38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

畑は寂しく、話は豊か。

2010年02月21日 | 農と暮らしの日記
春どりのキャベツにも、こんなふうに霜が降りた。
先週はずっと曇りがちだったから、日中は寒くても朝霜が降りる日はほとんどなく、反対に昨日あたりから日差しが戻り、青空で夜が明けたような朝にはこうして畑も真っ白になる。いわゆる放射冷却現象。畑にある野菜は霜が降りても雪が積もっても、それだけで傷むようなことはほとんどなく、日が昇って気温が高くなればまたもと通りになる。ただし、こんなふうに霜が降りて半ば凍ってしまっている状態で収穫してしまうと、生鮮野菜をそのまま冷凍室に入れたのと同じで、溶けて常温に戻ったら野菜の組織も壊れてしまっている。だから冬期は朝の収穫を避け、出荷前日にとってくることが基本になる。



日曜、晴れ。渚はバレーで終日練習、薫は正午からその当番、真は休み。
朝:7時前からごはん、8時頃から明朝出荷の一部(人参、大根など)収穫。
午前:9時過ぎから畑の片付け少し。10時に畑の見学で砥部町からTさん夫妻来訪、12時前まで。夫妻は「妻」が僕の高校同級生、だけど同じクラスになったことはなくて、連絡をもらってもはっきりした記憶はなかったのだけれど、卒業して約四半世紀!ぶりに会ったら、「あー、そういえば」って感じ。藤田家族の応援団(って一人だけど)コメントでおなじみのゆりさんがつないでくださった。ありがとう。ご夫妻それぞれ身体の健康に関わる仕事をされていて、そのこともあって食や農への関心が強いようで、畑の見学といいつつ(畑そのものは春の端境でさみしいし)僕のほうがいろいろ興味深い話を聞くことができた。またにぎやかな畑の様子も見にきてください。

午後:12時過ぎからトラクタで畑1枚片付け。
14時から明朝出荷ぶんの収穫、16時すぎ戻り、明日はセットの数が多いので荷作りを途中まで。18時あがり、渚たちもバレーから戻り、晩ごはん。



明日から2月最終週。
週末にはまた雨の予報なので、それまでにできる限りの畑の片付けと春作の準備をしてしまいたい。
コメント
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