38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

人参の葉を食べる。

2006年11月02日 | 農と暮らしの日記
キスジアゲハの幼虫がお食事中。
まびき真っ最中の9月に播いた人参の葉を、せっせと食べてくれている。ジャコと炒めなくてもうまいのか。7月播き、8月播きの人参ではそれほど目立たなかったこの幼虫、チューインガムのような匂いを出すのですぐわかる。個人的にはこの匂い、好きです。お気に入りの虫。でも見つけたら、つぶす。



今日は出荷に時間がかかってしまった。
スーパーの単品、職場単位の個人注文品、宅急便の野菜セット、3世帯相乗りの宅急便(セットと単品)、それから、市内のイタリアンバー「ヴァンガード」さんで野菜を使ってくださることになったので、その第一回目の納品。

という具合で、量はけっして多くはない。
のだけれど、同じセットをたとえば10個つくるというのとは違って、収穫したり分量を決めたりするときに、そのつど「えーと、これはどことどこに分けるんだっけ。あっちは多めでこっちは少なめで……」と立ち止まってしまうし、包装も宅急便に入れるのと今日使ってもらえるものとでは違うやり方になる野菜もある。そんなこんなで、出荷作業終了は夕方4時前になった。しかしなんとなく販売好調な農家になった気分だ。気分だけだが。

今日の野菜セットは次のような品目。
茄子、ピーマン、オクラ、つるむらさき、小松菜、ちぢみ菜、パクチョイ、京菜、葉つき小蕪、赤蕪、人参、大根、里芋、さつま芋。果菜、葉菜、根菜がバランスよく入り、一年でいちばん種類の豊かな季節なのかもしれない。



日没まで、上の写真の人参まびき作業。
最初のまびきだけれど少し遅れてしまい、長さ10cm前後、太さ5mm~1cmくらいの、わりとしっかりした「ミニ人参」がついている。これは葉を落として袋に詰め、「皮つきで、そのままの形で使えます」という謳い文句?で販売。カレーに入れたり、蒸し野菜、蕪と一緒にソテー、などなど藤田家族の食卓でも大活躍である。

明日は文化の日で、3連休が始まる。
依然として晴天が続く予報。
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