38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

夏野菜たっぷりの、セット。

2008年07月16日 | 農と暮らしの日記
最近の野菜セットは、こんな感じ。
これは大セット(1800円前後)より少し大きめ、月1回のセットの例。茄子が豊作なので長茄子とあわせてたっぷり入り、人参や玉葱は小さいもの、トマトはミニと大玉の2種類が入っている。



野菜セットの出荷のない水曜(上の写真は7/17撮影)。
朝:5時すぎから収穫、ごはん、市街出荷・納品。
午前:トラクタであちこち耕耘(秋冬作の準備)。薫は葱苗の除草。
午後:晴れているけれど、たまっている机しごとを約2時間。
夕方:明朝出荷ぶんの一部収穫、19時あがり。
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茄子、早くも盛り。

2008年07月15日 | 農と暮らしの日記
いちばん最後に植えた茄子。
気温が日ごとに上がる春夏は、あとから植えたものほど生育が速く、先の茄子に追いつきそうな勢いで実をつけ始めている。これは今年初めてつくる品種で、育苗している時期に「ちょっと茄子が足りなさそう」と思って隣の新居浜市にある種屋さんで買い求めた種。いまのところ順調なので、このままいい感じなら来年からもラインナップに加わりそう。(撮影07/17)



野菜セットの多い火曜、今日も晴れ予報。
朝:5時から収穫、ごはん、市街出荷・納品。
午前:野菜セットづくり、10時すぎから新居浜方面に配達。
午後:草の管理だけ任されている畑の草刈り約1時間半。
夕方:じゃが芋の収穫、ほか明朝出荷ぶんの一部収穫。19時前あがり。薫は田の草取り、ほぼ終了。



<本日の野菜セット>例
玉葱・赤玉葱、じゃが芋各種、人参、茄子・長茄子、ピーマン、万願寺甘とうがらし、トマト(大玉、中玉、ミニ、調理用から)、ズッキーニ、いんげん、などから。
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つるむらさき、命つなぐ。

2008年07月14日 | 農と暮らしの日記
先日、草の中から救出したつるむらさき
その後は豊かな日照を得てぐんぐん育っている。出荷はつるが伸び始めてから。だから、おそらく7月末頃からだろうか。例年よりかなり遅い。(撮影07/17)



晴天予報が続くなか、新たな一週間が始まる、月曜日。
朝:5時すぎ収穫開始、ごはん、市街出荷・納品。
午前:野菜セットづくり、小松方面に配達、戻ってトラクタ耕耘、田に水30分。
午後:遅昼のあと机しごと少々、じゃが芋収穫、明朝分の一部収穫、18時半あがり。



<本日の野菜セット>例
玉葱・赤玉葱、じゃが芋各種、人参、茄子・長茄子、ピーマン、万願寺甘とうがらし、トマト(大玉、中玉、ミニ、調理用から)、ズッキーニ、いんげん、などから。
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高校野球、2回戦へ。

2008年07月13日 | 農と暮らしの日記
調理用のトマト。
加熱することで濃厚な旨味が出るタイプのトマトで、これは支柱で栽培するほうの品種。空中に浮かんでいるから、地這いのものと比べると肌がきれいだ。味の違いはまだよくわからない。だから毎年、両方の種を買い(細かい品種はいろいろありますが)、苗を育てている。



今日も降らない。高温・晴天の日曜。
朝:5時半頃から畑に出てまずオクラの下草刈り、収穫、市街出荷。
午前:田んぼの草とりを薫と2時間ほど。隣の畑のじゃが芋の茎葉を搬出。
午後:収穫済みのじゃが芋の仕分け・貯蔵を少し。机しごと約1時間。
夕方:16時頃から見学の方が来訪、畑で立ち話(暑い中ありがとうございました…)、明朝出荷ぶんの一部収穫、18時あがり。
夜:ネットでの種の注文、3日間たまったブログ、いまそれが終わりつつあるので、新聞やら借りてきた本やら読まなきゃ……と思うがもう22時半だからあまり時間がない…。



田んぼの草取りは2日目。
今日で全体の3/4くらいが終わったが、先日終わったところを見るともう新しい草がけっこうしっかりと出始めている。が、そこにあまり目を奪われると作業が進まないので、とにかく「ひととおり」を済ませることに全力をあげたが、今日は途中終了。渚と真は隣の空いている畑で炎天下にもかかわらず走り回っている。



夏の高校野球、西条高校は松山商に勝って初戦突破。
13-5、7回コールド



しばらくしっかりした雨は降りそうもない。
そろそろ茄子などには水がほしいところだし、植えてから雨がない太葱も心配だ。
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万願寺、かまたまうどん。

2008年07月12日 | 農と暮らしの日記
万願寺とうがらしも、セットに入り始めている。
ししとうよりはピーマンに近い大きさで、うちの食卓ではピーマンの代わりのように使われる場合が多いけれど、本来は「京野菜」であり、上品に天ぷらや網焼きなどがいいようだ



梅雨明けから1週間が過ぎ、暑い週末、土曜日。
朝:5時半から収穫、ごはん、市街出荷・納品、買い物少し。
午前:じゃが芋掘り1列、早めに帰って昼ごはん。
午後:里芋の除草、つるなしいんげんの誘引、トマトの下草刈りなど、17時半に早めにあがり。



薫が今日も教習所なので、昼ごはんは僕と子ども二人。
半生うどんを茹でて、子どもたちはいつものように冷やして自家製のつゆで。こういう冷やしうどんに、万願寺のてんぷらなんかを添えるのもうまそう。僕はちょっとこれがやりたくなって、「かまたま」。醤油をかけたが、子どもたちと同じ麺つゆでもよかったかも。
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野生は、強し。

2008年07月11日 | 農と暮らしの日記
里芋に「何か」が、からまっている…。
紫色の…、そう「つるむらさき」。昨年はここが茄子とピーマン中心の畑で、その畝間を広くとってつるむらさきを1条育てていたのが、どうやら種を落として今夏また出てきたようだ。わざわざ種を播いたほうのは草に埋もれて大変だったのをようやく救出したばかりだというのに、こちらは里芋にも、その里芋に襲いかかる草にも打ち勝ってこの通り。まあ、見るからに強そうな、そして食べてもその強い個性に「好き」か「嫌い」かはっきり分かれてしまうというこの野菜の生命力が見てとれる。



梅雨明け直後の大雨以降、降らない日が続いたが、今日は曇りの金曜日。
朝:5時から収穫、ごはん、市街出荷・納品。
午前:セット仕上げ、10時半からあちこちの草刈り。刈り払い機で茄子、ピーマン、枝豆、空芯菜などの株のまわり、というか畝の左右両端を軽く刈って13時。
午後:トマトの整枝・誘引などを約4時間、18時あがり。
夜:西条地区青年農業者連絡協議会の「野菜実践班」の総会(壬生川)。



青年農業者の「野菜班」には昨年も参加。
昨年はこの総会がちょうど台風前夜で大変だった。今年はとうとう「班長」のお役目がまわってきた。就農3年目の自分より若い人たちがみんなもうひと通りの役目を済ませている「先輩たち」なので、やむをえない…。

今夜の総会には6名と事務局(県の職員のかた)が出席。
会場が西条市のかなり西のほう、JR壬生川駅近くだったので、僕は自転車で西条駅まで行き、そこから各駅停車の予讃線。ちょうどこの時間帯は高校生の帰宅に重なり、車内は大変なにぎわいだった。家に残った家族3人は小学校の親子地区会で、夏休みの過ごし方などを集会所で話し合ったようだ。



<本日の野菜セット>例
玉葱・赤玉葱、じゃが芋、人参、茄子、ピーマン、万願寺甘とうがらし、トマト(大玉、中玉、ミニ、調理用から)、ズッキーニ、いんげん、などから。
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長茄子、好調。

2008年07月10日 | 農と暮らしの日記
長茄子も出荷が始まっている。
今日のはちょっと大きくなりすぎた感じ。長茄子は焼き茄子に最適と、藤田家族のなかでは、そういうことになっている。四季折々、藤田家族の食卓には「ばっかり食」が並ぶわけだが、夏の茄子はその筆頭格かもしれない。茄子はたくさんできる一方で人気もあるので、いわゆる“売れ残り”はほとんどない。

虫食いもほとんどない。
のだけれど、たまにとても固くなっているのや裂けてしまっているもの、長茄子の曲がりのひどいの、などがあって、それらはどんどん台所に持ち込まれる。だから必然的に、ばっかり食。飽きないのが不思議、とにかく夏にはいくらあってもいいという野菜である。



梅雨明け後、晴れが続いて週の後半、木曜日。
朝:5時から収穫、ごはん、市街出荷・納品(スーパー、保育園、個人)。
午前:宅配便の野菜セットづくり、昼前後の2時間はトマトの整枝・誘引。
まんがら農園の野満さん(りえさん)が立ち寄ってくださる。
午後:野菜セットの納品書書き、箱詰めなどで15時。
夕方:トラクタで秋冬向けの畑の準備耕耘、青年農業者のさつま芋畑の周回部分の耕耘(草が出始めているので)、明朝出荷の一部収穫、19時すぎあがり。
夜:渚と真がバレーなので20時から晩ごはん、21時半から田んぼに水入れ。



<本日の野菜セット>例
玉葱・赤玉葱、じゃが芋、人参、茄子、ピーマン、万願寺甘とうがらし、トマト(大玉、中玉、ミニ、調理用から)、ズッキーニ、いんげん、などから。
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田の草取り、開始。

2008年07月09日 | 農と暮らしの日記
調理用トマトの現在。
これは支柱仕立てにする品種で、別の畑には支柱なしの地這い(放任)栽培のものがある。どちらもそろそろ収穫開始、とはいえ生食用のトマト(大玉、中玉、ミニ)と比べると収穫適期の幅が長いので(数日~1週間くらいか)、毎朝あわててとらなくても、注文が入ったり、他のトマトの収量が少ない日にまとめて、といった具合で調整が利くので重宝する。おそらくいわゆる“棚持ち”もいいので、セットに入っても使いやすいと思われる。生食トマトに加えて、または生食用の代わりにセットに入れてほしいという希望のある方はご連絡ください。いまのところ中玉と同じ600円/kg。



野菜セットの出荷がない水曜、しかし朝はいつもと同じ。晴天。
朝:5時から収穫、ごはん、市街出荷・納品(スーパーと保育園)。
午前:いよいよ田んぼの草取りに着手、二人で約3時間、半分を終了。
午後:玉葱の仕分け・保存を1時間、畑の草刈り(主に畦草、約2時間)。
夕方:明朝出荷ぶんの一部収穫、田んぼに水入れ約40分、19時あがり。
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じゃが芋掘り、続く。

2008年07月08日 | 農と暮らしの日記
田んぼの現在、近寄った画像。
ご覧のとおり、草が……。いよいよ待ったなし、というか、もうかなり遅いがしょうがない、やるしかない。この時期に田んぼに入って除草するなんて3年目で初めて。過去2年は「よしよし、米糠が効いとる」と安心していたところだが、今年は目に余る。



出荷の多い火曜日、朝から真夏の太陽である。
朝:5時過ぎから収穫、ごはん、市街出荷・納品。
午前:野菜セットづくり、11時すぎから新居浜に配達・納品、12時半戻り。
午後:炎天下のじゃが芋掘り(メイクイン)1時間半、畦草刈り30分、戻って真の宿題ちょっと見てやる、16時半から再びじゃが芋掘り1時間半、田に水入れ、トラクタ耕耘作業、明朝ぶんの一部収穫、19時あがり。パラパラとかすかな夕立。

夕方、珍しく学校横の畑周辺には他の農業者の方々が勢揃い。
うちのように野菜を毎日出荷している方はこの畑のまわりにはいないので、ときどき軽トラが止まっていると「おっ、今日は何の作業だろう」と遠目に様子を見て勉強させてもらうというのが常なのだが、今日は里芋畑にたぶん除草と追肥の作業の方あり、麦収穫後の畦草刈りの方あり、そして茄子の大量収穫の方あり。

僕はその近くでトラクタ作業。
じゃが芋の畑が草だらけなのだが、とても近日中には収穫しきれないので、とりあえず民家やよその畑に隣接する部分(畑の周回)だけ先に掘り上げてしまい、そこをトラクタで耕耘しておくことにしたわけだ。こういうのをお茶を濁すというのだろう。



<本日の野菜セット>例
玉葱・赤玉葱、じゃが芋、人参、茄子、ピーマン(または万願寺甘とうがらし)、トマト(大玉、中玉、ミニから)、ズッキーニ、ブロッコリィ側花蕾または茎ブロッコリィ、いんげん、などから。
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石鎚の、大糞流し。

2008年07月07日 | 農と暮らしの日記
田んぼの現在。
6/21の田植えから2週間が過ぎ、(これが田植え1週間後)、苗は活着した模様で少しずつがっちりしてきているが、一方で早くも草が目立ち始めている。1,2年目はこんなことはなかった気がする。この段階で草が気になるというのは確実に草の出方が早いということに違いない。やはり昨年、種を落としすぎてしまったかという心配が現実のものになっているように思う。

田植えのあと、水は毎日30~40分入れている。
減水深(一日に水かさがどれだけ減るか)は約2~3cm、昨年まではすぐにもぐらが穴を開けて水がどんどん抜けていたので、今年はこのまま真夏の乾きやすい時期も水持ちのよい状態が続いてほしいところ。



梅雨が明け、今日から始まる新しい一週間は太陽マークの続く予報。
朝:5時から収穫、市街出荷。
午前:野菜セットづくり、小松方面の配達、戻ってトラクタであちこち耕耘。トマトの整枝・誘引など。
午後:遅昼のあと14時半~17時に葱の定植。
夕方:明朝出荷ぶんの一部収穫(人参、ズッキーニなど)、田の水入れ、18時あがり。



冬の葱の定植、前半がやっと終わった。
梅雨明けの発表があった金曜に、週末に植えるつもりで苗を畑からとって来たのだが、なんとその夜から翌日にかけて大雨が降り、今日やっと畑が乾いて耕耘し直し、なんとか植え終えた。苗はかなりへろへろだが、葱は強いので植えておけばなんとかなるだろう。

ところでこの梅雨明けの大雨のこと。
ブログでも散々嘆いていたら、小松の「デイサービス池さん」の“変集長”みかさんが教えてくれた。それによると、梅雨が明けたらしいよと利用者さん(おじいちゃん、おばあちゃんたち)に言ったら、まだ梅雨は明けてない、なぜなら「石鎚の大糞流しが降ってないから」だという。これ、久しぶりに聞いた、というか、ほとんど忘れていたが、たしかに子どもの頃に聞いたことがあった。7月1日の山開きに多くの登山者(修験者)が訪れるので、そのあとに大雨が降って……という話。気象庁の発表という「情報」に振り回されてしまった失敗をブログに書いたけれど、こんな言い伝えが頭にあったら、行動も違っていたかもしれない。農業者が山のことを忘れてどうする。



<本日の野菜セット>例
玉葱・赤玉葱、じゃが芋、人参、茄子、ピーマン(または万願寺甘とうがらし、伏見甘長とうがらし)、トマト(大玉、中玉、ミニから組み合わせ)、ズッキーニ、ブロッコリィ側花蕾、いんげん、などから。
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大きい野菜、小さい野菜。

2008年07月06日 | 農と暮らしの日記
いま収穫中のつるなしいんげん。
これまでに作ったつるなし種のなかでは莢の“大きい”部類に入る。名前がそういう名前だったので買ったわけだが。というのも、全体的に藤田家族の畑は野菜が小さめで、間違って“プチ”なんとか……とかいう名前の種を買った日にゃ、仕上がった野菜はプチどころか“ミクロ決死隊”みたいなのになってしまいかねないので、種を買うときはなるべく“豊産種”とか“大粒”“生育旺盛”とか書かれているのをまずチェックするのが習慣である。もちろんそれだけで決めたりはしないけれど、わざわざ“小さめ”と書かれているのを選ぶことはまずない。



金曜に梅雨明け、土曜に大雨、そして真夏の青空の日曜日。
朝:5時過ぎから収穫、スーパー出荷。
午前:さつま芋の除草に着手、2時間。今年は出遅れていて、ようやく“救出”の様相。
午後:「食卓の向こう側に見えるもの」学習会に薫とふたり参加。
夕方:明朝出荷ぶんの一部収穫、いつもより少し早めに18時半あがり。



「食卓の向こう側」の学習会はおもしろかった。
講師は西日本新聞の佐藤弘さんで、まあ内容は知っていることばかりといえばそうなのだが、やはりこうやって人の口から話を聞くというのはそれだけではない力があり、何か行動への動機付けが強まるように思う。会場は100人以上の参加者だっただろうか、思いのほか若い方々もいた。しかしやっぱり、この話はもっと若い世代、中高生、大学生、20代の社会人あたりに聞いてもらいたい内容だ。

人はいつかは気づく。
そして、そのあとずいぶんたって実際に行動するようにもなる。いつかは人は動くものだと思う。だけれど、それでは遅いんだなぁということがたくさんあるような気がする。世の中いろんなところで衝突とか行き違いとかが起きているけれど、基本的に、向かっている大きな方向はわりと同じなんではないか。違うのはそのスピードとか、どの段階にいまいるのかということ。それを「反対のほうを向いている」と言ってしまうことで、せっかくうまくいく糸口があるのに糸をこんがらがせてしまっている……ようなことが、わりとたくさんあるんじゃないかなぁと思う。

高校時代に暗記した英語構文の例文にこんなのがあった。
「大切なのは、いまどこにいるかということよりも、むしろ、どこに向かっているかということである」。肝心の英文は忘れてしまったが。
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7/6(日)学習会「食卓の向こう側」in西条

2008年07月06日 | 農に関する情報
食の現状を多面的にルポして話題を呼んだ西日本新聞の連載「食卓の向こう側」。その担当編集委員・佐藤弘さんの講演と学習会。詳細はこちら
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梅雨明け翌日、土砂降り。

2008年07月05日 | 農と暮らしの日記
毎月恒例、西条市商店街「五日市」。
今月は土曜日ということで普段より人出が多いだろうなと事前に予想しつつ、さらに昨日梅雨が明けたことで好天も期待され、それに対して用意できる野菜が種類・分量とも限られるのが残念……と思いつつ前夜に夜鍋で少し準備し、寝床に就いた。

……のであるが、夜中に雷鳴と共に大粒の雨音。
雨は朝になっても止まず、茄子など「朝どり」の野菜の収穫も雨のなか、出荷の荷積みも雨のなかで、「いったいどこが梅雨明けなんだ!」と大混乱のうちに朝の納品、出荷と済ませて出店場所の商店街へ。いつもより遅く“開市”9時ほぼジャストの到着、そこから野菜を並べたり値付けをしたりと準備開始で大忙し。

がしかし、どうやら五日市のお客さんに天気は関係ないらしい。
市街地の商店街でわりあい恒例の方が多く、自転車や歩きの方が中心と思われるのに、出足は好調。外の雨足の強さがはっきり伝わるアーケードの中はいつもの五日市と変わらぬ賑わい(といっても、まあいつもと変わらない程度ということですが……)。薫も家の片づけをしてからバスで(!)追っかけてきていつも通り二人で店番。渚はバレーの練習試合、真は僕の実家。



それにしても、この雨はなんなのか。
梅雨が明けて今後しばらくの予報も太陽マークがずらりと並び、しかも今日明日は週末だというので昨日急いで葱の苗を「たっぷり」とったばかりなのに、これだけ「たっぷり」雨が降ってしまったのでは植えるに植えられない。こういうのを「梯子を外された」というのだろう。

昼に閉店、あちこち寄って14時半戻り。
宅配便で送る臨時の野菜セットを仕上げて15時、葱の苗をしばらく保管しておくための作業を1時間ほど(米袋を開いた紙でくるんで立てて冷暗所に置いておく)、その後、家族3人は地域の方々とバーベキューがあるというので出かけていった。僕もうかがうつもりにしていたのだが、ちょっと予定変更し、畑へ。

手元が見えなくなる20時前まで作業。
伏見甘長とうがらしの支柱立て、茄子とトマトの整枝・誘引、2番手の葱苗の除草など、各20分ほどでできるのに普段はその時間がとれないあれこれの作業を畑の中を動き回りながら次々に済ませ……ているうちに、なんとまた雨だ。

明日このまま晴れたらあさっては葱の定植ができるかも…。
……とか昼間は思っていたところへまたまたの雨で、これはもう梅雨明けどころではないのではないか。どうやら今回は「情報」に振り回されてしまったようだ。「梅雨明け」という情報さえなければ、もう少し地道に、いつ雨が降っても大丈夫なように、トラクタを使うべきところは晴れているうちに使い、葱の定植も少しずつ苗をとって確実に少しずつ植え付け……という段取りで作業を進めていたはず。「平年よりかなり早い梅雨明け」という事態に「あーぁ、もう明けるのか…」という嘆きの気分が増長して状況判断を狂わせた、というところ。気象庁に罪はない。



上述の商店街では「土曜夜市」も始まっている。
朝あれだけたっぷり降って昼間は陽も射していたから、雨具の備えなしに夕涼みに出てきた人も多いのではないだろうか。まあ、夏の夜のお出かけに、急な雨はおきまりのシチュエーション、びしょ濡れで家に駆け戻る子どもたちの姿……などはちょっとノスタルジックな風景だが、いや、いまは親と一緒にクルマで来ているから大丈夫なのかも?
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四国地方、梅雨明け。

2008年07月04日 | 農と暮らしの日記
とうとう……。
梅雨が明けてしまった。平年より2週間ほど、昨年より3週間ほど早いらしい。梅雨入り自体が早めだったし、雨もそこそこ降って梅雨らしい梅雨だったので、まあぼちぼち明けてもいい頃合いかなという感じはあったが、いざ明けてみると、ついに夏が始まるのかと、ちょっと気持ちが重い。

そんな重い気持ちのなか、上の写真は……。
じゃが芋掘りの季節である。本当は梅雨前に掘ってしまうというのが理想なのだろうが、だいたい植えるのが2月だし、今年は上で書いたように梅雨入りが早かったし(5月末)で、やはり梅雨明け後芋掘り本番となったのである。

それにしても、今年も結局、このありさま。
畝間の草の管理がしやすいようにと畝を立てずに植え、除草を兼ねた中耕を重ねることで草を抑えるというねらいだったのだが、土寄せしてできた立派な畝そのものに、やはり今年も草が生い茂り、3年目のじゃが芋も草とりとセットの収穫となってしまった。



夜明けから陽射しの強い金曜日。
朝:5時すぎから収穫、市街出荷・納品。
午前:野菜セットづくり、葱苗とり、田んぼの水入れ30分。
午後:葱苗の調製(傷んだ下葉を取り除いて大きさで分別)。
夕方:冒頭のじゃが芋収穫(キタアカリとメイクインを1時間ずつ)。
日没前後:明朝出荷ぶんの一部収穫、20時頃から晩ごはん。
夜:明朝出荷ぶんの調製・荷造りで23時、あがってブログ。



<本日の野菜セット>例
玉葱・赤玉葱、じゃが芋、人参、茄子、ピーマン(または万願寺甘とうがらし、伏見甘長とうがらし)、トマト(大玉、中玉、ミニから組み合わせ)、ズッキーニ、ブロッコリィ側花蕾、いんげん、などから。
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まもなく、梅雨明け?

2008年07月03日 | 農と暮らしの日記
つるむらさきの除草。
除草というか、とにかくすっかり草に埋もれてしまっていたのを、今日畝の上の草を刈り敷いてさっぱりした。それでもこのつるむらさき、種播きが遅かった以上にここでの生育が遅れているのだろう。ここから盛り返せるかどうか。



朝:5時すぎから収穫、市街出荷・納品。
午前:野菜セットづくり、じゃが芋の収穫(デジマ終了)
午後:つるむらさきの救出(除草)、明朝出荷分の一部収穫、19時あがり。



いよいよ梅雨明けが近いらしい。
今週末なら平年よりかなり早いのではないか。しかし今日の空を見ている限りでは、いよいよ夏の到来である。3か月びっちりの真夏、いよいよ。



<本日の野菜セット>例
玉葱・赤玉葱、じゃが芋、人参、茄子、ピーマンまたは万願寺甘とうがらし、トマト(大玉、中玉、ミニから組み合わせ)、ズッキーニ、ブロッコリィ側花蕾、など。
*サンチュもほぼ終了。
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