38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

きぬかつぎ

2006年11月04日 | 藤田家族の食卓から
里芋の小さいのを、皮ごと茹でる。
それだけ。親指の先ほどの、というか小指の先ほどのでもOK。とにかく売りものにならないようなのを集めて蒸す。ご飯を炊くときに圧力鍋に一緒に入れてもいい。ただ火を入れるだけ。食卓にも皮ごと出して、食べるときに、ひとりひとりがつるんと皮をむき、お好みでちょっとだけ塩をつけて口に放り込む。

春から秋、陽光を浴びて育った里芋は、それだけでおいしい。
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人参ケーキ

2006年11月04日 | 藤田家族の食卓から
週末の畑。
私は、キャベツの虫取りやらにんにくの除草。子どもたちは、人参の間引きだと言っては、何本か抜き取り、ぼりぼりかじっています。それに飽きると「家族ごっこ」。といってもキアゲハの幼虫の家族ごっこ。キアゲハの幼虫は、いわゆるイモムシなのですが、黒やオレンジの派手めのイモムシで、人参の葉にいます。そのイモムシを捕まえては、これがお父さんで、これが赤ちゃんで…とやっているのです。最後には、虫かごに引っ越し、今、家の土間で暮らしています。

さて、人参ケーキ。
これは、渚が小さい時から食べていて、朝食になったり、おやつになったり、お弁当のおかずになったりしてきました。でも、この日、引っこ抜いた人参で昼食に作った人参ケーキが、今までで最高においしかった。(写真は次の日作ったのもで、やっぱり前日の方がおいしかった。)

「なんで? なにがケーキなの?」。
そう言われればそれまでですが、うちでは、「ケーキ」という美しい響きもあって、大人気です。(薫)

そういえば、そうだな。
なんで「ケーキ」なんだろ。真や渚にはいつか折を見て本当のケーキというものを教えなければなるまい。つらいことだが、それが親の務めだ。でも人参ケーキ、おいしい。ビールもいいけど、焼酎お湯わり。(敏)

●材料
 人参 2本(試しに測る200gでした)
 中力粉 人参の8割くらいの分量
 塩 適宜
 胡麻 適宜
 オリーブオイル 適宜

●作り方
 ①人参をすりおろす。
 ②①に中力粉、塩、胡麻を入れてまぜる。
 粉は、薄力粉より、中力粉の方がもちっとしておいしい。
 全粒粉を入れると味わいがあります。(写真は全粒粉入り。)
 粉の分量は、人参の水分によってかわりますが、目分量ですりおろし、
 人参の8割くらいかな。まとまる程度で。
 ③フライパンにオリーブオイルを薄くひき、
 丸めて少し平たくした②を焼きます。
 サービスで、ハート型を渚のために作っておくことも忘れずに。
 ふたをして弱火で焼き、ひっくり返して、もう片面も焼きます。
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いもたき

2006年11月04日 | 藤田家族の食卓から
いもたきは、今まで2度しか食べたことがありませんでした。
葉山に住んでいた時、義母が送ってくれた「いもたきセット」と、先月、大保木で汗をかきながら食べた、いもたきと。いつか、家で作りたいなと思っていたので、里芋や間引き大根、葉物もそろったところで、作ってみました。何年ぶりかに、鶏ガラのスープをとりました。おいしかった!

この秋、初めての鍋物だったので、家族もみんな、にこにこ。
渚は、「いもたきチケット」を2,000円で販売(配布)し、テーブルに花も飾ってくれました。

●材料
 鶏ガラスープ(市販のスープや、チキンコンソメなら手軽にできますね)
 昆布 7,8㎝くらい
 鶏肉、里芋、大根、人参、もやし、きのこ類、葉物、こんにゃく、ねぎ、うどん
その他、おもち、厚揚げ、鶏のつくねなども入れたりもするようです。
しょうゆ、塩 適宜

●作り方
 ①鶏ガラスープと昆布を鍋に入れ、沸騰したら、昆布を取り出す。
 ②しょうゆと塩で味をつける。みりんなども好みで。
 ③あらかじめ固めに茹でておいた里芋、根菜、鶏肉などから鍋に入れ、いただく。
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京菜も、生長著しく。

2006年11月04日 | 農と暮らしの日記
京菜がどんどん大きくなっている。
この野菜は僕のなかでは「鍋」なので、もっと寒くなってから出荷するものだと思い込んでいた。ところが、畑に行くたびにどうももう売り物になっているのではないかと思い始めたのがこの数日で、このところ野菜セットにも入れ始めている。現在、長さが40~50cm。

料理法としては、やはり鍋だろうか。
そのほか、豚肉や厚揚げと炊いたり、サラダにしたりと、いろいろ使える。僕は熱々のご飯に塩少々と共にざっくりと混ぜ、お茶碗に入れてから胡椒をふる「京菜ごはん」が好きだ。里芋の炊き込みご飯に混ぜてもいいかも。そしたら、炒飯に混ぜてもいいかも?



今日も午前中は出荷作業。
いつものように、スーパーの単品と宅急便の野菜セット。今日のセットのお客さんのなかに、「月1回」の方がいて、そうなるとどうしてもいろんな野菜を詰め込みたくなる。いまが出始めでもひと月後にはもう畑からなくなっているかもしれないから。それでも、いくつかの野菜は泣く泣くリストから外した。

市内に配達に出たついでにあれこれ用事も済ませる。
戻って遅昼のあと、レタスの定植。先日植えた畑の続きに、また植える。同じときに播いたものなので本来は同じ日に植えたかったのだけれど、それができなかったのだからしょうがない。NHKのFMでソウルを12時間という特集をやっているので、畑にラジカセを置いての作業。

植えた畑がからからなので、水をやる。
ついでに先に植えたレタスも定植後すぐに一度降っただけで水が足りなそうなので、そちらにも水をやっておく。それにしても、本当に降らない。「あめんぼ通信」の水田さんも書いていたけど、降らないと本当に休めない。困ったものである。

しかも、暑い。
気温は20℃ちょっとくらいのものだと思うが、長袖を着て動き回っていると暑い。で、やっぱりTシャツになってしまう。天気がおかしいのか、僕がおかしいのか。



昨日書いた「西条祭り」のテレビ、どなたかご覧になりましたか? あと一回、今度はBSハイビジョンで10日(金)朝9:10~です。ちなみに今日は、だんじり(山車)32台が伊勢に奉納に行っているようです。
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