38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

小松菜の、リレー。

2007年11月27日 | 農と暮らしの日記
この秋の小松菜の第4弾が、ぼちぼち収穫どき。
8月末(第1弾)と9月上旬(第2弾)に播いたものは草の中からの救出という感じで収量的にはいまひとつ、そのあとの10月上旬播き(第3弾)はまずまず育ってくれてスーパーなどでもわりと売れたが、それももうほぼ終了、ということで、次がこれ(写真の畝、ほか)である。

が、「次」というのは結果的に、だ。
第3弾からはわずかに4日遅れの播種だから、収穫期が重なってもおかしくなかったわけだが、大いにずれた。発芽が遅れたんだったか記憶が曖昧で、ただ、確実に言えるのは”元肥不足”。この畝は茄子とピーマンの間の草対策的に夏は枝豆をやっていて、その収穫後に、引き続きの草対策で播いた小松菜である。

それで、枝豆が窒素を固定してくれている、という前提。
なので元肥はたしか油粕を少なめに播いただけだった。が、葉色が成育初期から黄色っぽく、それは両脇の茄子とピーマンが思いのほか長く取れ続けていて(もうほとんど終わりだが、まだ取れている)、そちらに養分をとられているせいかもしれない。



野菜セット出荷の多い火曜も、日の出はやはり遅い。
11月も下旬になってから、秋に逆戻り?したような”もわっ”とした暖かい朝が続いていて、収穫はわりと楽。7時前後に家族そろって朝ごはんのあと畑に出て、セット10個ぶんの野菜をとってくる。

ほぼ午前中いっぱいかかって調製、荷造り。
昼前に出発して、新居浜から西条市街とまわり、戻ると13時を過ぎている。

野菜だくさんのキムチ炒飯で遅昼のあと、午後はまずキャベツの定植。
このところ時間がとれず、かなり老化気味の苗を約400株植える。10月上旬に種を播いたもので、同時に播いた別の品種は2週間近く前に定植済み。

16時を過ぎてから、今日も玉葱定植の続き。
昨日までに早生の普通品種は植え終わり、今日は早生の赤玉葱を約300本。これも播種後2か月を過ぎてしまい、大きくなってしまった苗が多い。収穫は5月で、赤玉葱はやはりフレッシュなのをサラダなどに使うのが一般的だと思われるので、夏までにセット中心で出してしまう予定だが、トウ立ちが早いようなら、小さいうちに”ミニ赤”で出さなければ……。

日没後に植え終わり、暗闇のなか明朝出荷分の人参を収穫。
戻って今夜は青年農業者協議会の役員会。夜の運転はイヤなので、”相乗り”希望であちこち電話したが、見事にすべてフラれ、やむなく軽トラで夜道を走り約30分、市内西部の県地方局庁舎へ。約3時間の会議であれこれが決まり、帰路はほぼノンストップで約20分、23時前に家に戻る。

遅い晩ごはんはひとりで「さつま芋カレー」。
薫が研究に研究を重ねているメニューのひとつで(理由は簡単、さつま芋の在庫が我が家の生活空間を奪っているから)、今日のは甘みがくどくなく(って、カレーなんだから当然のようだけど、それがなかなかうまくいかないらしい)、今後の発展が期待される味。

日付をまたぎながら、パソコンしごと。
野菜セットの「年末年始特別配送」の案内状を試作する。セットご利用のみなさまには順次お送りし、日程のご相談をいたします。



<本日の野菜セット>例
人参、里芋、さつまいも各種、まびき大根、中蕪、まびき小蕪、小松菜、ほうれん草、壬生菜、茄子、ピーマン、しょうが、など。
コメント
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