38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

夜の空気は、冬の色。

2006年11月14日 | 農と暮らしの日記
今日も夜なべしごと。
新米で土間が狭くなっているので、今夜は昼間と同じく納屋の蛍光灯をつけ、その軒下での作業。防寒を万全にし、トランジスタラジオで音楽を聴きながら。はじめはチューニングをNHK総合テレビに合わせて「古賀メロディ」のを聴いていたのだけれど、いまどきの歌手が歌う”昭和の名曲”はとても聴いていられず、FMに変える。古い歌は当時の音源で聴くのがいちばんのように思う。



朝いちばんでスーパーとJA直売所に野菜を並べてくる。
戻って朝食。小かぶと人参のソテーは朝も昼も夜もおいしい。午前中は野菜セットをつくったあと、昼まで薫と一緒に田んぼの片付け。稲木を解体し、軽トラで家に持って帰る。

昼食はゆうべの根菜カレーの残りでカレーうどん。
それと、水菜のおにぎり。どちらもとてもおいしくて、そしてとてもおいしそうに見えるので、写真を撮っておこうと思ったらカメラ代わりになっている携帯が電池切れで撮れなかった。残念。根菜カレーはカレーうどんにぴったりだ。

午後、配達ついでに市街であれこれの用事。
朝のうちだけのはずだった雨がそのときはたいして降らず、昼を過ぎてから予想外に強く降り始める。戻って明日ぶんの収穫。雨上がりの畑では軍手がすぐにびしょびしょになり、収穫にも調製にもよけいな手間がかかる。

夕食には、かぶのポタージュ
冷えたからだにあつあつ、とろとろのスープがたまらない。たっぷり暖まってから(ポタージュだけでは熱が足りないので、芋焼酎の力も借りた)、上記の夜なべしごとに。

終わって風呂に入り、ポタージュの残りを一杯ぶんだけ別の鍋にとり、沸かす。
ひと雨ごとに、冬の空気が濃くなってくる。
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かぶのポタージュ

2006年11月14日 | 藤田家族の食卓から
じゃがいものざらっとした舌触りと、かぶのとろんとした喉ごしがいい。
じゃがいももかぶも、少しだけフードプロセッサーにかけないで具に残しておくといいみたい。夕食にたっぷり作って、残りを翌朝またあつあつにして飲んでから出かける晩秋。(敏)



●材料
 かぶ 実だけで500グラム(1束半くらい)
 玉ねぎ 1こ
 じゃがいも 2こ
 だし汁 3~4カップ
 オリーブオイル 適宜
 ローリエ 2枚
 塩 適宜

●作り方
①玉ねぎは薄切り、じゃがいもは小口切りにする。
  かぶは葉を切り落とし、実は皮ごと小口切り。
  (葉は青菜として、他の料理にお使いください)
②玉ねぎをオリーブオイルで炒める。
 弱火で炒め、透き通ってきたら、じゃがいもとかぶも加える。
③しんなりしたら、だし汁を入れ、煮込む。
④火を止め、あら熱がとれたら、ローリエを取り除きフードプロセッサーにかける。
 さらに漉すと、なめらかになって贅沢感がアップします。
⑤④をなべに戻し、塩で味付けをしてあたためると、できあがり。
 写真のように、小さめのかぶを塩ゆでしたものを、浮き実にするとかわいくて、子どもも喜びます。(薫)
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小かぶと人参のソテー

2006年11月14日 | 藤田家族の食卓から
まびきを兼ねて収穫した小さめのかぶと、まさにまびきで抜いた人参を、そのままの姿を残してフライパンでソテーしたもの。かぶは葉の部分も使ってもいいし、大根のまびいたのでもおいしい。(敏)
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