38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

10月播きの、葉ものたち。

2010年02月18日 | 農と暮らしの日記
今日はいつも通り、寄った写真で。
野菜セットに入っている葉ものをいくつか並べてみた。左のキャリー、上の小松菜は10月下旬に播いた固定種で、種袋には「秋播きで3~4月の収穫に向く大晩生種」とあったが、年末にほどほどの大きさでとり始めたとき、あまり調子がよくなかったから放っておいたら、いま頃になって、ちょっと大きすぎて固めだけれど、けっこうおいしく仕上がっている。小松菜はこれと、11月播きでようやく大きくなってきた別の品種とを、同じ畑だから毎日様子を見比べながら収穫している。

左のキャリー、下は水菜。
これは上の大晩生小松菜と同時に直播きしたいわゆる「サラダ水菜」で、ほとんどは年内に収穫してしまって、いまは別の畑で移植栽培している固定種の水菜を主に出しているけれど、これも小松菜と同じように取り残していた株がこのところまた少し元気になってきたので選んでとっている。が、どうやらトウ立ち前の復活のようで、ちらほらと小さい花が根もと近くに出てきているので先は長くない。どんどん出さなきゃ。

右のキャリーは、ほうれん草。
これも上記の小松菜、水菜と同じ畑で同じ日に直播きしたもので、この冬、調子がなかなか出てこなかったほうれん草の、ようやくの本格的なスタートという感じ。これも同じ畑の11月播きのもの、さらに別の畑のものとも入れ替わり立ち替わりのセット入り。トウ立ちのタイミングがアブラナ科野菜とずれるほうれん草は、これからの季節の心強い味方だ。

さてその畑、昨年末頃のようすはこれ
そのときのほうが客観的に見れば調子がいいように見えるけれど、季節が変われば野菜の様子も変わるし、出荷の事情も変わる。



木曜、いつも通り出荷三昧の一日。天気は曇り時々晴れ、時々雨、強風。
朝:6時半過ぎからごはん、7時半頃に市街に出て保育園、スーパー。
午前:8時半ごろから収穫2時間、10時半頃からまずは宅配便で今日出すセット作り。13時頃に一応できて昼ごはん。
午後:14時頃から今度は明朝配達する「地産地消」型のセット作り。ほとんどの野菜は朝のと一緒に収穫してきてあるので、ひたすら荷作り。15時すぎ、追加の収穫に畑に出て、現地で打ち合わせ1件、戻って19時頃まで荷作り、一応終了、あがり。



セットの荷作り中、今日もバンクーバー五輪。
今日はいよいよスノーボード。愛媛からは西条にも縁のある青野令選手が国母選手らとともに出場している。テレビの実況ではアナウンサーに「雪のない県からのオリンピック代表になりました」とか言われていたが、雪、あります……。この実況聴きながら、作業場からそのゲレンデも見えます…。石鎚スキー&スノーボードリゾート。果敢に戦ったが残念ながらメダルには届かず。けど、まだ若い。次がある。まだまだこれからだ。

<本日の野菜セット>例
人参・黄金人参、里芋・その親芋、大蔵大根、大蕪、水菜、小松菜、ほうれん草、大和真菜、まんば、などから。

コメント (1)
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