38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

ほぼひと月ぶりの、本降り。

2011年04月18日 | 農と暮らしの日記
蕪のまびき菜がセットに入り始めた。
2月にトンネル播きしたものだけれど、思ったほど生育は速くなく、ようやくという感じ。それでも葉ものといえば春キャベツのほかは「菜の花三昧」だった野菜セットに新顔が登場するのはありがたい。



月曜、予報は昼頃から雨。そして……。
朝:6時過ぎからごはん。
午前:8時前に収穫に出て、ついでに、雨が降り出す前にとじゃが芋の中耕を始めたら管理機の調子が悪く中断。そうしたらもう降り始めた。収穫した野菜を載せて帰宅、セット荷造り。配達は薫が担当、僕は残りのセットの仕上げ。

午後:雨は本降り。
近所にUターンしてきた高校時代の同級生Kくんちに薫と一緒にお茶をいただきにいく。これから子どもたちも含めて家族ぐるみのおつきあいになる、楽しみ楽しみ。



ほぼひと月降りの本降りで畑は大喜び。
しかもそのまま日が暮れて、土はたっぷりと水を吸ってくれる。2日間は水やりしなくても済みそう。

<本日の野菜セット>例
里芋・じゃが芋のいずれかまたは両方、人参、蕪まびき菜、若どり小松菜、オニオン小葱、他にセットにより春キャベツ、菜の花。
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人参除草、先手先手で。

2011年04月17日 | 農と暮らしの日記
今日午前中に除草を始めて、午後にはそれが終わった人参の畑。
3月中旬に播いたこの春一番の人参で、そろそろ芽が出そろい、同時に草も目立ってきたから寒冷紗と不織布をはずし、ざあっと草をとってしまった。約20m×4条、それが2列なのでのべ約160m分。午前中に、たまたま来てくれた実家の母と授業参観から戻ってきた渚とが1列の3/4くらいを片付け、午後に僕と薫がその残りともう1列をやっつけて完了。6~7月に出荷する人参のこれが約半分になる。後半の分はまだ毎日水やり中。



日曜、予報通り晴れ。朝は少し気温が低く8℃くらいか。
朝:6時過ぎからごはん。真は昨日に続いてバレーの合同練習で丹原へ。
午前:渚は中学校最初の授業参観、僕と薫も9時からの授業に出かけた。担任が英語の先生なので今日も英語。TTでネイティブの先生も加わり、今日は「Do you like なになに or なになに?」の実践練習。ほんとに「なになにorなになに?」と声を合わせていて笑いがこらえきれない。なんだかとても初々しい教室だった。中学校の教室に入ったのは仕事でたまにあちこちの中学校におじゃましていた頃以来だから7年ぶりくらい。

昼まで、母と渚が人参の除草、僕はかたわらで水やり。
午後:残りの除草を薫と僕とで約2時間。僕はそのあとまた水やり、明朝分の一部収穫、18時戻り。真も練習から帰ってきてみんなで晩ごはん。



明日は昼過ぎくらいからまた傘マークが出ている。
もちろん、それがまったくあてにならないこの春だから期待してないけれど、期待はしなくても雨が降るとなればその前にしておかなきゃ!ということがいろいろある、っていうのが困る。準備はしておくから、とにかくそろそろ普通に降ってほしい。
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水を待つ畑、それがここにあるだけで。

2011年04月16日 | 農と暮らしの日記
夏の果菜類の苗が温室の中で順調に生育中。
今年は株数も現実的に計算してかなり絞り、またセルトレイからポットへの移植が遅れないようにと強く意識してみたこともあり、5月上旬に植える茄子、ピーマン・唐辛子類、トマト、胡瓜の苗は例年になくしっかりと管理された状態で育っている。温室が自宅敷地内、それも作業場からも家の玄関からもすぐ目と鼻の先に建てられたことで、温度や水の管理など目が行き届いているのも大きい。



土曜はセットの出荷のない畑仕事中心の曜日。
予報に出ていた昨日午後から夜の雨は結局降らず、また今日も水やりが必要。
朝:6時過ぎからごはん、真はバレーの練習で薫はその当番、中学校の部活動がまだ始まらない渚もその同伴で。
午前:机仕事して10時頃から温室内で種播き少し。11時頃から水やりに出て13時戻り、ひとりで昼ごはん。
午後:別の畑で水やり、あちこちの草取り、トンネルの管理など。途中、小松のKさんご一家が来訪、夕方はまた水やり、じゃが芋の追肥など、18時過ぎ戻り。



昨日の「雨なし」はまたまた痛い。
ちょっと降ってくれれば水やりは不要になり、そのぶんの時間を除草や育苗の種播き、冬の畑の片付け、あるいはもっと贅沢に昼間の机しごとなどに振り向けられるのに、毎日3~4時間が如雨露の先から乾ききった畑のごく表層へと消えていく。その作業中も携帯ラジオのイヤホンからは被災地の困窮の様子がひっきりなしだから、畑にやる水が目の前にあるだけでありがたい、それ以前に水をやらなきゃいけない畑がここにあるだけありがたい、そんなふうに、走り回りながらもちろん思うわけだけれど、これほど降らない春はそれでも「想定内」ではあっても、やはりお天道さまに「なぜ?」と聞きたくなる。
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春の野菜も、少しずつ。

2011年04月15日 | 農と暮らしの日記
久しぶりに、最近の野菜セット。
今日の「中セット」の一例で、前回載せた3/10のセットとはあまり違わないような感じだけれど、実は少し中身が違っていて、それは大根が秋播きのではなく冬播き春どりのものになり、葉ものも今年に入ってから播いたトンネル栽培のものに変わったこと。ま、いずれにしても引き続き「端境」のセットであることには変わりない。

この中セットは総額で1,530円。
里芋0.42kg250円、じゃが芋0.4kg160円、人参0.4kg200円、春どり大根0.95kg190円、春キャベツ2個で1.0kg200円、オニオン小葱0.08kg80円、蕪まびき菜0.15kg150円、チンゲン菜まびき菜0.15kg150円、菜の花(小松菜)0.15kg150円。



金曜、予報では昼過ぎから雨。
朝:6時過ぎからごはん、真と渚はそれぞれいつもの時刻に登校。
午前:セットの荷作り仕上げは薫に任せて僕はスナックエンドウの定植、じゃが芋の除草と中耕、育苗用の土とり。追加の収穫して戻り、昼ごはん。
午後:どうやら雨は降らないようなので(ネットの雨雲レーダー)やはり今日も水やり。16時頃に戻って机しごとなど。

<本日の野菜セット>例
上記の通り。
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畑の乾燥、片付けははかどる。

2011年04月14日 | 農と暮らしの日記
畑が乾いているから、冬の畑の片付けがどんどん進む。
いち早く収穫が終わったほうれん草のところにはトンネルで小松菜が生育中、その向こうのトンネルには蕪、チンゲン菜、ルッコラが同居、さらに奥の畑には先日植えたズッキーニのトンネルが3本。その奥はうちではなくお隣の裸麦、もう穂がどんどん出ている。トラクタで次々に耕耘している手前の畑には5月上旬に南瓜とズッキーニ、5月下旬にさつま芋を植える予定。そのあとはまた秋冬の畑に……。



木曜のセット出荷は宅配便のみ。予報通りの晴天、高温。
朝:6時過ぎからごはん、今日も真は7時過ぎ、渚は7時半過ぎに登校していく。
午前:8時台に畑に出て今日と明日の出荷用の野菜を収穫、荷造りは薫に任せて畑に戻り、今日も水やり。
午後:引き続きセット荷造りは薫任せ、僕はあちこちをトラクタ耕耘作業、そしてまた夕方には水やり。

夜:今日は青年農業者協議会の役員会。
いつもは会議だけやって解散なのだが、今日は今年度の反省会も兼ねてJR壬生川駅近くで焼き肉で一杯、じゃなく、ごはんも3杯(本日欠席のブルーベリーT君から「僕の分も食ってきてください」と頼まれたので)、ビールたぶんも3杯(これは頼まれてない)、おなかいっぱい。明日も早起きなので途中辞去し、21:41の各駅停車で西条へ。その途中駅で「おやまあ、こんなところで」という方が乗り込んできて西条駅までお話。伊予西条―伊予氷見の電車通勤、ご苦労さまです。というか楽しそう……。

明日は午後から雨の予報。
あてにしてないけど、あてにしたいこの異常乾燥。春作でこれほど毎日の水やりに追われていては夏に余力を残せない。

<本日の野菜セット>例
里芋・じゃが芋のいずれかまたは両方、人参、春どり大根、春キャベツ、菜の花、オニオン小葱、セットにより蕪まびき菜、ルッコラ、チンゲン菜などから。
※「オニオン小葱」は玉葱の植え残した苗(葉つきミニミニ玉葱)。蕪まびき菜は今春初。
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4/29(祝・金)ゆうき西条でみせ@産業文化フェスティバル。

2011年04月13日 | 農に関する情報
4/29(祝・金)10~15時。
ゆうき生協(愛媛有機農産生活協同組合)の西条・周桑地区会が恒例のフェスティバルに初出店! 西条商店街と古川玉津橋線を中心に開催される同フェスの「ふれあいエコひろば」(旧「大屋」前あたり)にテントを張ります。その場で食べられる「ゆうき食材おすすめ盛り合わせ」なんと100円!のほか、ゆうき生協取扱の調味料(塩、醤油、油など)、加工品(削り節、カレー、お茶など)、お菓子(チップス、せんべいなど)、日用品(ラップ、キッチンペーパーなど)、地元生産者の有機野菜などを展示即売。もちろん組合員以外の方のご来店もお待ちしております。さらに詳しいことをお問い合わせの場合は藤田家族まで。電話・fax.0897-53-1351、またはメールで。
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春、もう後戻りはないような。

2011年04月13日 | 農と暮らしの日記
春の豌豆類がどんどん大きくなっている。
昨日も今日も霜注意報が出てはいるけれど、実際の気温は最低で5℃以上、最高は20℃近くあり、日中は本当に春爛漫の陽気。



水曜、野菜セットの出荷のない日。終日ほぼ晴天の予報。
朝:6時過ぎからご飯、真が先に登校、渚も8時前には家を出る。
午前:市街に出てスーパー出荷、保育園は人参が終わってしばらくお休み。温室内で茄子の移植。昼前に畑に出て、グリーンツーリズム協議会のUさん畑の見学、あれこれお話しして13時過ぎ帰宅、ごはん。
午後:温室で移植の仕上げしてから畑に出て水やり、じゃが芋の中耕、その他あれこれ作業、18時あがり、戻って晩ごはん。

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原発事故、チェルノブイリ級とか。

2011年04月12日 | 農と暮らしの日記
うちの近所、戻川(もどりかわ)橋から見た室川(むろかわ)土手の桜。
ちょうど2か月前は雪景色、春と冬は隣合わせなのに、四季の移り変わりの中ではいちばん劇的に変化する“お隣さん”かもしれない。



火曜、霜注意報が出ていたけれど、どうやら霜は降りなかった様子。朝の最低気温は5℃。ほぼ終日の晴天。
朝:6時過ぎからごはん、真は7時過ぎに家を出て小学校へ、渚も半過ぎに家を出て中学校へ。
午前:野菜セットの荷作り、途中で追加の収穫に出て、ついでにあちこち、トンネル開けたり水やりしたり中耕したり。昼に戻ってごはん。
午後:配達は薫と渚が行き、僕は温室で唐辛子類やトマト類の移植。これで夏の果菜類の前半はほぼ移植完了。
夕方:畑に出て明朝出荷分の収穫、真のバレーの迎えに行って一緒に自転車で帰宅、19時半頃から晩ごはん。



東日本では最高で震度6弱の「激しい余震」が相次ぐ。
原発事故は事故の重大性がチェルノブイリと同等の「レベル7」への引き上げが発表された。

<本日の野菜セット>例
里芋・じゃが芋のいずれかまたは両方、人参、春どり大根、春キャベツ、菜の花、小葱、その他セットによりルッコラ、チンゲン菜まびき菜、ヨゴレマメ(地豆)から。
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中学校入学式、地震1か月。

2011年04月11日 | 農と暮らしの日記
本日、中学校の入学式。
いったい誰が中学生?という気もするけれど、とにかく時は足早に過ぎて渚が中学生である。30年前、入学式そのものは覚えていないけれど、その後の中学生活は小学校とは比べられないくらい鮮明に記憶している。あんな時代を、自分の子どもがもう送る年になったのだと思うと、「早いものだ」ということよりも、「子ども」と「おとな」とどっちかと言われれば、もうずっと「おとな」のほうに歩いてきているのだなと感じる。



月曜、晴れ、午後は曇り。
朝:6時過ぎからごはん。
午前:7時前に収穫に出て8時前戻り。すぐに自転車で家を出て中学校の入学式へ。11時前戻り。セット荷造りを仕上げて配達。
午後:14時頃に戻って遅昼。すぐにまた畑に出て、じゃが芋の中耕、あれこれの水やり、明朝出荷分の一部収穫、18時半戻り。

地震から1か月。
まだ強い余震が続き、避難生活もなお続き、発電所の事故処理も先行き不透明。

<本日の野菜セット>例
里芋・じゃが芋のいずれかまたは両方、人参、春どり大根、春キャベツ、菜の花、ルッコラ、チンゲン菜まびき菜、小葱、から。
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ズッキーニを植えて、夜桜。

2011年04月10日 | 農と暮らしの日記
今年もこの季節、夜桜。
飯盛会の恒例行事で、昼間の花もいいけれど、日暮れて桜を見上げるとやはりこれはこれで替えがたい美しさがある。



日曜、予報通り晴れ。そしてまた今日も高温。
午前:9時頃からズッキーニの定植作業。トラクタで耕耘、管理機で畝立て、セルトレイから苗をとって植え付け、畝の両端に杭を打ち、団ポールでトンネル支柱を立てて寒冷紗を張り、その上からトンネルを被せてさらにダンポール支柱で抑えのトンネルをして完了。たった66本の苗を植え付けるのに、これだけの作業完了まで約5時間。葉境期の手間ということもあるけれど、本当に時間がかかる。

午後:あちこちの水やり、じゃが芋の中耕作業。
夕方になって明日出荷分の人参、大根などの収穫。統一地方選の日、県議会議員選挙の投票に行ってから、17時頃から冒頭の夜桜の準備。

夜:18時から花見。20時過ぎか半頃にお開き。
例年よりかなり早めに皆が弁当の風呂敷を包み始めたのは、寒さのせいか、いやたぶんそれよりも、やはり「花見気分」ではないからだろう。酒席の話題もほとんどが、ひと月前に発生した大地震のこと。自分としては、華美な行事だから自粛、しようという思いはないし、といって、使うお金は使って経済を回すことが支援だ、という考えもない。ただ、誰かと何かを共有したい、時間を共に過ごしたいという気分はたしかにある。
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温室、サイド換気完成。

2011年04月09日 | 農と暮らしの日記
この春最初に植えたじゃが芋、その発芽がほぼ揃った。
一番手の春じゃが芋がこんなふうにきれいに発芽したのは就農以来初めてかもしれない。というのは、これまではほとんど、草のほうが先に出始めて芽が出る頃には畑が緑一色、「発芽が揃った」という状態にするまでにかなりの除草作業が必要だったから。それが、この春は鍬で畝の上をさっとひっかいて草の発芽を遅らせたのが1回、そこに管理機を1度通して土をかけ、これも抑草に役立ったかもしれない、とにかくその程度の作業で写真のように芽が出揃ってくれた。



土曜、夜中に雨がたっぷり降り、午前中はその雲が残ったけれど午後は快晴。
朝:7時頃からごはん、市街に出て保育園納品、スーパー出荷。
午前:温室内でピーマン、唐辛子類の移植。薫の従姉妹親子は昼前に大阪に帰っていった。
午後:引き続いて移植の作業、そのあといよいよ温室の左右の換気窓を開ける工事。「くるくる」と呼ばれる巻き取り器具も取り付けて完了。日中は40℃近くになっていたから、ぎりぎりで間に合った感じ。



予報の雨は昨日の日中は「はずれ」と思ったが、夜になってたっぷり降った。
それでも、乾き続けていた畑だから、今日はもう昼頃には畑はまたからからになっている。それでもたぶん、地中には多少の水分が蓄えられているから、種を播いたもの、苗を植えたものはしばらく水やりなしで育ってくれるだろう。
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小学校入学式は、雨模様。

2011年04月08日 | 農と暮らしの日記
最近の食卓から、菜の花チャンプルー。
いま藤田家族の旬の食材といえばこの菜の花。他の野菜がないので。菜の花はたびたび書いているように市販の「ナバナ」ではなく小松菜のトウ立ちしたもの。小松菜のほかに白菜、蕪、チンゲン菜などもあったのだけれど次々に終わってしまい、いまはひたすら小松菜の花を収穫している。そして、スーパーなどで売れ残ったものが毎日のように食卓に(というか「毎食」に近い)。

菜の花の料理は「おひたし」が基本形。
シンプルに醤油と鰹節でおいしいし、ほうれん草や春菊と同じように胡麻和え、白和えにも。出汁醤油、辛子醤油、酢味噌などを使えば目先が変わり、これにイカやタコを茹でて和えると立派な主菜になる。浅蜊(あさり)や蛤(はまぐり)と一緒に昆布出汁で潮風味に仕立てるのもよし。めばるなどの煮魚に若芽の代わりに添えるとかアクアパッツァに加えるのも春らしい。

イタリアンならニンニクと炒めて。
オリーブオイルとよく合い、アンチョビ、ベーコン、豚バラ薄切り、海老、ちりめんじゃこ、ゆで大豆などと多様なコンビネーションが楽しめる。しかもそれはそのままでも上等だが、スパゲティなどパスタにたっぷり使ってもいい。新玉葱の水にさらしたのやレタス、さっとゆでた春キャベツなどにざっと和えれば春爛漫のサラダになる。

玉子とも相性がいい。
炒めて玉子とじもおいしいし、ゆるくとじて親子丼ふうに。花が開き始めた黄色味と玉子の黄身がシンクロして彩りもきれいだ。人参や玉葱、じゃが芋なども使ってオムレツ、あるいは、和風に「菜の花の出汁巻き」なんかはどうだろう(これ、単に思いつき)。お花見のお弁当に巻き寿司やちらし寿司を作るなら青物は菜の花に。



金曜、予報は朝から弱い雨だったが、午後に時々弱い雨。
午前:市街に出て保育園納品、スーパー出荷。入れ替わりにセット配達は薫。
僕は飯岡小学校の入学式に来賓の代理(飯盛会)で出席。新1年生は59人で2クラス。始業式もあって真も今日から4年生、担任は3月まで渚の受け持ちだった先生で、またまたいろいろ楽しそうだ。

午後:みんなは新居浜の県立総合科学博物館へ。僕は温室内でピーマンの移植、2品種で約200本。
“援農Sさん”もお子さんの入学式でとんぼ返り帰省中、野菜の受け取りで寄ってくださる。
夜:真はバレーボールの練習で、卒団した渚も久しぶりに練習に顔を出した。

<本日の野菜セット>例
里芋・じゃが芋のいずれかまたは両方、人参、春どり大根、春キャベツ、菜の花(小松菜)、小葱、他に一部セットにヨゴレマメ(地大豆)。
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雨を前に、葱の仮植え。

2011年04月07日 | 農と暮らしの日記
またまた似たような写真で、これは九条太葱。
これまで藤田家族の葱は主に「一本太」「白葱」「根深」などと呼ばれる軟白部の長いタイプのものを作っていて(この冬は育苗失敗でありませんでしたが)、この九条葱は初挑戦。昨秋10月上旬に種を播いたものを今日ようやく仮植えした。本当はもっとしっかりした苗を植えたかったが、管理が行き届かず小さいし葉色も悪いし。だけどまあなんとか今後につないだ。3本ずつを約15cm間隔で植えてある。栽培の本を見ると、これを7月上中旬頃にいったん掘り上げ、1週間ほど地面に並べて干し、さらに2~3週間は稲木などに掛けてからからに干したものを8月中下旬に植え付けるという。なんだか信じられないような育て方だ。



木曜、予報通り今日も晴天、高温。週間予報は変わらず明日は雨の見込み。
朝:7時台にごはん。市街に出て保育園、スーパー。
午前:セット荷造りは薫に任せ、僕は畑であちこちのトンネル開放(通風)、昨日播いた人参・葱の寒冷紗掛け、昨日植えた白菜・レタス類の水やり、最後に追加の収穫(葉もの類)、途中でmizuさん来訪、戻って昼ごはん。

子どもたちはMさん引率、サンドイッチ弁当を作って丹原総合運動公園。
朝のうちから出かけたかと思っていたら、弁当作りに時間がかかり(というか、時間をたっぷりかけて楽しみ)昼過ぎに出かけたそうだ。

午後:引き続き荷造りは薫担当、僕はまた畑でじゃが芋の除草、ほうれん草の除草、そして冒頭の九条葱の仮植え、最後に育苗用の土とり。雨を前にやれることをできるだけという感じでフル回転して戻り、19時頃からみんなで晩ごはん。

<本日の野菜セット>例
里芋・じゃが芋のいずれかまたは両方、人参、春どり大根、春キャベツ、菜の花(小松菜)、小葱、一部セットにはヨゴレ豆。
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大人も子どもも、春の畑へ。

2011年04月06日 | 農と暮らしの日記
玉葱がこのところ急に大きくなってきた。
といってもいつもの通りこんな感じの写真だとどれだけ大きいんだかわからないと思います、ごめんなさい。要するに、まだ小さいのでこんな写真。大きくなってきたといっても植え付けが遅れたからまだまだ。それでも、「大丈夫かいな」というような苗だったのが葉色もよく元気になってくると、それだけでうれしい。この時期にこんな状態でいいわけはないんだけど、「いま、どうか」より「どっち向いてってるか」が大切。受験勉強の時に覚えた英語の例文にそんなのがあって、当時の気分にぴったり来たのかしばらく「座右の銘」みたいにあちこちに書いていたことがあったが(四半世紀も前……)、いまとなってはその英文そのものも忘れてしまった。ラーザー・ザンみたいなやつだったか。そういえば今朝もまた受験の頃の夢を見た。



水曜、セットの出荷のない曜日。予報通り今日も快晴、今日も高温。
朝:7時前にごはん。市街に出て保育園とスーパー、そしてお店用の納品1つ。
こないだ自転車で行ったのと同じところで、オステリア アリエッタさん。うちの最近の人参を気に入ってくださり、乳製品と組み合わせてラビオリに。なんだか、かわいい子に旅をさせた気分、えらく遠くへ行ったものだ。それにしても、おいしそう。野菜って、自分が長い時間かけて仕上げているつもりだけれど、その先のほうが長いのかもしれない。

午前:滞在中の薫いとこMさん親子もうちの子たちも一緒に畑へ。
春の白菜の苗が仕上がってきたので、一緒に植え付け。そのすぐ隣の小松菜の終わった列を手作業で片付けてもらい、そこをトラクタで耕耘。そちらはあとで僕と薫がレタス類を定植。子どもたちには明日と明後日出荷分の人参を抜いてもらって、“実習”終了、帰宅。

昼ごはんは昨夜に続いてMさんが台所に。
持ってきてくれた食材を駆使して「オリーブと菜の花のスパゲティ、トマトソース」。なんだかいつものトマトソースより濃厚な印象。オリーブも、ふだんそんなに強列に食べたいと思う食材じゃないけど、やっぱりおいしい。豊かさを感じる。もっとも、うちでたまにでも買うようになったら大変。こんなときだけの楽しみに。

午後:薫と僕とでレタス類あれこれの定植の続きで、とりあえず計500株ほど終了。
僕はそのあとあちこち耕耘、人参や葱類(リーキ、その他)の種播き、育苗用の床土とり、明日出荷分の大根などの収穫、などなど。19時前に帰宅。

夜:みんなは晩ごはんで、僕は自転車で市街へ。
19時半から、ゆうき生協の地区会の会合で、4/29(金・祝)の産業文化フェスティバル出店の詰めの話し合い。その場で食べて頂く「ワンプレート」みたいなのの内容決定(営業企画なので採算度外視!絶対にお得)、その他の物販(加工品、調味料、菓子類、日用品など=ふだんは組合員しか買えません)の概要決定、当日の担当割り振りなどなど。あらためてご案内しますが、10-15時、西条市の中心商店街(アーケード)と古川玉津橋線(ふるたま線、くすのき通り)の伊予銀~郵便局の間、辺りを会場にした西条市の春の大イベントです。ゆうき生協のテントは旧「大屋」南側。21時半終了、22時前に帰宅。



明日は深夜から、あるいは明後日の朝から雨の予報。
この数日、乾燥して気温も高かったから、あれこれ播いたり植えたり芽が出たりしたものがかなり苦しそう。この季節は毎年、雨が多くて悩まされることが多いのだけれど、今年は畑しごとがはかどった半面、少雨で困る。ある程度たっぷりと降ってほしい(「ある程度」っていうのがまたわがままなのですが)。
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桃の節句に、桜を愛でる。

2011年04月05日 | 農と暮らしの日記
市内、武丈公園の桜は昨日今日の陽気で開花がどんどん進んだようだ。
藤田家族も本日、滞在中の薫の従姉妹Mさん親子と一緒に出かけて花見。こんなに咲いているとは思わなかった。この調子だと今週末が満開、あるいは一部早い花は金曜に予報されている雨で散り始めるかもしれない。



火曜、旧暦で弥生の三日。予報通り朝は冷え込んで2~3℃。軽く霜が降りた。日中はこれも予報通りの快晴で気温も鰻登り。
朝:7時頃からごはん、市街に出て保育園納品、スーパー出荷。
午前:10時頃から新居浜方面への配達。正午過ぎに戻り、すぐに弁当持ってみんなで上記の武丈公園へ。
午後:到着後すぐに弁当を開いて、そのあとみんなは芝生の河川敷や川原で遊んで、僕はひと足先に帰宅して温室内で豆類の育苗の種播き、茄子の移植など。

夜:真はバレーで20時前帰宅。晩ごはんはMさんが腕をふるってくれて全体的にはイタリアン!な食卓。
渚の嫌いな浅蜊(あさり)も今日は西条産があったということで特別に登場、酒蒸しに。

<本日の野菜セット>例
里芋・じゃが芋のいずれかまたは両方、人参、春どり大根、春キャベツ、菜の花(小松菜、蕪)から。
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