38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

田の除草、ひとまず……。

2007年08月15日 | 農と暮らしの日記
地這い胡瓜の”ベッド”。
先日草をとった畝の左右に寒冷紗をトンネル状に低く張ったもので、外側はまだ留めていない。たぶん寒冷紗の下は草が生えてくるので、胡瓜の収穫が始まるまでに何度かこれをはがしながら草取りをすることになる見込みである。



今朝も5時過ぎから料理人トシくんとともに収穫に出る。
滞在最後の朝もきっちり起きてシャカシャカ動き回る姿には頭が下がる。普段はいつも睡眠時間3~4時間だとか。とても真似できない……。

ふたりで収穫している途中に、市内のSさんが合流。
お盆休みということもあり、まだ朝5時半だというのにまたまた援農に来てくれたのである。朝の収穫に男3人という素晴らしい状況に感激しつつ、茄子、ピーマン、オクラ、伏見甘長とうがらしなどをささっととっていく。

野菜セットがないので、スーパーその他の出荷ぶんだけ荷造り。
終わって8時半頃からようやく朝食で、Sさんも加わってY家最後のごはん。Y家を見送り、午前中いっぱい働いていってくれるというSさんとともに田んぼの除草。約2時間でなんとか「残り所要のべ8時間(2人で4時間)」と見積もることができるほどに進捗した。この2時間だけで軽トラの荷台山盛りの草を運び出す。

午後は少し涼しくなってから、僕ひとりで再び田んぼへ。
渚と真は松山の従姉妹たちが来ているおばあちゃんち(僕の実家)へ。薫も手があいて途中合流し、日没すぎまでのべ約5時間、先ほどの見積もりよりかなり早く、「田んぼの除草いちおうほぼ終了」までこぎつけた。去年のブログを見ると、8月16日に「一応終了」とあるので、ほぼ前年通り(というか、内心では「1日早い!」とか喜んでいるのだが、表立ってそう言うのも大人げないので……とか言いながら書いちゃいました)。

なお、カメラを忘れたので写真はなし。
「ホントはまだ終わってないんじゃないの?」と疑いの眼差しを向けられている方は田んぼに来てみてください。(で、目立つ草があったらこっそりとっておいていただければ幸いです)。

それにしても、今年の田んぼはSさん”さまさま”である。
田植えに始まり、除草開始の弾みをつけてくれたうえに、今日もまたラストスパートに僕たちを駆り立てる働きぶり。こうなったら、収穫、はざ掛け、脱穀までじっくりとおつきあいいただくのがせめてもの恩返しというもの。よろしく!



本日は野菜セット出荷なし。
コメント
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