38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

雨予報も、夜桜強行。

2010年04月11日 | 農と暮らしの日記
毎年恒例の夜桜。
地域の農業者のみなさんの集まりで、会場もいつも通り少し山のほうへ上がったところにある古い庵。このわずかな標高差(20~30m?)のせいか樹のそもそもの性質なのか、とにかく平地の桜よりも満開が数日遅いので、「そういえばそろそろ花見を……」と思いついてからカレンダーを見ても間に合う、そんな便利な観桜ポイントである。

天気予報は「夜から雨」。
しかし前倒しで朝から降り始め、止んではまた降り、また止んで……という一日だったから、もう誰もが「雨天時は○○の2階で」という事前の案内通りに動き始めていたに違いない。が、しかし。「いまは降ってないんだから、予定通り外でやろう」という、まあそう言われればその通りの理屈によって強行。その強引さが雨雲も吹き飛ばしてしまったのか、雨は最後まで降らず、ブルーシートでにわかごしらえした屋根も不要だった。

飲み、食べ、しゃべって約4時間。
田んぼの貸し借りのこと、籾播きなど今年の稲作の準備のこと、餅米のこと、大豆のこと、地域の若者の働き場所のこと、筍のこと、猿のこと、山道のこと、などなど、勉強になることも多く、またいくつか話が前に進んだこともあり、2,500円の贅沢な仕出し弁当もおいしかったし、カセットコンロの直火で沸かしたやかんのお酒もおいしかった。



日曜。昨日に続いて渚と真はバレーボールの大会(今日は決勝トーナメント)で薫も手伝い。
午前:いんげんの定植、蕪、ラディッシュなどの種播き。明朝出荷ぶんの一部収穫(雨が降ると泥だらけになってしまって荷作りに困る人参、大根、新玉葱)。天気が悪い間は朝の気温も高いようなので、雨をたっぷり吸わせるために大根、人参、白菜のトンネルを全開にしておく。
午後:小雨のなか、トラクタであちこちの耕耘(主に冬の畑の片付け)。
夕方:17時過ぎから冒頭の花見の準備。花見は18~22時頃。



それにしても(と何度も書いているけど)、よく降る。
明日(月曜)も終日雨の予報。この雨のあとは気温が再び下がるそうなので、雨で散らずに残る桜は次の週末までもつかもしれない。
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