38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

海! 夏休み!

2008年07月30日 | 農と暮らしの日記
お隣、今治市の桜井海岸、志島が原海水浴場。
藤田家族は本日、夏休みをとりました。まる一日、仕事を休むなんて普段はありえないのだが、子どもたちと一緒にどこにも行かないというわけにもいかず、おそらく就農以来、2年半近くのなかで初めての完全夏休みである。土日祝日のない藤田家族にとって、休みといえば、秋祭りの10/17日大晦日12/31~1/2の大阪帰省(薫の実家)のみ。その他の日は、遠方からお客さんがあって一緒に川に遊びに行くとかいうときはセットの出荷だけして途中合流するとか、そういうことでもなければ、とにかく家族そろって一日出かけるとか一日家でのんびり……なんてことはありえない。

で、海も3年ぶりか。
先住地の神奈川・三浦半島では家から自転車で3分、歩いても7~8分で海だったので(それから、そのころは農業もしてなかったので……)、夏はよく海に行った。というか、冬も春も秋も行っていたが。



そして、桜井海岸である。
西条はかって、遠浅の海岸線があさりや海苔の恵をふんだんに与えてくれていた土地だったが、臨海部の埋め立て&工場立地により、自然海岸はほとんど姿を消してしまった。おかげでいまは工業都市としての面もあわせもち、県内でも比較的豊かな自治体となっていることは確かなようである。



で、そうそう、桜井海岸である。
まさに、プライベートビーチ。藤田家族のほかに2家族ほどが浜の反対側のほうにアウトドアっぽい屋根(表現が変? なんていうんでしたっけ)を張ってのんびり楽しんでいた。あと、たぶん鱚の投げ釣り1名。

海の家利用はうちだけ。
お世話になった「志満ファミリーパーク」(桜井パーク)さんには海の家とレストランがあり、海の家は砂浜目の前の4畳ほどの桟敷を借りて3000円、午前中に生中を1杯ずつ、そして昼ご飯はレストランで刺身や天ぷらなどのついたあれこれの定植(じゃなくて定食。めったに打たないから出ない)と瓶ビール1本。ま、これで1万円ほど、贅沢といえば贅沢である。先述の2家族は海の家は使わず、水も食品も持ち込みなのだろう。それが普通は当たり前のようだ。

ちなみに、交通は路線バスである。
うちには軽トラ1台しかないので、とにかく一家そろってお出かけなんてことができない。実家に行くにもピストン輸送とか2人は自転車とか、子どもだけバスとか。今回は飯岡を8時前に出て西条駅までのいつものバスで約10分、乗り換えてなんとこれが桜井まで直通で行く今治行きがあったから、約30分。

ま、降りて15分くらい歩いたが、こんなのいつものことである。
いまどき、海水浴で海の家を利用する家族も珍しかったようだが、さらに路線バスを使って合計2時間近くもかけて来る人はもっと珍しいだろう。というか、たぶん皆無。リメンバー洞爺湖サミット。ありがとう、せとうちバス



今治の海は青かった。
思ったより。今治は西条より古くからの、そして規模的にも大きな工業都市のはずだが、なぜか自然海岸が西条よりずっとたくさん残っている。というか、市街地から続くところの港やその周辺の造船工場の辺り以外は自然海岸ばかりではないか。おまけに合併で市内には「しまなみ」の島がたくさんある。

夏休みの観光にはぜひ、今治へ。
あ、西条にも。すぐ隣です。今治は「焼き鳥日本一」と言われているので、四国に来たら今治の焼き鳥と、香川名物となった「骨付き鶏」をどうぞ。



……という夏休みの水曜日。
朝:夏休みといっても、朝はいつも通り。5時から収穫、市街出荷・納品。
午前:0755西原→0805西条駅前(乗り換え)0812→桜井駅口09:50頃、歩いて志島が原海岸へ。ほぼ満潮。午前中、生ビールなど飲みながら過ごす。波静か、くらげ多し。
午後:昼ごはん、午後もしばらく海で過ごし、15時頃、ほぼ干潮、撤収、1528桜井駅口→1615頃西条駅前着、駅横の鉄道歴史パーク内にある西条市観光交流センターでだんじりのビデオ放映など見ながらバス待ち、1647発→西原、歩いて17時すぎ帰宅。
夕方の仕事なし。ブログも書かずに寝る。
コメント
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