38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

茄子の畑に、水。

2007年08月07日 | 農と暮らしの日記
トマトと卵の炒めたの。
中玉トマトの調子がちょっと悪くなり、このところ裂果や傷が目立つ。市内の配達や取りに来てくださる方には「B品」で安く引き取っていただいたりもするけれど、どうしても「藤田家族の食卓」に載ることになるものが多い。

トマトは火を通して食べるのも体によいらしい。
わが家では、トマトごはんをよく食べるし、スパゲティもトマトソースが多い。いずれも主に「B品」利用。



今朝も5時から収穫。
だいぶん日の出が遅くなってきて、軽トラのライトをつけて家を出ることも多い。午前中で野菜セットとスーパーその他の出荷ぶんを終え、昼まで秋冬野菜用の育苗培土づくり。

途中、ある「出荷用の器具」販売会社の方が来訪。
調子の悪かった”それ”をささっと調整してくださった。電話で修理の依頼をしたときは「宅急便の送料と修理代とを考えると新品を買ったほうが安いですよ……」という話から始まったのだが、「でもまあ、西条なら、通ることがあるから、そのときにちょっと寄って見てみましょう」ということになり、その数日後に早速来てくださったというわけ。

そして、だ。
調整を始めて10分ほどで動きが新品同様に戻ったのでお支払いをと思ったら、なんと、「これはまあ、いいです。またうちの○○をご贔屓(ひいき)にお願いします」と言ってにこやかに去って行かれたのである。「新品を買うほうが安い」どころではない、たいへん気の毒なことである。今度この○○を買うときは必ずこのメーカーのものにしよう。とかいって、○○といえば普通はこのメーカーのをみんな買うのではないかと思う。ご贔屓も何もない。でもそういう会社だからこんな対応をしていただけるのかも。まさに横綱相撲?



午後、夏野菜の畑のあれこれ作業。
茄子の枝がかなり垂れ下がっているのを、いまごろになってようやくマイカ線を張って支えたり、梅雨明けのあと放任状態になってしまっていたトマトの誘引をしたり。ついでにその辺りの草も刈り、また、茄子、ピーマンの畑(田んぼ)に用水路から水を入れてやる。晴天続きなので、こんなかたちで灌水ができるのは助かる。



野菜セットの方のうち1軒が先週からお休み。
夏休みなので、子ども連れでご実家に帰られるとのこと。お父さんはたぶんお盆に追いかけて合流するのだろう。西条はどちらかというと”田舎まち”なので、お盆は都会からみんな帰省してくるまちというイメージが強いけれど、この方のように「西条から帰省」という人もいる。



<本日の野菜セット例>
茄子、ピーマン(カラーピーマン含む)、ししとう、オクラ、ゴーヤ、トマト各種、つるむらさき、モロヘイヤ、枝豆。在庫から、じゃがいも、かぼちゃ。
コメント
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