38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

上旬の金曜日は……。

2007年11月09日 | 農と暮らしの日記
直播きした壬生菜と水菜。
種が小さいので慎重に薄く播いたつもりだが、見込みよりはやはり厚播きになってしまった。とはいえ、2度ほどのまびきでこの程度の混み具合なので、いまのところはまあまあ順調と思われる。もう少し大きくなったら、間を1本抜く感じで「まびき菜」出荷の予定。”鍋本番”の時期までにどこまで大きくなってくれるか……。



今朝も6時過ぎに収穫に出る。
毎月上旬の金曜は、「月1回」のセットのお客さんも多く(月1回だと、どうしても第1○曜とか第2○曜になるので。第3とか第4とかは少ない。たぶんわかりにくいからだろう。僕もつい忘れそうになる。来週が要注意だ)、そこに週1や、たまたま「3週に1回」みたいな変則的な出荷も加わった今日は、金曜にしては午前中が忙しい。

午前中、出荷と市街で買い物。
毎日市街に出荷があるから買い物には便利なのだけれど、もしも「藤田家族」が”中山間地の有畜複合・自給的農業”みたいな菜園だったら、こんなには街で買い物をしなかったかもしれない。といって、ガムテとかトイレットペーパーを自給できるわけでもないから、やっぱり”まとめ買い”になるのかな。あるいは通販? いくら野菜や米を自給しているからといっても、暮らし全体を見れば、たかがしれている。だいたい、いまキー打ってるパソコン作れないし。あ、電気も僕は作れない。



午後、脱穀機の掃除。
脱穀の作業は昨日だいたい2時間半ほどで終わったが、お借りした機械なので、きれいに掃除しておかなければならない。去年も借りたのだが、どうやら掃除が不十分だったようだ。それで、今日は念入りに、ネジをはずして開けられるところはすべて開け、午前中に買ってきたブロワー(マキタ製・4,980円)で籾や藁屑を吹き飛ばし、ギアにからまった藁や麻紐の屑をこそげとり……などなどやっていると、あっという間に3時間ほどが過ぎた。脱穀そのものの時間より長い。機械って、これだから困る。が、足踏み脱穀機でやったら、2時間半+3時間=5時間半で終わるのかどうか。野満さんに今度聞いてみよう。



で、掃除がとりあえず終わって返却。
日没まで明朝出荷ぶんの一部を収穫。それと、薫が「人参まびき菜のかき揚げ」の練習をするというので、人参をまびく。最後にまいたもの。が、どうやら根こぶ病が出ているようだ。ま、かき揚げで食べるぶんには問題ないが。



<本日の野菜セット>例
里芋、さつま芋、人参、大根(小)、小松菜、からし菜、大根まびき菜、かぶまびき菜、茄子、ピーマン。
※8月播きの大根はまだ小さいけれど(葉つきで1kgくらい)、今後あまり成長が期待できない雰囲気なので出荷開始。

コメント
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