38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

じゃが芋、収穫終了。

2007年08月22日 | 農と暮らしの日記
じゃが芋掘りが、ようやく終わった。
写真中央の、もじゃもじゃっとしたところが最後の数列。手前は7月から順次掘ってきた跡、一方奥は春の人参、キャベツ、ブロッコリ、葱苗の跡で、いずれもトラクタを2度ほど入れて、大雑把には耕耘してある。最後のじゃが芋を掘った跡は草がすごかったので(1m丈ほどのを先に刈り払い機で刈ってから掘った)、その草を鋤き込み、この「いたりあ畑」全体を秋冬作のメインにする予定。



朝5時半から収穫開始。
野菜セットのない水曜なのでスーパー出荷のみで、帰りに久しぶりに駅前本通りのパン屋さん「hulot(ユロ)」に寄る。今日はまたお客さんが来るので、明日の朝食用。自家製天然酵母100%のしっかりしたパンで人気の店で、今日はカンパーニュと黒糖食パンを買って帰る。

昼にお客さんが到着。
去年も夏休みに来てくれた、先住地・三浦半島の母子ふたり組。今回もパパは仕事で留守番である。昼食後、僕を除いてみんなは加茂川・武丈公園に水遊びに出かけた。「仕事で留守番」の僕は冒頭のじゃが芋収穫。

鍬をふるう傍らのラジオは甲子園の決勝。
0-4で8回を迎えた佐賀北が逆転満塁本塁打で優勝である。さすがのNHKアナウンサーも絶叫の感動的なシーン。佐賀出身で広陵OBという「がばいばあちゃん」の島田洋七は事前のコメントで「どっちも応援したい、両方優勝とか奇跡が起きる」とかなんとか言っていたが、まさにこれはもう両方優勝みたいな試合だ。

家に戻ると、留守番電話。
保育園から「じゃが芋ありますか?」。収穫完了をどこかで見ていたのか、ご祝儀のような注文である。めでたし、めでたし。

夕方、日没まで人参の水やり。
中干し後の田んぼにも水を入れるが、カラカラに乾いているせいだろう、4時間入れてもまだ足りない感じ。稲作もいよいよ後半戦(たたかいではないが…)、これから穂が出てきて稲らしくなってくる。

そろそろ本当に雨がほしい。
予報では毎日のように「ところにより雷雨」だが、なかなかその「ところ」にヒットしない。
コメント
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