38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

いんげん定植、そして雨。

2011年04月27日 | 農と暮らしの日記
1週間前に播いた2回目のズッキーニの苗。
昨日あたりから発芽が始まっていて、順調にいけば約2週間後、5月上旬に定植予定。1回目のズッキーニは先日も書いたようにトンネルの中でのんびりと生育中、そのあとにこれが続けて収穫できるようにというねらいなのだけれど、さてさて。

なぜそうなったか忘れたけれど、うちでは72穴セルトレイの若苗定植が定着している。
欠点は発芽が揃わなかった時(たいてい揃わない)、スペースが狭いから苗の優劣が顕著に出て、遅れた苗は取り返しが利かなくなること、定植適期が3~4日と限られていること(雨天続きだと焦る)、利点は小さい面積で育苗できること、育苗期間が短いから(3週間以内)楽なこと、また植えたあとの活着が早いこと(活着までの灌水も苗が小さいから絶対量が少なくて済む)。だから、種代はかかるけれど必要量の2倍ほど播き、定植適期の苗だけ使う。



水曜、予報は曇り、昼頃から雨。しかし朝から晴れて気温は昨日に続いて25℃くらいまで急上昇。
朝:6時過ぎからごはん。温室の水やりなど。
午前:8時半頃から畑に出て、つるなしいんげんの定植。不耕起の畝に2本ずつ30cm株間で2条植え。

10時過ぎに畑の見学で松山からIさん、初めての来訪。
僕と同い年で親は農業、自身は会社勤め、どこかの段階で農業に舵を切りたい、しかも有機で、という考えがあってあちこち見学しながら構想を練っているところのようだ。ひと通りうちの畑を案内し、人参の草をむしりながらあれこれ情報交換させていただく。12時過ぎまで。

午後:14時頃から、ようやく空が曇ってきた。
ぽつぽつと雨も降り始めたから、あさって29日の産業文化フェスティバルの準備の机しごと。今日は販売するゆうき生協供給品の値札書き。ふだん自分で注文するわけじゃないから、その商品がどういう特色を持っているのか、カタログや現物のラベルを見ながら文面を考える。

夜:渚、真ともバレーボールの練習がないので早めに18時半頃から晩ごはん。
実家から鯛をもらったので、1尾は刺身に、1尾はまるごと、春キャベツ(うちの畑のB品)と早生玉葱(ゆうき生協で買った)と一緒にフライパンで蒸し焼きに。塩・胡椒だけの味付けでたまらない旨さ。食後は引き続いて値札書き。



雨はいまのところ、まずまずの量。
明朝までにまた降ればかなりの量になるけれど、そろそろあれこれの植え付けの季節なので、とりあえずこれくらいでいいかな。植えたあとにまた降ってもらえれば、ということで。
コメント
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