38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

人参、いろいろ。

2006年12月21日 | 農と暮らしの日記
9月に播いた人参の間引きがまだ終わらない。
大きいものはもう八百屋さんの店頭で見かけるくらいの普通の大きさになっている一方で、小指の先くらいのや真っ赤なウインナー(懐かしいやつ)くらいのなど、様々な大きさの人参が畑の中で込み合っている。

そんな小さな人参をいま、1~2日おきに少しずつ間引いている。
そしてその間引いたものはほぼすべて出荷している。とくに小さい「指」から「ウインナー」くらいのはイタリアン・バー「ヴァンガード」さんで使ってくださっている。もう少し大きいのはスーパーの地産地消コーナーに毎朝並べる。少しずつだけれど買ってくださるお客さんがいる。

さらに、間引きとは言えないような普通サイズのものは個人の野菜セットに入れる。「ゆうき生協」に出荷する袋に加えることもある。そして、普通サイズの人参をとるときに大きすぎるものは、主に保育園(前述「ヴァンガード」マスターの出身園らしい)の給食で使っていただいている。いつまでも片づかない人参畑だけれど、そんなふうにいろいろなところで、たくさんの方の食卓に届いているのだと思うと、いつか終わってしまうのが、ちょっとさみしい気もする。



今日も朝から午前中は出荷と収穫に関わる作業。
個人の野菜セットに、この冬初めてのキャベツが入った(しっかり巻いているものはまだ少なく、セットの常連となるのはもう少し先の見込みです)。昼前に本日二度目の納品に市街地へ出て、あれこれの用事もついでに済ませて戻り、遅い昼食。今日から幼稚園が冬休みになり、真も加わって3人の食卓(渚はまだ給食があり、今日は「バター・コーン・ラーメン」だったそうだ)。考えてみると、この3人でごはん、というのも珍しい。献立は、水菜と揚げのスパゲティと、おにぎり、ふかしてソテーしたさつま芋。

午後はしばらく机しごと。
3時のお茶を挟んでなんとか仕上げ、夕方はまた明日ぶんの収穫に出る。「おでん」中心の晩ごはんのあと、今日はささっと夜なべ仕事を片付ける。

今日は午前中に少し雨がぱらついた。
これでまた当面は晴れが続く予報。寒さも年内はさほど厳しくならないようす。
コメント
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