38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

茄子も発芽始まり……。

2008年03月07日 | 農と暮らしの日記
育苗中の茄子。
これも昨日のキャベツと同じく、発芽、生育ともまばらだ。とりあえず、夜間も20度前後を確保している踏込み温床の上なので、なんとかなるとは思うけれど。



金曜、いつもどおりの朝の出荷と午前中のセット出荷。
午後、明朝分の収穫と調整。夕方、トマトの種を播く。上記の茄子と同じようにセルトレイに播いて、途中一回移植したあと5月に畑に定植予定。

「定植」と打つと「定食」が出てしまう。
そしたらどうしても、エンテツさんのことが頭に浮かぶ。そしてブログをみてしまう。そしたら、北九州の『雲のうえ』で書いていた食堂のことが、今度は『BRUTUS』に特集されているという。この雑誌、僕もよく買っていました。寿司特集、焼肉特集、麺特集、湘南特集。まだ押入れのどこかにあるはず。

で、エンテツさんだ。
このあいだの「いのち」で非常に考えさせられたが、そのあとの記事もまた共感するところ大、である。とにかく、このところ「食の担い手」の立場にある会社やら人やらが責められる局面が続いている。

そのこと自体はしょうがない。
というか、「やっぱりまずいでしょ、それは」ということばかりなのだが、それに対して「消費者の信頼を裏切った」というようなことが言われ続けると、「われわれ消費者はどれだけ信頼していたのだろう」と思わずにいられない。「信頼を裏切る」「信頼に応える」というけれど、「応える」に値するほどの「信頼」をわれわれは「食の担い手」に与えてきたのだろうかと、ふと思う。



このことは書き始めると長くなりそう。
なので、またあらためて。というか、ブログで書くよりまたみなさんと直接いろいろ話をするほうがたぶん楽しいと思います。野菜をつくっていると「食の担い手」の側にいるような気がするときもあるけれど、実際はうちも「消費者」の立場であることがとても多い。



<本日の野菜セット>例
人参、里芋、大根、葉つき中蕪、ほうれん草、小松菜、菜の花、長葱、ブロッコリィの側花蕾、など。
コメント
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