38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

晩冬の、野菜セット。

2008年03月03日 | 農と暮らしの日記
最近(晩冬?初春?)の野菜セットの例。
端境の苦しいセットが続いているけれど、この写真に映っている限りでは豊かなセットに見える。キャベツは通常のセットには入っていない。この冬は育苗がうまくいかなかったためほとんど畑に在庫がなく、今季まだお届けしていない方を中心に、ごくまれにセットに入れている。

参考までに、このセットの内容。右下の人参から、
人参(小)0.5kg(250円)、里芋0.5kg(250円)、大根(小2本)1.2kg(140円)、
ブロッコリィの側花蕾0.2kg(120円)、菜の花0.1kg(100円)、
キャベツ(1個)1kg(200円)、ほうれん草0.2kg(120円)、小松菜0.5kg(300円)、
葉つき中蕪0.75kg(300円)、白葱0.1kg(50円)。計1,800円前後。

野菜と畑の現状はこんな感じ。
人参、里芋はまだ余裕があるが3月中でほぼ収穫適期が終わるので、多めに入れていかないといけない。写真の人参は畑の片付けのため小さいものも一気にとったのを入れた。
大根、葉つき蕪、白葱は少なめで出荷調整中。ただしこれもトウ立ちする前に出してしまわなければならず、出し惜しみしすぎて品質を落とさないよう塩梅が難しい。
ほうれん草と小松菜は余裕がある。ただし、小松菜は年内に播いたものなので、これもトウ立ちがこわい。ほうれん草は猶予があるが、肥料切れ気味。
ブロッコリィの側花蕾はいつまでとれるか不明。量が少ない。菜の花も同様。

……というわけで、全体的に3月後半にはセット内容が大幅に変わってくる見込み。
といっても、新しくできてくる野菜は多くない。レタス類、春キャベツ、新玉葱あたりがどれだけ成育してくれるか。豆類はまだまだ。



月曜日、ほぼいつも通りの朝。
未明までに雨が降り始めたようだ。ごはんのあと、温室で育苗の種を少し播いてから市街に出荷、納品、そのまま市内西部の小松方面に配達にまわる。戻って、今日は終日雨模様のようなので、午前中に明朝出荷ぶんの収穫を済ませる。昼食後、調製、荷造り。この間は晴れ間もあり、雨は夜遅くになってまた降り出すようだ。

晩ごはんは桃の節句のお祝い。
ちらし寿司、菜の花のおすまし、蓮根の里芋挟み揚げ、大根と牛肉の炊いたん。



<本日の野菜セット>例
人参、里芋、大根(小)、葉つき中蕪、ほうれん草、小松菜、ブロッコリィ側花蕾、菜の花、白葱、など。
コメント
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