38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

真卒園、春の大雨。

2008年03月19日 | 農と暮らしの日記
藤田家族の食卓から、人参と“プチ・キャベツ”。
プチ・キャベツとかいって、いったい何かというと、キャベツを収穫したあとの茎から小さなキャベツみたいなのがまた出てきたもの。近くにあるブロッコリィは最初の大きなブロッコリィをとったあとに脇芽のような側花蕾も収穫するのが一般的なので、こちらのキャベツもとってみた。けれど、これは出荷用にはならない感じ。あまり食べる部分がない。でも、うちの食卓には載った。わりとおいしい。まだ畑にはいっぱいあるので、もしかしたらセットに入ったりして……。でも、いままでこんなのできてたっけ?



水曜の朝、予報通りの雨のなか、今日は早めの7時に市街出荷、納品に出発。
戻って午前中は真の卒園式。2年間通った幼稚園も今日が最後である。父親の姿はまばら。平日だからこんなものなのだろう。僕も一応、ネクタイをしめていった。このために日曜日に髪も切ったのだ。薫はどういうわけでそうなったのか、保護者代表で謝辞を読む。そのためかどうか、今日は珍しく着物である。

午後、この幼稚園のかつての園長先生に手紙を書く。
僕が卒園した、当時はこの飯岡ではなく市街地にあった、そのときの園長先生である。卒園して何年かあとに一度だけお会いしたが、その後はすっかりご無沙汰していた。真の卒園にあたって、ひとこと挨拶ということで。写真のカラーコピーも1枚入れた。僕が卒園するとき、園長先生と一緒に撮ったもの。

夕方、明朝ぶんの収穫、調整、荷造り。
雨なので、渚のピアノの送迎、軽トラで。待っている間の約40分は近くのコンビニ駐車場に停めて机しごと。机はないけど。電話連絡やら、あれこれの記録やら。

夜、日付の変わる頃まで机しごと。
雨は激しく降り続いている。これだけ降ると、畑が心配だ。用水路が流れてきたゴミで詰まったりしていたら、畑に水が流れ込んでいるかもしれない。



<本日、野菜セットなし>
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

玉葱、我慢できず……。

2008年03月18日 | 農と暮らしの日記
昨日からセットに入り始めた葉つき新玉葱。
本来はそろそろ収穫期のはずの極早生の品種ながら、まだ形も大きさも不十分、ちょうど鶏卵くらい。つい一週間ほど前に「我慢、我慢」と書いたところなのに、結局、小松菜、蕪など他の野菜が次々に終わっていくなかで、どうしてもセットがさみしくなってしまうので、「試しどり」と称して解禁となった。も品薄なので、葉も使ってもらえるのはちょうどいい、ということもあり……。



火曜は新居浜方面への配達。
朝の西条市街納品、出荷からいったん帰ってセットを仕上げ、昼前に出発、配達、戻ったら昼ごはんだ。午後、あちこちの畑でトラクタ作業。明日はまた雨の予報が出ていて、この先はたぶん3~4日おきに雨になる、そういう季節なので、畑が少しでも乾いたときには確実にそこで必要な作業をしておかなければならない。

今日のトラクタは葱の育苗床と春の人参の追加の畝。
それと初夏どりのキャベツを植える予定の畑、さらに里芋を植える畑の準備。それから間もなく収穫が終了となる今年の里芋の畑の、収穫済みの畝も耕耘。全部片づいてから一気にやったほうが効率的だけれど、それを待っている間にも草は出てくるので。作付けがまた増える今年は、先手先手をいっそう意識しなければあとで困ることになる。

日没後、収穫。
ほうれん草をなんとかとりきって顔を上げたら真っ暗だ。軽トラの時計は18:45。春分が近づき、だいぶん日が長くなったが、まだ7時まで畑しごとができる季節にはならない。



<本日の野菜セット>例
人参、里芋、大根、蕪(終了)、ほうれん草、小松菜の花、サニー&リーフレタス、葉玉葱、ブロッコリィ(小)、など。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ぎりぎり、確定申告。

2008年03月17日 | 農と暮らしの日記
空豆の花が咲いた。
空豆は今年初めてつくるので、いつ花が咲いて、いつ実がなるのか詳しくはわからず、他の野菜を収穫に行ったときにチラチラと様子を見ながら、近所の方々の空豆と比べては、まずまず表向きはなんとかうまくいってそうなので、いまのところは安心している。



週明け月曜の朝、いつも通りの市街納品、出荷。
月曜恒例の市内西部方面にまわり、先週から野菜セットのお客さんが1軒増えて、配達の最後にそのお宅にうかがう。「おいしかった」との声を聞いて、うれしいというより、かなり恥ずかしい気持ち。この端境期に新しく配達を始めるというのは本当に心苦しい。が、とにかくこれが「ボトム」なのだと自分に言い聞かせ、また先方にも言い訳できることを考えれば、「最盛期」のセットより気楽な面もある。いずれにしてもまだまだ甘い、わけだ。

市街に戻って税務署で確定申告。
最終日のギリギリ申告だが無事終了、来年こそは早めに……と毎度のことながら……。戻って午後はちょっと机しごと、そのあと収穫、調整、晩ごはん。



<本日の野菜セット>例
人参、里芋、大根、蕪、ほうれん草、菜の花(小松菜)、サニーレタス&リーフレタス(初)、葉玉葱(初)、花白菜、ブロッコリィ(小)、など。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

レタス定植、開始。

2008年03月16日 | 農と暮らしの日記
春のレタス定植、ようやく開始。
予定より遅れている。しかも苗の数がぜんぜん足りない。なぜだかサニーレタスの発芽が非常に悪い。温室の温度が高すぎるのだと思うけれど、他のリーフレタスや結球型のレタスはそれなりに育っているのに……。だから苗床がいまひとつ彩りに欠ける。サニーレタスの赤は端境の野菜セットに不可欠なのだが……。今日は数種類をそれぞれ数十本ずつ。ひとつのセルトレイでも成育がまばらなので、適期になったものを選んで植えたら、今日の段階ではそれだけしかなかった。



日曜の朝、いつも通りの出荷。
スーパーは昨日からついに小松菜を休止。とう立ちが顕著で、そろそろ「菜の花」と区別がつかなくなりそうなので。代わりにその小松菜の「菜の花」をこのところ増やしているが、わりあい好調だ。転んでもタダでは起きない、しかも単価は小松菜そのもの(600円/kg)より高くしてある(800円/kg)。だからって、最初から菜の花を育てようとは思わない、いくら高くしたって手間を考えたら……。あくまでも余録、おまけ、お楽しみ、である。



午前中、冒頭のレタス類定植。
マルチは先日はっておいたので、今日は植えるだけ。レタスのマルチは今年もしっかり使ってしまうことになりそう。試験的に有機物のマルチでやってみる畝も作るつもりだけれど、とにかく冬のレタスが育苗失敗で全然なかったので、とにかく春は「つくる」ことを優先。妥協、妥協である。

午後、玉葱の除草。
籾殻で草抑えも兼ねたマルチングをしてあるのだが、春の草は見る間に、というか見ない間にどんどん増えている。とくに畝の肩の部分がすごいので、これは鎌で削りとっていくのが早い。去年もこれをやったので、経験的に今年は「削る」のを前提に畝幅そのものを少し広めにしてある。玉葱を削ってしまうと大変なので。

夕方、天気はいいのに、散髪。
いつもの近所の理容店で、カットのみ。待っている10分ほどのあいだに備え付けの『グッズ・プレス』をぱらぱらめくっていたら、まあ世の中、ほしくなるようなものが次から次へと出てくるものだ。どうせ買うわけないので、真剣に悩ましくはならないのが幸い。髪を切ってもらいながら時節柄、税金の話でいろいろ教えてもらった。個人事業主どうしの話で、なんだかオトナになったような気分だ。

晩ごはんまで、明朝ぶんの収穫、調整。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キャベツ苗、徒長気味?

2008年03月15日 | 農と暮らしの日記
温室内で育つキャベツ類の苗。
これはブロッコリィだっけかな。心配していた自家製育苗土の肥料不足はいまのところ大丈夫そうだが、キャベツ類が全体的に若干、徒長気味。去年までのセル苗に比べて、葉数が少ないうちに定植適期並みの大きさになっている。そしてややひ弱な感じ。植え付けまでしばらく水を控えめにしたほうがいいかも。



雨上がりの土曜の朝、いつも通りの市街出荷、納品。
ついでに種屋さんに寄り、売り物の苗の様子を見せてもらう。うちでは発芽がまばらな夏の果菜類も、さすがに成育がよく揃っていて美しい。

戻って午前中は温室内であれこれ育苗の種播き。
調理用トマトも何種類か播いて、ほっとひと息。去年は育苗があまりうまくいかず、播き直したりしたので、本当はもう少し早めにやって、取り返しがきくようにしておきたかったのだけれど、まあ失敗さえしなければいいので……。温度管理、水管理、しかしそれが難しい……。



午後、明朝出荷ぶんの収穫、調整。
明日から3月後半、早い!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花やさい、次々に。

2008年03月14日 | 農と暮らしの日記
晩冬の野菜セットを彩る?役者たち。
左上はブロッコリィの側花蕾。一般的な大きめのブロッコリィ(うちのは大きめっていっても大したことないですが)を収穫したあと、次々に出てくる脇芽のようなのがこれ。小さいけれど、甘みが凝縮されているような気がする。その左下は花の咲き始めた白菜。これも独特のおいしさがある。右側は小松菜の菜の花。市販されている菜の花の柔らかな味とは異なる、小松菜らしい苦み。



金曜の朝、市街配達、納品はいつも通り。
昨夜からの雨が降り続くなか、午前中は宅配便ほかの野菜セットの仕上げ、追加の収穫など。午後は”待望”の机しごと。明日は土曜日で野菜セットの出荷がないので前日の収穫も簡単に済み、しかも外は雨。そして、週明けは3月17日であるから、個人事業主にとってはもう待ったなしなのである。というか、すでにかなり遅い。が、ラストチャンスの金曜の雨、お天道さまに感謝、感謝である。

日付が変わる頃、ようやく書類が一応完成。
晴れてブログだ。夜ごと他の机しごとが重なり、約1週間貯めてしまったのを、一気に入力。



ついでにwebをあちこち見ていたら。
こんなカフェがオープン、だそうだ。いいなぁ。温室のような沖縄。踏み込み温床いらず。そうだ、あしたはトマトの種を播こう。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨を前に、畑であれこれ。

2008年03月13日 | 農と暮らしの日記
2月の末に播いた人参がトンネルの中で発芽している。
少しわかりにくいかもしれないけれど、写真右側に双葉が並んで開いているのが人参。籾殻は保温と保湿、草抑えのため。草はけっこう出ていますが……。



木曜、朝いちばんの出荷・配達はいつも通り。
日中に宅配便で出荷する野菜セットの作業と、畑の仕事あれこれを同時進行で。種を播いた畝に保温・保湿ねらいの不織布を掛けたり、これから苗を定植する畝にビニルマルチを敷いたり、畑の枯れ樹を燃やしたり……。午後はトラクタの作業。

夕方から予報より少し早い雨。
昼間急いでやった作業が報われる。ばっちり、ばっちり。



<本日の野菜セット>例
人参、里芋、大根、蕪、ほうれん草、小松菜、ブロッコリィの側花蕾、各種の菜の花、太葱、など。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬の蕪も、とう立ち。

2008年03月12日 | 農と暮らしの日記
11月に播いた蕪が、とう立ちを始めた。
そこで、こんなふうに葉を切ってしまって、しかも値下げしての出荷。たぶんこの作型だとトンネルをかけて保温し、早めに成育させて先月中にはとってしまわなければいけなかったのだろう。一番状態のよかったのがピンポン玉くらいの小蕪のときで、ようやく大きくなってきたと思ったら、もう皮や芯のところが固くなってきて、急いで出荷することになってしまった。



水曜、野菜セットのない日。
午前中、いくつかの畑を耕耘、畝立て。午後、じゃが芋をまた追加で植える。今日のは大きな芋を育てるねらいで、畝幅、株間ともこれまでに植えたものより大きくとった。約300株。品種も初めてのものなので、どんなふうに仕上がるか楽しみだ。

午後、人参を播く。
もうここからはトンネルを使わずに育てる人参。5月にまびき人参、6~7月に本格的に収穫する。そのあと真夏に収穫する人参は難しいようだ。去年も少し試してみたが、よいものはとれなかった。それでも人参は周年欠かさず欲しいというのが現代の日本の食卓事情。うちでは7月に畑を片付けて出る不揃い人参を冷蔵庫で保管し、秋のまびき人参が出るまで、少しずつ自家消費する。野菜セットに入れる分を冷蔵保存するまでの余力はない。7月にまとめ買いしてもらい、各家庭でうまく保存してもらえれば一番いいのだけれど……。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

早くとりたい、玉葱。

2008年03月11日 | 農と暮らしの日記
早どりする予定の玉葱が、少しずつ太ってきた。
畑に野菜が少なくなり、こんな小さい玉葱でもセットに入れてしまいたい欲求に駆られる。が、我慢、我慢……。



火曜はいつも通り、朝の市街出荷のあと、戻って隣の新居浜市に配達。
その帰路、乗用車の自損事故に遭遇した。ちょうど用事があった場所で駐車場に軽トラを入れようと減速したときに、すぐ近くで大きな音がしたので、おや?と思いつつ、そうしたら周囲の人たちがばたばたと駆けていくのが見えたので、とりあえず駐車場に入って空いているスペースを探し、クルマを停めた。野次馬的な気持ちもあって道路に戻ってみると、乗用車が街路樹にぶつかっているが、人影が見えない。

さっき駆けていった人たちは遠巻きで見ているだけのようす。
そりゃまずいだろ?と思って現場に走ると、運転していたらしい方がよろよろと出てきた。別の方が救急車を呼んだので、僕は上着を脱いでその方の頭に敷いて寝かせた。救急車が来て担架で車内に運ぶまでを見届けてからその場を去ったが、幸い他のクルマや歩行者の巻き込みもなく、衝突したのが助手席側だったので本人にも大きな怪我はなかったようだ。運転注意。自戒、自戒。



午後、温室内でいくつかの種播き。
その後、追加のじゃが芋の種芋を切って干す。夕方、久しぶりに隣市のレストランのシェフが尋ねてくださり、人参を少し。日没までまたあちこちの畑をトラクタで耕耘。冬の葉ものが一斉にとう立ちを始めたので。畑が少しでも乾いたときを逃さずに作業しておかないと、不意の雨が多いこの季節は……。



<本日の野菜セット>例
人参、里芋、大根、蕪(葉なし)、ほうれん草、小松菜、など。
※蕪、小松菜はとう立ちが始まったので値下げ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ニュース、あれこれ。

2008年03月10日 | 農に関する情報
■愛媛県有機農業推進計画(案)3/10(月)まで県民の意見募集中です。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ようやく、昨夏の畑を耕耘。

2008年03月10日 | 農と暮らしの日記
きのう茄子とピーマンの枯れ樹を片付けた畑を、今日はトラクタで耕耘。
春の草が出る前にやっておけばよかったが、なかなかその時間がとれなかった。4月に入ったら里芋を植える予定なので、それまで何度か耕耘して草をしっかりとってしまう予定。



月曜はいつも通りに朝の市街出荷から市内西部への配達。
戻って上記のトラクタ作業、そして、春大根を少しだけ播く。収穫期が限られているので多く作っても困るけれど、夏野菜がしっかり出てくる時期までのつなぎに、いろんな野菜がちょっとずつあると助かる。どの野菜がどの時期にうまく仕上がるか、とくにこの季節の作付けはまだまだ試行錯誤が続く。

午後、あちこちの畑の片付け。
日没まで明朝出荷ぶんの収穫、調製。月はじめは月1回の野菜セットのお客さんも集中するから忙しい。



<本日の野菜セット>例
人参、里芋、大根、葉つき中蕪、小松菜、ほうれん草、菜の花、太葱、など。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春キャベツ、巻き始める。

2008年03月09日 | 農と暮らしの日記
秋に播種・定植した冬越しのキャベツが、ようやく結球し始めた。
本来の成育暦からすると育ちが遅いような気もする。「気もする」というのは、昨年この作型はほとんど作っていないから。そして、種の袋や野菜の教科書などにはこの作型が「3月中下旬~4月どり」のように書かれていることが多く、この感じだと3月中は無理かな……という状態なので。遅くても仕上がってくれれば問題ないけれど、十分に巻かないうちにとう立ちするようなことになると困る。冬のキャベツが今季は育苗に失敗してほとんど出荷できなかったので、この春キャベツはなんとかものになってほしい。春の端境期、苦しい野菜セットの救世主となることも期待される。



日曜日。朝の市街出荷はいつも通り。
戻って午前中は畑の片付け。夏の茄子、ピーマンの枯れた樹をようやく引っこ抜いて畑から出す。そこは4月に入ればすぐに里芋を植えたいところなので。

午後はもう明朝出荷ぶんの収穫。
夜までにある程度の調製、荷造りを済ませる。渚はバレーの試合の応援で僕の母校、大町小学校に行っていたが、上級生のチームが優勝したお祝いということで、指導者のみなさんらと一緒に焼き肉屋さんに出かけていった。残った家族は家でおとなしくいつも通りの晩ごはん。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新居浜で、野菜販売。

2008年03月08日 | 農と暮らしの日記
さみしい写真で、すみません……。
本日、西条の隣、新居浜市の「みんなの消費生活展」というイベントに出店。会場は市街地にある「銅夢にいはま」(商業振興センター)。市の主催で、第18回の今年は市政70周年記念という節目での開催。「地球温暖化と私たちのくらし~めざそう自然と人間の調和(ハーモニー)」というテーマからもわかるように、環境や食、農、自然に関わる分野で日頃活動している主に市内の団体が展示・即売などを行っている。明日(3/9)まで。

で、藤田家族は「新居浜くらしの会」のコーナーで。
展示会場であるホール内に同会の展示があり、そこにはうちの畑の写真もはってもらった。そして、現物の野菜はロビーでの販売、それが上の写真ですが……。画面の外側には他の団体の販売テーブルもあり、写真ほどさみしかったわけではありません。隣市の見慣れぬ顔にもかかわらず、お立ち寄り&お買い上げくださった新居浜のみなさま、ありがとうございました。

3月の晴れの日、本来は畑しごと日和。
だけれどやはり、出ていけば、いつものことながら、それなり、それ以上の出会いと収穫あり。ずっと気になっていたテーマのことや、話を聞きたかった団体、それから予期せぬ思いがけない出会い。

そうそう、こんなブースもあった。
「マイ箸」。割り箸じゃなくて自分の箸を素敵な箸袋に入れて持ち歩こう!というような(詳しくはこちら、エコ・ファクトリー)活動をされている方々。なるほど、すばらしい!と思ったわりには、会場で食べた「うどん」は割り箸を堂々と使ってしまった。しかも2杯。満腹、ごちそうさま。



土曜日の朝、いつもの市街への出荷、納品に早めに出る。
そのまま上記の新居浜へ直行。夕方まで野菜の販売と、あれこれおしゃべり。4時過ぎに撤収、帰宅しつつ畑に寄って明朝出荷ぶんの収穫、戻って調製。

明日は夜から雨の予報。
あちこちの畑でやらなければならないことが山積み。降り始めるまでに、どこまでできるか……。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

茄子も発芽始まり……。

2008年03月07日 | 農と暮らしの日記
育苗中の茄子。
これも昨日のキャベツと同じく、発芽、生育ともまばらだ。とりあえず、夜間も20度前後を確保している踏込み温床の上なので、なんとかなるとは思うけれど。



金曜、いつもどおりの朝の出荷と午前中のセット出荷。
午後、明朝分の収穫と調整。夕方、トマトの種を播く。上記の茄子と同じようにセルトレイに播いて、途中一回移植したあと5月に畑に定植予定。

「定植」と打つと「定食」が出てしまう。
そしたらどうしても、エンテツさんのことが頭に浮かぶ。そしてブログをみてしまう。そしたら、北九州の『雲のうえ』で書いていた食堂のことが、今度は『BRUTUS』に特集されているという。この雑誌、僕もよく買っていました。寿司特集、焼肉特集、麺特集、湘南特集。まだ押入れのどこかにあるはず。

で、エンテツさんだ。
このあいだの「いのち」で非常に考えさせられたが、そのあとの記事もまた共感するところ大、である。とにかく、このところ「食の担い手」の立場にある会社やら人やらが責められる局面が続いている。

そのこと自体はしょうがない。
というか、「やっぱりまずいでしょ、それは」ということばかりなのだが、それに対して「消費者の信頼を裏切った」というようなことが言われ続けると、「われわれ消費者はどれだけ信頼していたのだろう」と思わずにいられない。「信頼を裏切る」「信頼に応える」というけれど、「応える」に値するほどの「信頼」をわれわれは「食の担い手」に与えてきたのだろうかと、ふと思う。



このことは書き始めると長くなりそう。
なので、またあらためて。というか、ブログで書くよりまたみなさんと直接いろいろ話をするほうがたぶん楽しいと思います。野菜をつくっていると「食の担い手」の側にいるような気がするときもあるけれど、実際はうちも「消費者」の立場であることがとても多い。



<本日の野菜セット>例
人参、里芋、大根、葉つき中蕪、ほうれん草、小松菜、菜の花、長葱、ブロッコリィの側花蕾、など。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春野菜、どうなる?

2008年03月06日 | 農と暮らしの日記
育苗中のキャベツ類。
ご覧のとおり、発芽も成育もばらばら……。育苗土は畑の土、一昨年の温床の落ち葉類、それに赤玉土を少し混ぜて、種を播いたあとの覆土には市販のバーミキュライト(岩を砕いたもの)をのせてある。どうも育苗土の質が均質でないのと温度や水の管理も行き届いていないせいで、一律に発芽、一律に成育というわけにはいかないようだ。とりわけ土の量が少ない「セルトレイ」での育苗は難しいらしい。自分としてはこのほうが苗の本数管理ができて便利なのだけれど。



木曜、朝の出荷はいつもどおり。
午前中もいつもどおりの野菜セット出荷作業。午後、玉葱の除草。このあいだの土曜日に片付けたところとは別の畑にメインの玉葱畑があり、ここの草が急速に目立ち始めたので、薫とふたり、約2時間草むしりして、なんとか1列ぶん終了。この何倍かの作業を3月の前半でしてしまわないと、草の勢いに負けてしまいそう。ついこのあいだまで冬景色だった畑も、日ごとに緑が濃くなってきている。危険だ……。



<本日の野菜セット>例
人参、里芋、大根、葉つき中蕪、ほうれん草、小松菜、菜の花、長葱、春菊、など。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする