38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

藤田「実家」の食卓。

2006年12月16日 | 農と暮らしの日記
しゃこ(蝦蛄)、である。
瀬戸内の味覚。東京湾のもうまいそうだけど。相模湾にもいたのだろうか、漁港周辺では見かけなかった。今日は子どもたちを市内の実家で預かってもらい、晩ごはんに僕と薫も合流したら、食卓にこれがあった。ちょっと小さめだったので、殻をきれいにとるのが面倒で、途中からは頭と固い殻だけとってワシワシ食べた。藤田「実家」の食卓には、子どもたちの好物が並ぶ(僕の好物と重なるのも多い。鶏の唐揚げとか)。



朝いちのスーパー出荷と保育園の納品に渚を連れて行く。
実家に子ども2人を預けるのに、うちには軽トラしかないので、まず1人を市街に出るついでに連れて行く、というかたち。畑や家だけでない仕事の様子を見せる機会もあまりないので、ちょうどいい。実家で下ろしたあと、JA直売所にも野菜あれこれを詰め合わせたコンテナ1つを置いていく。

午前中に野菜セットいくつかを収穫。
その配達に、今度は真が同行。先方で段ボールの空き箱をたくさんいただくことになり、真もよいしょ、よいしょと運んでくれる。

午後、薫と一緒に畑へ。
先日播いた小松菜と人参の畝にトンネルをかける。その後、僕は玉葱を植えるところを畝立てし、薫は「秋じゃがもどき」の収穫。これは夏のじゃが芋の取りこぼしが芽を出して芋をつけたもの。畑の片づけができないまま放っておいたら、こんなのが少しできてしまった。とりあえずコンテナ2つぶん。

そういえば昨日、さつま芋の収穫が終了したのだった。
ブログに書くのを忘れていた。しかし、最後に残っていた畑の芋の小さいこと。さつま芋は畑が痩せていてもできると言われるので、「この畑にはさつま芋しかないな……」と植えたのに、「さつま芋でさえこんなのかい?」という惨状。よく言えば、「ごはんと一緒に圧力鍋でふかすのに最適なサイズ!」。……。



夕方、明朝出荷ぶんの野菜を収穫、荷造り。
途中までで時間切れとなり、やりかけのコンテナを荷台に積んで実家へ。



子どもたちはおばあちゃん、おじいちゃんと仲良くやっていたようす。
うちでは絶対に買わないような「いいもの」も買ってもらったようだし。「うわっ、すごいの買うてもろたねー」と言うと(世間的にはそんな「すごい」わけじゃない)、真は「お父さん、怒らなくてよかった」。あとで聞いたら、ずっと、「お父さん、返してこいって言わないかな」と心配していたそうだ。ちょっと涙が出そう。

あす日曜は雨模様の予報。
毎週毎週、どうしてこうも悪天が巡ってくるのか、不思議。
コメント
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