38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

冬休み、最終日。

2008年01月07日 | 農と暮らしの日記
雨の朝、西条市街「登道」辺りの交差点。
JR伊予西条駅のほうから西向きに走ってきて、右手が北に延びるアーケード商店街の入り口(この先ずっと行くと五日市で出店している「銀座街」につながっている)、左は「北の丁」(きたのちょう)で、江戸時代に西条で最も賑わっていたという「大町の四つ辻」(和菓子の森川屋さんがあるところ)につながる。



月曜の朝は市街の実家から出荷に出る。
未明から、予報では確率の低かった雨がしっかり降っている。前夜の「新年会」で泊まっていたので。子どもたちはそのまま残して畑に戻り、午前中、野菜セットの収穫、荷造り。昼前に市街に出て出荷、納品、再び実家に寄ってみんなで昼ごはんを食べ、午後は冬休み最終日ということで、駅前に昨秋できた「鉄道歴史パーク in SAIJO」に初めて出かける。メインは「四国鉄道文化館」で、新幹線の生みの親と言われる第4代国鉄総裁、十河信二氏が西条と縁が深いということから、0系新幹線とディーゼル機関車が展示されている。詳しくは上記のHPでご覧ください。

ちなみに、ここから歩いて10分ほどの市民公園には、蒸気機関車がある。
「C57」という型だそうで、かなり昔から展示されている。市外からいらっしゃるお客さまにはぜひ、ついでに見ていってほしいものです。こちらは観覧無料(屋外だし)。さらについでながら、この市民公園内(隣接?)には、いまは使われていない「西条市体育館」がある(またはこの写真)。鎌倉の神奈川県立近代美術館も手がけたコルビュジェの弟子、板倉準三の作品だというのはずっとあとになって知ったけれど、子どもの頃からなんだかすごい建物だと思っていた。ここでゴダイゴも演奏したし、僕も卓球の試合をした(いまはほぼ毎日この横を軽トラで通ってます)。



さてさて、戻って夕方、日没まで明朝分の収穫。
真は助手席で昼寝。なんやかんやをとって戻り、調製を終え、今日は少し早めに挙がる。というのはなぜかというと、渚と真が冬休みに入ったとたん、12月26日には薫の実家に三人で帰り、僕もそのあとを追いかけて年末年始を過ごし、戻ってきたと思ったら昨日は僕の実家で新年会……というわけで、「藤田家族4人」はほぼクリスマス以来、単独で食卓を囲んでいなかったわけだ。なので、明日の始業式を前に、忙しかった年末年始を振り返る、のんびりした晩ごはんのひとときを過ごし、またいつも通りの暮らしに戻るギアに入れ直したのである。久々の野菜づくし……。
コメント
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