38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

野生は、強し。

2008年07月11日 | 農と暮らしの日記
里芋に「何か」が、からまっている…。
紫色の…、そう「つるむらさき」。昨年はここが茄子とピーマン中心の畑で、その畝間を広くとってつるむらさきを1条育てていたのが、どうやら種を落として今夏また出てきたようだ。わざわざ種を播いたほうのは草に埋もれて大変だったのをようやく救出したばかりだというのに、こちらは里芋にも、その里芋に襲いかかる草にも打ち勝ってこの通り。まあ、見るからに強そうな、そして食べてもその強い個性に「好き」か「嫌い」かはっきり分かれてしまうというこの野菜の生命力が見てとれる。



梅雨明け直後の大雨以降、降らない日が続いたが、今日は曇りの金曜日。
朝:5時から収穫、ごはん、市街出荷・納品。
午前:セット仕上げ、10時半からあちこちの草刈り。刈り払い機で茄子、ピーマン、枝豆、空芯菜などの株のまわり、というか畝の左右両端を軽く刈って13時。
午後:トマトの整枝・誘引などを約4時間、18時あがり。
夜:西条地区青年農業者連絡協議会の「野菜実践班」の総会(壬生川)。



青年農業者の「野菜班」には昨年も参加。
昨年はこの総会がちょうど台風前夜で大変だった。今年はとうとう「班長」のお役目がまわってきた。就農3年目の自分より若い人たちがみんなもうひと通りの役目を済ませている「先輩たち」なので、やむをえない…。

今夜の総会には6名と事務局(県の職員のかた)が出席。
会場が西条市のかなり西のほう、JR壬生川駅近くだったので、僕は自転車で西条駅まで行き、そこから各駅停車の予讃線。ちょうどこの時間帯は高校生の帰宅に重なり、車内は大変なにぎわいだった。家に残った家族3人は小学校の親子地区会で、夏休みの過ごし方などを集会所で話し合ったようだ。



<本日の野菜セット>例
玉葱・赤玉葱、じゃが芋、人参、茄子、ピーマン、万願寺甘とうがらし、トマト(大玉、中玉、ミニ、調理用から)、ズッキーニ、いんげん、などから。
コメント
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