38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

春播きの畑に、トンネル。

2010年02月12日 | 農と暮らしの日記
この春一番で種を播いたところにトンネルを掛けた。
4月頃に収穫する予定の小松菜、蕪、その他の葉もの少し、それから人参。本当は播いたと同時に掛けるべきところなのだが、しばらく気温が高く雨もたっぷり降るという予報が出ていたから、今日まで待っていた。ま、よく言えば。実際は種を播くところまでは時間がとれても、その日にトンネル掛けまでという余裕がない。

毎日出荷があるとこうなってしまって、とにかく効率が悪い。
管理機で畝立てまでして播くのは明日とか、草は刈っても燃やすのはまた来週とか。管理機で一日中畝立てして、翌日に一日中種を播くのなら効率的だけど、そうじゃなくて、管理機で1列畝立てして次の日播いて、翌週に隣にまた畝立てして、2~3日後にまた播く、とかそんな感じ。もうちょっとなんとかなるはずだけど。

で、いよいよトンネル掛け。
しばらく温かかったけど明日の朝は2~3度まで下がるような予報なので、待ったなし。こんな作業は薫と二人が速い。細い支柱でアーチ状の骨を立て、トンネルを掛けて裾をパッカーで留めて、さらにマイカ線で鉄線杭でたすき掛けするように地面に押さえつけるかたち。昨年はこれでも風で1回飛ばされたけど、裾を土に埋めたりすると後で面倒なので、まあ1回や回飛ばされるのは織り込み済みということで。



金曜、雨があがって朝は温かく、しかし昼頃から冷えてきた。
朝:6時半過ぎからごはん、8時頃に市街に出て保育園納品、スーパー出荷、セットの配達。
午前:戻って来園お渡しのセット等の仕上げ、10時頃から上記のトンネル掛け。
午後:12時半頃から市街に出て、近所の方の葬儀に参列。かなりのご高齢だったが、就農してすぐの頃、圃場が隣りどうしで、いつもピシッと背中を伸ばして作業しておられ、叱られたような励まされたような言葉をいただいて、その後もそこで仕事するときは、見られているとかいないとかは関係なく、ちょっと緊張しながら作業している自分がいる。

戻って近所で車の保険の継続手続きしてから、遅めの昼ごはん。
トンネル掛けを別の畑でもう1本とちょっと。明朝分の収穫を少しして帰宅、小雨がぱらついてきて、ちょっと早いけど17時過ぎ、あがり。以降は机しごと。

<本日の野菜セット>例
人参・黄金人参、里芋・その親芋、大蔵大根、大蕪、葱、白菜1/2~1/4切、白さい菜(不結球型の白菜)、大阪しろな、リーフレタス(緑・赤)、茎ブロッコリィ、などから。
コメント
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