38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

ズッキーニを植えて、夜桜。

2011年04月10日 | 農と暮らしの日記
今年もこの季節、夜桜。
飯盛会の恒例行事で、昼間の花もいいけれど、日暮れて桜を見上げるとやはりこれはこれで替えがたい美しさがある。



日曜、予報通り晴れ。そしてまた今日も高温。
午前:9時頃からズッキーニの定植作業。トラクタで耕耘、管理機で畝立て、セルトレイから苗をとって植え付け、畝の両端に杭を打ち、団ポールでトンネル支柱を立てて寒冷紗を張り、その上からトンネルを被せてさらにダンポール支柱で抑えのトンネルをして完了。たった66本の苗を植え付けるのに、これだけの作業完了まで約5時間。葉境期の手間ということもあるけれど、本当に時間がかかる。

午後:あちこちの水やり、じゃが芋の中耕作業。
夕方になって明日出荷分の人参、大根などの収穫。統一地方選の日、県議会議員選挙の投票に行ってから、17時頃から冒頭の夜桜の準備。

夜:18時から花見。20時過ぎか半頃にお開き。
例年よりかなり早めに皆が弁当の風呂敷を包み始めたのは、寒さのせいか、いやたぶんそれよりも、やはり「花見気分」ではないからだろう。酒席の話題もほとんどが、ひと月前に発生した大地震のこと。自分としては、華美な行事だから自粛、しようという思いはないし、といって、使うお金は使って経済を回すことが支援だ、という考えもない。ただ、誰かと何かを共有したい、時間を共に過ごしたいという気分はたしかにある。
コメント
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