38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

果菜苗の、草とり。

2008年03月28日 | 農と暮らしの日記
トマトの苗の草をとる。割り箸で。
育苗土の状態や、苗箱を置いた温床の温度や日照などが均一でないためだろう、発芽がばらばらだったが、ようやくなんとか出る芽は出た(出ない芽はもう出そうにない)というところまで来た。

そしたら、今度は草だ。
昨日の雨で畑にはすぐ入れないので、温室内でこのトマトのほか、茄子、ピーマン類の苗箱を一斉に除草する。畑の土を混ぜているので草はしょうがない。あらかじめ熱消毒などして草の種もやっつけてしまうのが本当なのかもしれないけれど。

育苗に、割り箸は便利だ。
種播きのときにもセルトレイに植え穴をあけるのに使う。ごはんを食べるときと同じように箸2本を普通に持ち、2粒ぶんずつ開けていく。幅や深さを思い通りに調節できるのがいい。トマトの草をとっていたら、こんなに小さいのにもう、トマトの香りがした。



金曜、雨上がりで快晴の予報。
朝:市街出荷、納品は保育園、スーパー、野菜セット。ついでに買い物。
午前:野菜セットの出荷。毎日のことだが、合間に温室の管理。
午後:果菜類の苗の除草。
夕方:キャベツ、ブロッコリィ、レタス類の定植。明朝ぶんの収穫。



この季節は、温室の苗が次々に仕上がってくる。
一方で外の天気は3日続けて晴れない菜種梅雨。畑が乾くのを待って耕耘、畝立て、そして苗の植え付けまでやってしまわなければまたすぐ次の雨が来る。雨のあとに植えてもいいけれど、直後では土をこねてしまうので、しばらく待ったほうがいい……けれど、そのタイミングだと次の耕耘、畝立て、マルチ張りと重なってしまい、苗がたまってきてしまう。

今日は2月中旬に播いたキャベツ、ブロッコリィ、下旬に播いたレタス類。
早めに耕耘して畝立てしておいたキャベツの畝は、その後の強雨でたたかれ、表面が塗り壁のように固くなってしまっている。いちどレーキでそれをほぐしてから、植え穴をあけて植える。

ブロッコリィは一昨日畝立てしたところ。
こちらは昨夜の弱い雨でほどよく湿り、最高の状態。レタスもきのう畝立てしてマルチをはったあと。ただ、こちらはマルチのために雨が十分に乾かず、植え穴がかなり湿っていて若干こねる感じの植え付け。今日は結局、キャベツ、ブロッコリィ、レタス類あわせて約500本。



<本日の野菜セット>例
人参、里芋、葉つき玉葱、ほうれん草、白菜の花、サニーレタス、リーフレタス、など。
コメント
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