38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

初霜、五日市に出店。

2006年12月05日 | 農と暮らしの日記
「五日市」に初めて出店した。
西条の中心部にあるアーケード商店街で毎月5日に行われているもので、各商店のセールに加えて、空き店舗前にさまざまな出店が並ぶ。「藤田家族」も販売促進のPRを兼ねて年の瀬の市街地に繰り出した次第。

場所は「銀座街」の旧リビング石野さん前。
向かいには和菓子の亀生堂さんとブティックパリシエさん、海産物ひじのさんがある。出店のお隣さんは芋けんぴ屋さん。今日並べたのは白菜、大根、人参、里芋、さつま芋、葱、水菜、小かぶ、辛味大根。値段はほとんどが100円。白菜は1個200円にし、ご希望に応じてその場で1/2、1/4に切りながらの販売。

最初に持っていった野菜は1時間ほどで売り切れ。
あわてて追加の収穫をしに戻り、レタスやロメインレタスも新たに加え、とりあえず泥つきのまま持ってきて、現地でこさえながら並べるという突貫工事でなんとかつなぐ。これほどの「とりたて」を売る機会もまあないだろう。

お客さんは主に年輩のご婦人方だ。
自転車に乗ったり乳母車を押したりしてやってきて、ほとんどの方が何種類かの野菜をとりまぜて買ってくださった。「これはどうして食べるん?」と尋ねられたり、逆に「これは、これこれ、こんなふうにしたらおいしいんよ」と教えてくださったり。やはり対面販売は楽しい。午後2時半を過ぎて撤収。



朝、畑に行くと一面まっ白。
例年より6日遅れという初霜で、ついにピーマンも終わりになった……と感傷に浸っている暇もなく、出店のため大忙し。保育園、スーパー、生協、個人の野菜セット、そして五日市の売り物のすべてを軽トラに乗せてあわただしく出発。生協納品ぶんは途中で店を離れて持っていき、野菜セットはお客さんの職場がわりと近かったので、出店まで取りに来てくださった。

夕方戻って明日ぶんの収穫と調製。
夜は再び街に出て、男3人の忘年会。芋焼酎をかなり飲んだ(ようだ)。
コメント
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