38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

スーパーの棚づくり。

2006年12月07日 | 農と暮らしの日記
最近のスーパー出荷(フジグラン西条)のようす。
スペースの割り当てが2カゴぶんなのに、いつも持っていきすぎて並べるのに苦労する。とくに、ごろごろする白菜、大根、レタスは前後に重ねることもできないので売り場の面積当たりの金額という見方をすると、あまりいい商品ではないかもしれない。けれど、「藤田家族は旬の野菜をいろいろ作っている」ということをアピールするのもここの棚づくりの焦点のひとつで、販売そのものと宣伝活動との折り合いをつけるのはなかなか難しい。



予報よりも早く、朝から降り始めた。
スーパーと保育園の出荷・納品から戻って、午前中は野菜セットの収穫と荷造り。遅昼のあと、今日がしめきりの机しごとをなんとかやっつけてから、夕方再び収穫に出る。もう薄暗く、しかも大雨のなかの収穫はちょっとブルー。白菜も人参も、それからトンネルのなかのレタスも、最後は闇のなか、手の感触に頼って大きさなどを確かめながらの収穫。あたりはずれは戻って明かりの下に持っていって初めてわかる。

夕食後、とってきた野菜の調製、荷造り。
ラジオから流れるテレビの音声は、無農薬・無化学肥料のりんご栽培の話(NHK総合「プロフェッショナル 仕事の流儀」)。りんごを育てるのではなく、りんごが育つのを助けるのが仕事だと語る。果樹は時間がかかるとはいえ、8年間収穫がないのを我慢した末の成功というのを聞くと、自分とはまったく境地というものが違うと感じる。

雨はあす朝には上がる予報。
それにしても、あっという間にまた週末である。このところ1週間がおそろしく早い。
コメント
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