38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

玉葱定植、開始。

2007年11月23日 | 農と暮らしの日記
玉葱の植え付けが、ようやく始まった。
昨日はさつま芋の収穫が「ようやく」終わったばかりで、とにかくうちの畑は「ようやく……」の連続である。何もかもが一般的な畑の暦より遅れてしまっている。どこかで何かをひとつふたつ飛ばせば追いつくような気もするけど、そういうわけにもいかず、それでも冬の野菜は冬に、夏の野菜は夏にしかできず、とりあえずはできているので、なんとかどこかで辻褄が合っているのだろう。

今日植えたのは春先にとる早生の品種。
9月上旬に種を播いて、別の畑で育てていた苗を根っこから土を崩してとり、15cm間隔で植える。写真の辺りの苗は大きくなりすぎていて、すでに玉葱になりかけている。匂いがもうたまらない。そのままちょっと刻んで食べたくなる。

とりあえず今日は約500本。
予定では、5~6月に収穫する保存用の玉葱まで含めて、この10倍以上の苗を育てているつもりだったけれど、今日の苗とりの実績から計算すると、せいぜい4000本くらいしかなさそう。去年に比べれば多いので、これだけでもちゃんと面倒見られるかどうか不安は残るのだが。

ちなみに、去年は年が明けてから植え始めたようだ
苗が大きすぎるとか、遅すぎるとか、同じことを書いている……。去年と比べると、苗の草取りがうまくいっているのが救いだが、もし植え付けが順調に進まず、年末から年を明けて……というふうにずれ込んでいくことになれば、草も待ってはくれないかもしれない。



世の中3連休、初日の金曜日。
今朝も6時半からちょっと土間で出荷の仕上げなどして、朝ごはんのあと、収穫に出てさらに調製・荷造りし、10時頃に市街に出て納品、出荷、ついでに買い物もして戻る。

昼ごはんまで1時間ほど畑しごと。
10月に播いたほうれん草、小松菜、蕪の畑で初めての中耕・除草。三角ホーを条間と畝の左右両端に走らせて土の表面をカリカリとひっかき、目の出始めた草を削る感じ。畑の隣半分に1週間ほど前に播いたほうれん草、小松菜はちょうど発芽が始まったところだけれど、ちょっと乾きすぎているので、うまく揃うかどうか心配だ。

午後、上記の玉葱の苗取りと植え付け。
渚は朝からずっと、弁当持参でバレーの練習に行っているので、薫と真と3人で。玉葱の植え付けは、植える深さや長く伸びた根っこの扱い、最後の鎮圧(根元を押し固める)など、わりとかっちりやらないといけない作業だが、真は意外とうまくこなしている。

5時を過ぎて暗くなり始めたので終了。
明日はセットも少ないので、朝とれる野菜は朝とることにして、人参だけとってから帰る。



<本日の野菜セット>例
人参、里芋の親芋、さつま芋各種、まびき大根、蕪、ほうれん草、小松菜、ピーマン、伏見甘長とうがらし、など。
コメント
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