38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

大人も子どもも、春の畑へ。

2011年04月06日 | 農と暮らしの日記
玉葱がこのところ急に大きくなってきた。
といってもいつもの通りこんな感じの写真だとどれだけ大きいんだかわからないと思います、ごめんなさい。要するに、まだ小さいのでこんな写真。大きくなってきたといっても植え付けが遅れたからまだまだ。それでも、「大丈夫かいな」というような苗だったのが葉色もよく元気になってくると、それだけでうれしい。この時期にこんな状態でいいわけはないんだけど、「いま、どうか」より「どっち向いてってるか」が大切。受験勉強の時に覚えた英語の例文にそんなのがあって、当時の気分にぴったり来たのかしばらく「座右の銘」みたいにあちこちに書いていたことがあったが(四半世紀も前……)、いまとなってはその英文そのものも忘れてしまった。ラーザー・ザンみたいなやつだったか。そういえば今朝もまた受験の頃の夢を見た。



水曜、セットの出荷のない曜日。予報通り今日も快晴、今日も高温。
朝:7時前にごはん。市街に出て保育園とスーパー、そしてお店用の納品1つ。
こないだ自転車で行ったのと同じところで、オステリア アリエッタさん。うちの最近の人参を気に入ってくださり、乳製品と組み合わせてラビオリに。なんだか、かわいい子に旅をさせた気分、えらく遠くへ行ったものだ。それにしても、おいしそう。野菜って、自分が長い時間かけて仕上げているつもりだけれど、その先のほうが長いのかもしれない。

午前:滞在中の薫いとこMさん親子もうちの子たちも一緒に畑へ。
春の白菜の苗が仕上がってきたので、一緒に植え付け。そのすぐ隣の小松菜の終わった列を手作業で片付けてもらい、そこをトラクタで耕耘。そちらはあとで僕と薫がレタス類を定植。子どもたちには明日と明後日出荷分の人参を抜いてもらって、“実習”終了、帰宅。

昼ごはんは昨夜に続いてMさんが台所に。
持ってきてくれた食材を駆使して「オリーブと菜の花のスパゲティ、トマトソース」。なんだかいつものトマトソースより濃厚な印象。オリーブも、ふだんそんなに強列に食べたいと思う食材じゃないけど、やっぱりおいしい。豊かさを感じる。もっとも、うちでたまにでも買うようになったら大変。こんなときだけの楽しみに。

午後:薫と僕とでレタス類あれこれの定植の続きで、とりあえず計500株ほど終了。
僕はそのあとあちこち耕耘、人参や葱類(リーキ、その他)の種播き、育苗用の床土とり、明日出荷分の大根などの収穫、などなど。19時前に帰宅。

夜:みんなは晩ごはんで、僕は自転車で市街へ。
19時半から、ゆうき生協の地区会の会合で、4/29(金・祝)の産業文化フェスティバル出店の詰めの話し合い。その場で食べて頂く「ワンプレート」みたいなのの内容決定(営業企画なので採算度外視!絶対にお得)、その他の物販(加工品、調味料、菓子類、日用品など=ふだんは組合員しか買えません)の概要決定、当日の担当割り振りなどなど。あらためてご案内しますが、10-15時、西条市の中心商店街(アーケード)と古川玉津橋線(ふるたま線、くすのき通り)の伊予銀~郵便局の間、辺りを会場にした西条市の春の大イベントです。ゆうき生協のテントは旧「大屋」南側。21時半終了、22時前に帰宅。



明日は深夜から、あるいは明後日の朝から雨の予報。
この数日、乾燥して気温も高かったから、あれこれ播いたり植えたり芽が出たりしたものがかなり苦しそう。この季節は毎年、雨が多くて悩まされることが多いのだけれど、今年は畑しごとがはかどった半面、少雨で困る。ある程度たっぷりと降ってほしい(「ある程度」っていうのがまたわがままなのですが)。
コメント
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