38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

グリーン・ツーリズム?

2007年08月12日 | 農と暮らしの日記
瀬戸内海、明石の海の幸。
雲丹(うに)、蛸(たこ)、鯛(たい)。大葉(紫蘇)は藤田家族の。

大阪からの「阿波踊りご一行さま」は1泊のみで朝のうちに出発。阿波踊りは夜なので、その前に「こんぴら詣で」に行く予定だったようだが、踊りのエネルギーを蓄えておくために計画変更し、さぬきうどんを食べに行くことにしたようだ。

午後、入れ替わりに、また大阪からのお客さん。
写真の豪華な魚介類を途中で調達してきてくれた。この「Y家」親子3人組は5月のGWにも遊びにきてくれたのだが、そのときに植えた生姜(しょうが)のその後とか、そのときに除草した葱苗のその後とかが気になってしょうがなくて再訪してくれたようだ。今回はお盆休みを利用しして3泊4日の予定。



今朝は少しゆっくり5時半頃から収穫。
スーパーなど市街地への出荷のあと、阿波踊りに向かって旅立つお客さんたちを見送り、午前中は野菜セットの荷造りと出荷。午後から、秋冬野菜の育苗スペースづくり。夏野菜の育苗は温度を確保するために温室内で行うのだが、秋冬ものは反対に、できるだけ涼しい環境をつくってやらなければならない。去年に続いて、家の北側で日陰の時間帯が長い場所を除草し、育苗箱を並べるスペースを確保する。

夕方、海の幸が到着。じゃない、お客さんが到着。
このY家は料理人夫婦で、今回も包丁、まな板などプロ仕様の調理器具持参で来訪。いちおう、畑を手伝う”援農”のお客さんということになっているのだが、明らかに台所に立っている時間のほうが長い。

というわけで、夜は言語を絶する食卓である。
写真の雲丹、蛸、鯛のほかに、”関西の夏といえば”の鱧(はも)も加わり、さらにとっておきの日本酒も持ってきてくれたので、飲むわ食べるわで、もう大変。

農家に泊まって畑しごと体験……。
という点ではグリーン・ツーリズムっぽいのだが、自分の得意技をひっさげてきてくれるお客さん、というのもなかなか、である。まあこれだけ旨いものを飲んだり食べたりできるのだから、”なかなか”どころではないのだが。このお礼に、明日からは畑しごとの魅力をたっぷり堪能していただくことにする。



<本日の野菜セット>
茄子、ピーマン、伏見甘長とうがらし、オクラ、ゴーヤ、空芯菜、つるむらさき、トマト(各種)。在庫から、じゃが芋、かぼちゃ。
コメント
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