38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

レタス定植、開始。

2008年03月16日 | 農と暮らしの日記
春のレタス定植、ようやく開始。
予定より遅れている。しかも苗の数がぜんぜん足りない。なぜだかサニーレタスの発芽が非常に悪い。温室の温度が高すぎるのだと思うけれど、他のリーフレタスや結球型のレタスはそれなりに育っているのに……。だから苗床がいまひとつ彩りに欠ける。サニーレタスの赤は端境の野菜セットに不可欠なのだが……。今日は数種類をそれぞれ数十本ずつ。ひとつのセルトレイでも成育がまばらなので、適期になったものを選んで植えたら、今日の段階ではそれだけしかなかった。



日曜の朝、いつも通りの出荷。
スーパーは昨日からついに小松菜を休止。とう立ちが顕著で、そろそろ「菜の花」と区別がつかなくなりそうなので。代わりにその小松菜の「菜の花」をこのところ増やしているが、わりあい好調だ。転んでもタダでは起きない、しかも単価は小松菜そのもの(600円/kg)より高くしてある(800円/kg)。だからって、最初から菜の花を育てようとは思わない、いくら高くしたって手間を考えたら……。あくまでも余録、おまけ、お楽しみ、である。



午前中、冒頭のレタス類定植。
マルチは先日はっておいたので、今日は植えるだけ。レタスのマルチは今年もしっかり使ってしまうことになりそう。試験的に有機物のマルチでやってみる畝も作るつもりだけれど、とにかく冬のレタスが育苗失敗で全然なかったので、とにかく春は「つくる」ことを優先。妥協、妥協である。

午後、玉葱の除草。
籾殻で草抑えも兼ねたマルチングをしてあるのだが、春の草は見る間に、というか見ない間にどんどん増えている。とくに畝の肩の部分がすごいので、これは鎌で削りとっていくのが早い。去年もこれをやったので、経験的に今年は「削る」のを前提に畝幅そのものを少し広めにしてある。玉葱を削ってしまうと大変なので。

夕方、天気はいいのに、散髪。
いつもの近所の理容店で、カットのみ。待っている10分ほどのあいだに備え付けの『グッズ・プレス』をぱらぱらめくっていたら、まあ世の中、ほしくなるようなものが次から次へと出てくるものだ。どうせ買うわけないので、真剣に悩ましくはならないのが幸い。髪を切ってもらいながら時節柄、税金の話でいろいろ教えてもらった。個人事業主どうしの話で、なんだかオトナになったような気分だ。

晩ごはんまで、明朝ぶんの収穫、調整。
コメント
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