38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

暦は立秋、畑は盛夏。

2007年08月08日 | 農と暮らしの日記
ひまわりが、今年は2輪だけ咲いた。
去年、畑の隅に何メートルぶんか播き、その花からこぼれた種が自然に芽を出してくれたようだ。まさに「盛夏」の風景。

今朝も5時から収穫。
水曜は野菜セットがなく、いつもなら週半ばのひと休みという気分で、朝もちょっとだけゆったりした感じになるのだけれど、今日はイレギュラーの出荷・納品がいくつか重なり、逆に野菜セットの通常の発送日である月・火・木・金よりもばたばたした午前中になった。市街から戻ると、もう昼だ。

午後、あちこちの畑にトラクタを入れる。
秋冬野菜をこれから播いたり植えたりしていく予定の畑で、計画ではこの春までの作付けが終わった段階で草もきれいに処理し、すっきりした状態で夏を越すはずだったのだが、やはりそういうわけにはいかず、まだまだ草が目立つ。

夕方、市内のSさんが畑に突然来訪。
野菜セットのお客さんで、土曜朝の収穫や田んぼの除草など、このところよく手伝いに来てくださるのだが、今日は仕事帰りということでびっくり。ちょうど手のかかる「ししとう」を収穫していたところだったので(このところ朝の出荷時間がかなり厳しいので、ししとうだけは前日夕方に収穫している)、それをお任せする。僕は周辺の除草を”予定外”で進行させ、大助かり。



「暦の上では秋ですが……」とラジオが何度も繰り返す。
立秋が暑いのは当たり前で、それを「秋なのに……」というような感じで言うのは、わざわざ暑さを際立たせているようで気持ちがあまりよくないのだが、それもまあ時候の挨拶みたいなもんで、暑さを楽しむ術なのかもしれない。

毎日のように「ところにより雷」の予報。
しかし、当地は「ところ」にならない日が続く。
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茄子の畑に、水。

2007年08月07日 | 農と暮らしの日記
トマトと卵の炒めたの。
中玉トマトの調子がちょっと悪くなり、このところ裂果や傷が目立つ。市内の配達や取りに来てくださる方には「B品」で安く引き取っていただいたりもするけれど、どうしても「藤田家族の食卓」に載ることになるものが多い。

トマトは火を通して食べるのも体によいらしい。
わが家では、トマトごはんをよく食べるし、スパゲティもトマトソースが多い。いずれも主に「B品」利用。



今朝も5時から収穫。
だいぶん日の出が遅くなってきて、軽トラのライトをつけて家を出ることも多い。午前中で野菜セットとスーパーその他の出荷ぶんを終え、昼まで秋冬野菜用の育苗培土づくり。

途中、ある「出荷用の器具」販売会社の方が来訪。
調子の悪かった”それ”をささっと調整してくださった。電話で修理の依頼をしたときは「宅急便の送料と修理代とを考えると新品を買ったほうが安いですよ……」という話から始まったのだが、「でもまあ、西条なら、通ることがあるから、そのときにちょっと寄って見てみましょう」ということになり、その数日後に早速来てくださったというわけ。

そして、だ。
調整を始めて10分ほどで動きが新品同様に戻ったのでお支払いをと思ったら、なんと、「これはまあ、いいです。またうちの○○をご贔屓(ひいき)にお願いします」と言ってにこやかに去って行かれたのである。「新品を買うほうが安い」どころではない、たいへん気の毒なことである。今度この○○を買うときは必ずこのメーカーのものにしよう。とかいって、○○といえば普通はこのメーカーのをみんな買うのではないかと思う。ご贔屓も何もない。でもそういう会社だからこんな対応をしていただけるのかも。まさに横綱相撲?



午後、夏野菜の畑のあれこれ作業。
茄子の枝がかなり垂れ下がっているのを、いまごろになってようやくマイカ線を張って支えたり、梅雨明けのあと放任状態になってしまっていたトマトの誘引をしたり。ついでにその辺りの草も刈り、また、茄子、ピーマンの畑(田んぼ)に用水路から水を入れてやる。晴天続きなので、こんなかたちで灌水ができるのは助かる。



野菜セットの方のうち1軒が先週からお休み。
夏休みなので、子ども連れでご実家に帰られるとのこと。お父さんはたぶんお盆に追いかけて合流するのだろう。西条はどちらかというと”田舎まち”なので、お盆は都会からみんな帰省してくるまちというイメージが強いけれど、この方のように「西条から帰省」という人もいる。



<本日の野菜セット例>
茄子、ピーマン(カラーピーマン含む)、ししとう、オクラ、ゴーヤ、トマト各種、つるむらさき、モロヘイヤ、枝豆。在庫から、じゃがいも、かぼちゃ。
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梅の土用干し。

2007年08月06日 | 農と暮らしの日記
梅を干し始めている。
梅は「ちろりん農園」西川さんの山から分けていただいたもの。赤紫蘇は藤田家族の畑から。今年は無計画に紫蘇を栽培してしまい、かなり余ってしまった。来年は注文生産にしようかな……。無農薬・無化学肥料の赤紫蘇、ご希望の方は予約受付中!(早すぎ?)



一週間が始まり、今朝も5時過ぎから収穫。
午前中はいつもどおりの出荷に費やし、午後、あちこちの除草。ピーマン、トマト、モロヘイヤなど、鎌で手作業しなければならないところがたくさん残っているので、集中して片付けていく。夕方、明朝出荷ぶんのししとうを収穫して終了。

この数日、「ところにより、雷雨」の予報が毎日のように出る。
雷は鳴ることもあるが、「雷雨」には至らない。ただ、雲は出るので、この時期としてはかなり過ごしやすい気がする。「冷夏」の予報はある程度あたっているのかもしれない。



広島原爆の日。
数々のドキュメンタリー番組も視、平和記念資料館にも2度足を運んでいるにもかかわらず、毎年耳にしているはずの「数字」がまったく自分の中に刻まれていないことに気づき、あらためて新聞を開いてそれを探す。1945年内の死者約14万人。現在までの死没者約25万人。存命の被爆者約25万人。

<本日の野菜セット>
茄子、ピーマン(カラーピーマン含む)、ししとう、オクラ、ゴーヤ、トマト各種、つるむらさき、ひゆな、沖縄からしな。在庫から、じゃがいも、かぼちゃ。
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夏の日曜、五日市。

2007年08月05日 | 農と暮らしの日記
毎月恒例の五日市、日曜の出店は初めて。
写真のブルーベリーはうちのではなく、市内の伊藤敬子さんが無農薬栽培されているもの。有機JASの認証も受けている。今日は「藤田家族」の野菜もちょっと少な目なので(台風5号で茄子などを早取りしたため)、共同出店していただいた。

ブルーベリーは通常よりたぶんかなり安いキャンペーン(?)価格。
伊藤さんの元気な呼び声に足を止めたお客さんたちに惜しげもなく味見をしてもらう。さすがに味で納得、ということなのだろう、どんどん売れていく。うちの野菜もその活気のなかで「どんどん」とまではいかないけど順調に売れ、昼過ぎに店じまい(ちょっと残っていたけど、夏場は鮮度など考えるとこれが限界)。

出店にはブルーベリーに加えて、「池さん新聞」も。
藤田家族の野菜を使ってくださっている市内小松町のデイサービス「池さん」から、料理長兼”変”集長さん夫妻が立ち寄ってくれ、エネルギーに満ち満ちた手作りの新聞を並べてもらう。

日曜の五日市は思ったよりも人は少なかった。
夏休みで遠出する家族も多かったのだろうか。あるいは、開店の9時はすでに日が高く、もう出歩く時間帯ではなくなっていたのかもしれない。そのなかで、子ども連れで帰省中?という雰囲気の若い人たちは目立った。野菜セットの配達についての問い合わせもあり、また新たなPRにはなったかな。



今朝は五日市出店のため5時前から収穫開始。
とはいえ、いつもの五日市と違って日曜なので野菜セットの出荷がなく、出店ぶんとスーパー出荷ぶんのみ荷造りして、わりと余裕を持っての出発。渚と真がうちの実家にお泊まり中……というのも準備がスムーズに進行した大きな要因である。

午前中、五日市出店。
昼過ぎに撤収し、簡単な昼食を兼ねての休憩ということで(ふだんはこんなこと絶対しないのだが)、商店街近くに新しくできた喫茶店「カフェ・アクア・チッタ」に入る。場所は旧南海デパート(”旧”って言ったって、かなり古いな。「Tナンカイ」でも古い…)のところに建築中のマンション「マルイラベンダーヒルズ」前の新しい道沿い。新町の「ときわ衣料」の北から商店街に入る途中。

ここのマスター合田(ごうだ)くんは、僕の同級生である。
大町小学校の。昨冬たまたまあるところでご両親にお会いして、本人にはたぶんもう30年近くも会っていなかったのだが、こんど自分の店を出すんだという話を聞いていた。「モーニング」が14時までやっているというので、コーヒーはブレンドでオーダー。店名に”水の都”を冠するだけあり、うちぬきの水を生かしてコーヒーの味にこだわる店のようだ。朝8:30~夜22:00。秋祭り前まで無休の予定だという。



帰宅して、秋冬野菜の育苗土づくり。
畑の土をベースにあれこれ混ぜてみて、とりあえず数日ねかせておく。いい感じになったら、キャベツとブロッコリィを急いで播く予定。

夕方、渚と真が帰宅。
商店街の土曜夜市をはじめ、おばあちゃんにあちこち連れて行ってもらったようだ。



<本日の野菜>*野菜セット休み。スーパー、五日市のみ。
茄子、ピーマン、ししとう、トマト(大玉、中玉、ミニ、調理用)、ゴーヤ、オクラ、枝豆。在庫から、かぼちゃ、じゃがいも。
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田んぼ除草、本格開始。

2007年08月04日 | 農と暮らしの日記
今日午後の田んぼ。
「午前」は、ちょっと違っていた。もう少し草がありました。が、ついに除草に着手し、この写真だと、「草? そう?」って感じではないだろうか。ないか。

この田んぼ除草、”援農”のおかげである。
朝5時過ぎ、野菜セットのお客さんである市内のSさんパパが、先週土曜に続いて収穫中の畑に登場。これはもう毎週恒例の早朝援農となりそうな勢い。今日はオクラとトマト類の収穫をお願いする。さっさと終わって戻り、朝食。

Sさん、なんと今日は昼間で仕事ができるという。
それならと、ちょうど曇り空でもあることだし、しかも、渚は昨日から僕の実家にお泊まり、真も今朝から合流(実は昨日のブログのあと、ひと騒動あって、今日は自宅謹慎処分一歩手前だったんだが、特別許可してやったのだ)、ということで、”大人だけの時間”を過ごすことができるわけなので、7月中旬以降の懸案であった「田んぼの除草」についに本格着手することにした。

しかし……。
ここまで放置したら、さすがに草もすごい。稲より草を収穫して、まずくてもなんでも食べてしまったほうが結局は腹にたまるのではないかというくらい、とにかく田んぼの中で稲をさしおいて我がもの顔なのである。が、こちらの強みはSパパ援農だ。午前中の2時間で、少なくとも道路から眺めた田んぼは見違えるように、「ふつうの田んぼ」に少し近づいた。

帰り支度を始めるSパパをさりげなく引き留める僕。
もう少しだけ草をやっつけていってほしい……。観念したSさん、いままで以上にフル回転してくれた。来週が心配だ。



今朝も5時から収穫。
台風の備えで果菜類をかなり摘み取ってしまったので、今朝の収穫は少ない。せっかくの週末でスーパーにもたくさん出したいのだけれど、これは仕方ない。幸い、野菜セットも少ないので、上記Sさんと一緒にさっさと収穫して戻り、朝食。

市街への出荷後、上記の田んぼ除草。
午前中2時間、午後はSさんという貴重な働き手を失ったが、あの”勢い”を残像に生かして薫とふたりで草を抜きまくる。その成果が冒頭の写真。草取り前の状態を載せないところが、なかなかにくい。撮るのを忘れたのだ。

夕方、明朝ぶんの一部の収穫。
あすは毎月恒例の商店街「五日市」。西条市アーケード商店街で、朝9時頃から出店しています。気温が高い季節なので、昼頃には撤収予定。お時間がありましたら、お近くの方、ぜひお立ち寄りください。大屋から明治屋に信号を渡り、銀座街(栄町3丁目)右側(西側)、和菓子の亀生堂さんの向かいです。
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台風5号、一過。

2007年08月03日 | 農と暮らしの日記
今年2つめの台風「5号」が去った。
結果的には4号よりも被害は軽微で済んだ。進路的には「豊後水道を北上」なので「直撃」に近かったのだが、やや東寄りを進んだため早い段階で九州に上陸し、勢力を弱めたかたちになったのかもしれない。

台風というと、いつも夜だ。
日没後に風雨が強まり、深夜に再接近、朝起きたら雨はあがっている……というのが典型的なパターン、なぜだか。

とにかく、被害は僅少。
というか、被害というような被害はなし。「影響が僅少」というところ。畑でとりあえず手当をしたのは、支柱ごと少し傾いたピーマンとトマトを起こしてやったくらい。大きな実をあらかた摘んでしまった茄子も、残った実はほとんど傷ついておらず、これならもっと残したままでもよかったかも……という”欲”な思いを持ってしまうほどだ(いかん、いかん)。



今朝は上記のように台風のため、早朝の収穫はなし。
6時すぎ頃から畑を見回りつつ、オクラとゴーヤのみ収穫。オクラは「とりどき」が極めて短く、毎日収穫したい野菜。ゴーヤはそれほどではないけれど、他の果菜を昨日のうちにかなり始末してしまったので、今日のスーパー出荷に貴重な野菜、というわけでこの2品目。

さっと荷造りして、予定外の、しかし普段通りのスーパー出荷。
出荷中に電話があり、台風への備えで昨日あわててとった中玉トマトに注文が入る。なんともうれしいタイミング、ありがたい、ありがたい。その選別・出荷で昼になり、結局、予定していた事務しごとは午後から。

と、その前に大切な用事、散髪があった。
今日は初めて真と一緒に、いつもの店へ。徒歩3分。冷房は効いているし、BGMもいい感じだし、束の間のバカンス気分、だったりして。という気分だったので、真を待っている間に雑誌でも読もうと、松山のナテュレのオーナー、藤山さんのシドニー・カフェ・レポートも載っている「cafe sweets」(Aug.2007、柴田書店)を持っていったけど、記事前の広告を6ページほど読んだらもう、ツルツルあたまの坊ちゃんができあがってきた。男ふたり、今日はそろいのTシャツ、そろいのあたまで、小雨の帰路を急ぐ。



3時のお茶のあと、ようやく机しごと。
と思ったら電話が鳴って、別の事務作業が先だ。終わって、さてさてと思っていたら、むかいのJA駐車場から、さっきの散髪屋さんとは違った趣のBGM。演歌だ。毎年恒例の「JAまつり」。おでんとか、アイスとかもあるらしい。真は金魚すくいですくえなかったけど2匹もらってきたようだ。そんなこんなで、僕の机しごとはまったく進んでいない。困った……。
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台風、豊後水道へ。

2007年08月02日 | 農と暮らしの日記
オクラの調子がいい。
「いい」といっても、あくまでも「藤田家族」の畑のなかでの存在感という意味でだ。毎朝、畑に行けば、頭に描いているていどの分量はとれる、ということ。ただ、ちょっと畝間を狭くしすぎたようだ。毎朝毎朝、「あるていどの分量」をとるためには、オクラのトンネルをのべ100m、はいずりまわらなければならない。もう少し丈が伸びて実の位置が高くなってくれば楽になりそうだが。



今朝も5時から収穫。
台風5号が今夜接近ということで、明日の出荷ぶんも前倒しで収穫する。これにはふたつの意味があり、明朝まだ風雨が強いとなると収穫が困難であることがひとつ、それと、茄子やトマトなどの果菜(成りもの)は強い雨風にあたると実が痛んで売り物にならないし、実がそれほどのダメージを受ける場合は樹そのものも折れたり根っこから倒れたりするおそれがあるというのが、ひとつ。

それで、収穫にはいつもの2倍ほどの時間がかかった。
スーパーその他への出荷に市街に出たのがもう昼前。戻ってから、オクラを固定する作業。すべてを固定するのは無理なので、品種の特性なのだろうか重心が高くひょろっとしているオクラを植えている畝に木杭を打ち、マイカ線で数株ずつを束ねるようにして、かなりきつめに固定する。

夕方、まだ残っている茄子やトマトなどを選別・袋詰めし、もう一度出荷に出る。台風前でスーパーの客足が少し早めになっているかもしれないという予想と、いつもより多く収穫した野菜(だけれど、小さめのものも多い)を明朝の出荷まで予冷しておく設備がうちにはないので、今日のうちに出荷してしまったほうが楽だということもある。

調理用トマト(地這い、支柱とも)も台風前に大量収穫。
隣市のレストランのシェフKさんに「たくさんあるんですが……」と連絡すると、大雨のなかわざわざ取りに来てくださった。「すぐに行き先が決まってないなら、全部もらっていきますよ」とありがたいお言葉。



台風5号は予報の進路どおりに進んでいる模様。
九州と四国を隔てる豊後(ぶんご)水道を北上し、明朝には中国地方をも越えて日本海に抜けるらしい。思ったより速度がある。雨はともかく、風は最小限で通り過ぎてほしい。
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夏播き人参、播種。

2007年08月01日 | 農と暮らしの日記
支柱栽培の調理用トマト。
ほかに地這いの品種も育てていて、見た目はやはり支柱のほうがきれいだし、大きさもそろっているように思う。いずれも煮炊きに使う(トマトソースなど)ので、重要なのは味のほうだと思うけれど、僕の舌では判断できない。野菜セットにたまに入れるほかは主に業務用で使っていただいているので、ひと夏通しての感想を厨房から聞き取りして来季の作付けに生かしていくつもり。



今朝も5時から収穫。
台風5号の影響で明日から雨風が強まるらしい。風はともかく、雨が降るとなればこの機会を逃してはいけないのが夏播きの人参おとといとりあえず2列ぶんだけ播いたのだけれど、手持ちの種が本命の品種ではなかったので、出荷のあと種屋さんに寄り、1デシリットルを量ってもらった。

戻ってトラクタをかけ、管理機で畝立て。
午後から約40m×4条を2列と、6条を2列、あわせてのべ800mぶんを播種機で播く。播くのは一瞬、うまく芽が出れば、間引き、草取り、また間引きと、収穫までにはかなり手のかかる人参。一度に播く量としては、僕にはこれが限界。あとはまた8月半ばか後半に一度、さらに9月に入ってから最後の種播きと続く予定。

隣の畑で調理用トマトの収穫。
写真のとは違う地這いの品種で、台風対策というとき、支柱のほうが主に風対策で早どりするのに対して、こちらは浸水を避けるための収穫。いちおう畝は立て、麦藁も敷いてあるけれど、茎を伸ばして畝から垂れ下がるようになっている実が心配なので。

日暮れどき、6時からは、じゃが芋掘り。
ついに8月に入ってしまって、どうしようもないのだが、畑にあるのだから仕方ない。残るひとつの畑のうち、今季のメイクインの最後約70mぶんをなんとか掘り上げたら午後8時。日没前から続けているから目もきくが、顔を上げれば真っ暗だ。あとはいよいよ最後の男爵が約100m。お盆までにはなんとか……。



明日は朝のうちから台風の雨の予報。
朝起きて、最新の進路予想を見てから、作業の内容、段取りを決める予定。
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