38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

冬の蕪も、とう立ち。

2008年03月12日 | 農と暮らしの日記
11月に播いた蕪が、とう立ちを始めた。
そこで、こんなふうに葉を切ってしまって、しかも値下げしての出荷。たぶんこの作型だとトンネルをかけて保温し、早めに成育させて先月中にはとってしまわなければいけなかったのだろう。一番状態のよかったのがピンポン玉くらいの小蕪のときで、ようやく大きくなってきたと思ったら、もう皮や芯のところが固くなってきて、急いで出荷することになってしまった。



水曜、野菜セットのない日。
午前中、いくつかの畑を耕耘、畝立て。午後、じゃが芋をまた追加で植える。今日のは大きな芋を育てるねらいで、畝幅、株間ともこれまでに植えたものより大きくとった。約300株。品種も初めてのものなので、どんなふうに仕上がるか楽しみだ。

午後、人参を播く。
もうここからはトンネルを使わずに育てる人参。5月にまびき人参、6~7月に本格的に収穫する。そのあと真夏に収穫する人参は難しいようだ。去年も少し試してみたが、よいものはとれなかった。それでも人参は周年欠かさず欲しいというのが現代の日本の食卓事情。うちでは7月に畑を片付けて出る不揃い人参を冷蔵庫で保管し、秋のまびき人参が出るまで、少しずつ自家消費する。野菜セットに入れる分を冷蔵保存するまでの余力はない。7月にまとめ買いしてもらい、各家庭でうまく保存してもらえれば一番いいのだけれど……。
コメント
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