室内の仕事など。

午後:畑の見学のお客さん。
関東方面から今治市に畑ごと、動物ごと転居してきたKさん(おそるべき自給自足マン)がわざわざ訪ねてくださり、「ヤギ」つながりで近所のT鮮魚店(趣味がブルーベリー)夫妻も一緒に、ゆったりとした金曜の午後を過ごす。

夕方:畑で収穫少し。
戻って温室内でキャベツをまた少し播く。



<本日の野菜セット>例
冒頭の写真と記事を参照。
セットによっては他に、葱。あるいは、葉なし小・中蕪の代わりに葉つき中蕪。
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列島寒波、小雪舞う。

2012年02月02日 | 農と暮らしの日記
列島各地で大雪、当地も少しだけ降った。
相変わらず小さいままの小麦の畑もうっすらと雪化粧。 降ったというより風に飛ばされてきた感じで、畑に舞い降りてもなお、強風に飛ばされて風上から風下へと白い部分が移動している。



木曜、野菜セットは宅配便のみ。
朝は0℃前後、日中も5℃前後か。この冬一番の寒さとか。

午前:9時頃まで机しごと、していたら雪が降り始める。
日が高くなって凍っている野菜が溶けてきたら収穫に出ようと思っていたのだけれど、このまま積もったりしたら大変なのであわてて収穫に出る。小雪が吹きつけるなかで収穫1時間ほど収穫。まだ凍っているものもあるけどしょうがない。明日出荷の分もあわせて。昨日収穫してあった根菜類を薫が先に仕分けしてくれていて、そこへ新規収穫分も続けて調製、分配。

午後:引き続き荷作り。
14時半頃にひと通り終わって薫が伝票書き。僕は箱詰めなどしてから明朝出荷分の仕分け。17時半頃に畑に出て、追加の収穫1時間ほど。その足でホームセンターとスーパーで買い物。19時前に戻り、荷作りの続き。朝とってきた野菜についていた氷がまだそのまま凍っている。20時前あがり、真もバレーから戻ってきて晩ごはん。

<本日の野菜セット>例
小さい人参、大根と小さい大根、蕪(葉つき中蕪、または葉なし小蕪)、小松菜、壬生菜、リーフレタス(赤と緑セット)、葱。
セットによっては他に、小さいキャベツ、里芋。
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