38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

人参発芽、桜もちらほら。

2011年04月04日 | 農と暮らしの日記
この季節、同じような写真が頻繁に出てくる。
今日のは人参。時間はかかったけれど“自力”で発芽した。自力というのは夏場のように毎日の灌水なしに、ということ。播種からほとんど雨が降っていなくても、そして気温は低めでも、やはり春播きは夏播き(秋播き)に比べて格段にやりやすい。春の人参は収穫期間が5月後半~7月の2か月ちょっとで秋冬の11~4月前半の半分だから、量もその程度。それでもあれこれ植え付けや種播きの忙しい季節、しかも草の生育はどんどん上り調子なので、除草がまたまた大きな課題になってくる。早めに「援農募集」しときます、早めにお問い合わせください。



月曜、昨日と打って変って春の陽気。市内各所の桜も少しずつ開き始めた様子。
朝:ごはんのあと市街に出て保育園とスーパー。
午前:そのまま宅配便センターで野菜セットを出荷、さらに市内配達。戻って明日出荷のセットの荷作り一部着手(根菜など)。

午後:明朝分の収穫(葉ものなど)、15時頃、松山から実家に1泊帰省中の兄一家が来訪。渚・真と従姉妹2人も久々に会って、さらにうちに滞在中の薫の従妹の子も一緒に子どもたち5人と大人も5人で近くのグランドへ。男組はサッカー、女組はバドミントンやバレーで小1時間遊んで大人はくたくた。夕方、セット荷造りを仕上げて19時頃からごはん。

<本日の野菜セット>例
里芋・じゃが芋のいずれかまたは両方、人参、春どり大根、春キャベツ、菜の花(小松菜、蕪、チンゲン菜から1~2種)、小葱(九条葱の苗……)。
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防災訓練。花見は欠席。

2011年04月03日 | 農と暮らしの日記
薫が作ったケークサレ、渚がつくったクッキー、など。
きょうは偶数月第1日曜開催の「青空マーケット」に久しぶりの出店。薫、渚、真の3人で。僕は留守番。今回は野菜の端境期ということで、写真のような「調理品」主体で店を出した。野菜は里芋、じゃが芋、人参、菜の花のみ。渚はバレーボールを引退しているから時間があり、真もたまたま今日は練習がないので同行。



日曜、予報にあった未明の雨は降らず、日中はほぼ予報どおり曇りのち晴れ。
朝:6時過ぎ、市街スーパーに先に行き、7時頃からごはん。

午前:3人は冒頭の青空マーケットに出かけ、僕は9時過ぎから町内の防災訓練。
集会所に200人ほどが集合し、消防署の方の指導のもと、はしご、たんかなどの実習訓練、防災用の備品の説明など。ここ戻川は自主防災組織があり、訓練も他の町内に比べると時間をかけて行われているようだ。11時終了。このあとは町内の花見、だけど、わが家は残念ながら不参加。ここに引っ越してきて初めての花見ということもあり、出店がなければぜひとも家族みんなで参加したいところだったのだけれど。

消防の方の1人が、東日本大震災の現場に救助で派遣されていたそうだ。
見渡す限り360度が津波にのまれたがれきの原で、とにかく警報・注意報を甘く見ず、的確な「避難」をすることが第一であると力強く話していた。もちろん今回の津波は「甘く見る」どころの規模とはかけ離れていたわけだが、当地で高い可能性が指摘されている南海地震、東南海地震については、慣れ、思い込み、あなどり、そうしたものをできる限り排除する姿勢を肝に銘じたい。

午後:というか昼前から畑の水やり。
とにかく雨が少ないこの春、今日は未明か昨晩遅くかに雨が降る予報だったのが結局降らず、定植したキャベツ類や種を播いた春の葉ものに少しずつだけれど水をやる。その後、明朝出荷分の収穫、17時戻り。薫たちもその頃に戻り、そしてほぼ同時に大阪から薫の従妹とその息子が到着。幼稚園も春休みなので。僕は野菜セットの荷造りを途中まで。19時過ぎからにぎやかに晩ごはん。



今日は朝のうちは太陽が姿を見せず気温が上がらなかった。
午後には日差しも出て少し暖かくなったけれど、とても花見にふさわしい陽気ではない。旧暦で見ればこんなものなのかもしれないけれど、いつまでも旧暦通りということはないはず。急に暖かくなる時期が来るはずで、そのときまでに何をしておかなければいけないのか悩ましいところ。
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4/3(日)青空マーケット。

2011年04月03日 | 農に関する情報
西条市丹原町の恒例イベントに久々に出店します。
野菜は少なめで、人参、じゃが芋、里芋、菜の花くらい。その他に、ケーク・サレや焼き菓子などを用意する予定です。場所はいつもの野島さんちです、わからない方は藤田までご連絡ください。
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里芋植え付け、毎年暑い。

2011年04月02日 | 農と暮らしの日記
じゃが芋が発芽し始めている。
写真のように、まだほんのかすかに……という程度だけれど、これから暖かい日が続けば次々に芽が出てきそう。



土曜、予報通り晴れ時々曇り。今日も日中はかなり気温が上がった。
朝:7時頃からごはん。市街に出て保育園納品、スーパー出荷など。
午前:里芋の収穫をしてその中から種芋を選別。

午後:里芋の種芋選別の続きをして、トラクタ耕耘のあと里芋の植え付け。昨年より3日早い。
手順は昨年と同じく、平畝に種芋を植え込んだあと今年初の地下足袋で踏みつけて、管理機で浅く畝立て。それにしても、里芋を植える頃は毎年どうしてこう気温が高いのだろう。朝晩は冷え込んでいるのに花見の頃になると昼間がやたら暑い。今日もTシャツになりたいくらいだったけど、“肌着”っぽい白いのを来ていたので我慢して長袖。

今年は昨年より1列多い6列のべ約240m。
種芋は昨年の畑から3種類をそれぞれ約250個ずつとって。就農以来最も寒い冬だったことで芋も傷みが多く、種芋も出荷用とぎりぎりの選択をしながら選びとった。こんな冬が当たり前になるとしたら(温暖化の影響で)里芋の越冬の仕方も考えなければいけない。

夕方:里芋の植え付け完了(写真右手の黒々しているところ)。
そのまま管理機を隣のじゃが芋畑に映して最初の中耕。発芽が揃わないうちに土を薄くはねあげて被せ、初期の草を抑えるのが目的。別の畑で明日の出荷分を収穫したあと、19時半過ぎ、バレーボールの真を迎えに小学校に行って帰宅、20時頃から晩ごはん。



市内の桜はぼちぼち咲き始めているようす。
例年ならこの週末が花見の最盛期だけれどやはり今年はちょっとまだ早い。といって来週末だとこの1週間の気温によっては遅いかもしれない。週後半、小学校の入学式頃がちょうど見ごろかも。
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キャベツ類、定植完了。

2011年04月01日 | 農と暮らしの日記
不耕起の畑で生育中の空豆。
やはりこの数日は暖かいのだろう、日ごとにその丈を伸ばし、また花の数を増やしている。ひと月前にはこの畑でまだ脇役のような感じだったのが、さらに数日前に草を刈ったこともあって、ようやく「空豆の畑」として見られるようになってきた。まだ茄子や唐辛子の枯れ樹が残っていて、これも早めに刈ってしまう予定。



金曜、予報通り今日もまた晴れ時々曇り。気温は5℃前後から15℃前後。
朝:7時過ぎからごはん。
午前:出荷と配達は薫に任せ、温室の管理と家の中や周りの片付け。

午後:乾燥続きなのでこの春初めてタンクを軽トラに積んであちこち水やり。
そのあと、茎ブロッコリィ約180本とキャベツの残り苗150本ほどの植え付け。これでこの春のキャベツ類はすべて定植完了。明日出荷分の収穫をして帰宅。
夜:渚と真も大阪から高速バスで帰ってきて、久しぶりに家族4人で晩ごはん。



人参と葱苗の芽がようやく少しずつ出始めた。
これだけ乾燥しているから明朝にでも少し灌水しようかと思っていたが、あと2~3日で発芽が揃えばその必要もない。しばらく様子を見ることにする。

<本日の野菜セット>例
里芋・じゃが芋のいずれかまたは両方、人参、春どり大根、春キャベツ、菜の花(小松菜、蕪、チンゲン菜などから)、他にセットにより小葱、ヨゴレマメ(地大豆)。
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