38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

まだまだ、麦藁敷き。

2008年07月01日 | 農と暮らしの日記
麦藁敷きを、まだまだやっている。
里芋の畑が終わったあと、今年は雨がしっかり降る梅雨なのでなかなか進捗しなかったのが、ぼちぼち刈り取り後の麦畑も草が出始め、田んぼの持ち主さんとしてはそろそろトラクタを入れて一回「たたいて」しまいたいところ……それはそうだろうと思う。

そこで今日は好天だったので、一気に作業。
あと少し残っていた麦藁を運び出し、これで麦畑一枚分の藁を全部敷いてしまった。写真はその一例、先日も写真を載せた畑。中央で葉が茂っているのは枝豆で、これはあとひと月かそこらで収穫してしまうので藁を敷くまでもない。



火曜は毎週のことながら出荷のいちばん忙しい日。
朝:5時から収穫、市街出荷・納品。
午前:セット荷造り、11時すぎに新居浜に出発、配達・納品、西条に戻ってスーパーに追加出荷、12時半帰宅。
午後:里芋の除草、15時に松山のナテュレから野菜料理研究家の河端さんとお友だちが来訪、草だらけの畑を見ていただく。
夕方:麦藁の搬出、藁敷き、あちこちの除草。明朝ぶんの一部収穫、19時半あがり。



晩ごはんの準備をしながらNHKのクローズアップ現代、音声のみ。
日本の沿岸漁業が「藻場」の急速な減少で困っているという。地球温暖化が大きな原因になっているらしく、原油の高騰で遠洋のマグロ漁業が窮地……というようなニュースが出たばかりだから、「何も遠くに行かなくても近場で地魚をとればいいじゃん……」とお気楽に考えていたら、こちらはこちらで大変なようだ。

藤田家族は、いま魚をあまり食べない。
三浦半島時代はそれこそ大変な魚喰い一家だったのだが、野菜がありすぎて魚なんか食べている暇がないのだ。が、僕の魚喰いはおそらくやはりこの瀬戸内で育った子ども時代の魂百まで忘れずなのだろう。相模湾の鰹や鯖、イナダを刺身でたっぷり……もたまらないけれど、“骨がましい”ギンギラやシロジャコをガシガシやるのも捨てがたい。瀬戸内海をこれ以上汚さないように暮らさなければ……。



<本日の野菜セット>例
玉葱・赤玉葱、じゃが芋(男爵、メイクイン)、人参、ズッキーニ、茄子、ピーマン、甘唐辛子類(万願寺、伏見など)、トマト(ミニまたは中玉)、プチ・ブロッコリィ、サンチュ、などから。
コメント (2)
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