38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

小学校入学式は、雨模様。

2011年04月08日 | 農と暮らしの日記
最近の食卓から、菜の花チャンプルー。
いま藤田家族の旬の食材といえばこの菜の花。他の野菜がないので。菜の花はたびたび書いているように市販の「ナバナ」ではなく小松菜のトウ立ちしたもの。小松菜のほかに白菜、蕪、チンゲン菜などもあったのだけれど次々に終わってしまい、いまはひたすら小松菜の花を収穫している。そして、スーパーなどで売れ残ったものが毎日のように食卓に(というか「毎食」に近い)。

菜の花の料理は「おひたし」が基本形。
シンプルに醤油と鰹節でおいしいし、ほうれん草や春菊と同じように胡麻和え、白和えにも。出汁醤油、辛子醤油、酢味噌などを使えば目先が変わり、これにイカやタコを茹でて和えると立派な主菜になる。浅蜊(あさり)や蛤(はまぐり)と一緒に昆布出汁で潮風味に仕立てるのもよし。めばるなどの煮魚に若芽の代わりに添えるとかアクアパッツァに加えるのも春らしい。

イタリアンならニンニクと炒めて。
オリーブオイルとよく合い、アンチョビ、ベーコン、豚バラ薄切り、海老、ちりめんじゃこ、ゆで大豆などと多様なコンビネーションが楽しめる。しかもそれはそのままでも上等だが、スパゲティなどパスタにたっぷり使ってもいい。新玉葱の水にさらしたのやレタス、さっとゆでた春キャベツなどにざっと和えれば春爛漫のサラダになる。

玉子とも相性がいい。
炒めて玉子とじもおいしいし、ゆるくとじて親子丼ふうに。花が開き始めた黄色味と玉子の黄身がシンクロして彩りもきれいだ。人参や玉葱、じゃが芋なども使ってオムレツ、あるいは、和風に「菜の花の出汁巻き」なんかはどうだろう(これ、単に思いつき)。お花見のお弁当に巻き寿司やちらし寿司を作るなら青物は菜の花に。



金曜、予報は朝から弱い雨だったが、午後に時々弱い雨。
午前:市街に出て保育園納品、スーパー出荷。入れ替わりにセット配達は薫。
僕は飯岡小学校の入学式に来賓の代理(飯盛会)で出席。新1年生は59人で2クラス。始業式もあって真も今日から4年生、担任は3月まで渚の受け持ちだった先生で、またまたいろいろ楽しそうだ。

午後:みんなは新居浜の県立総合科学博物館へ。僕は温室内でピーマンの移植、2品種で約200本。
“援農Sさん”もお子さんの入学式でとんぼ返り帰省中、野菜の受け取りで寄ってくださる。
夜:真はバレーボールの練習で、卒団した渚も久しぶりに練習に顔を出した。

<本日の野菜セット>例
里芋・じゃが芋のいずれかまたは両方、人参、春どり大根、春キャベツ、菜の花(小松菜)、小葱、他に一部セットにヨゴレマメ(地大豆)。
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