さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
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拳闘見聞の日々。

シュガー・レイの名誉も手に 井上尚弥、全米記者協会のMVP

2024-01-20 00:00:20 | 井上尚弥


少し前にも取り上げた、井上尚弥の各MVP受賞の話題ですが、リングマガジン、ファイター・オブ・ザ・イヤーでとどめかと思ったら、全米ボクシング記者協会のMVP、「シュガー・レイ・ロビンソン賞」まで受賞した、とのことです。





杉浦大介記者もその一員であるという記者協会ですが、こちらの記事で杉浦記者が語るところによると、当然記者の人数も多く、100人に近い記者が投票しての選出ですから、これもリング誌や他の媒体とはまた違った意味で価値あり、です。

リング誌や他の媒体の「受賞式」のようなものが、いつどこで行われるのか行われないのかよく知りませんが、この賞に関しては記事にあるとおり、6月頃、ニューヨークで、というのが恒例なのだそうです。
次の試合が噂の通りの時期に行われるなら、是非勝ってもらって、休養期間中にニューヨーク訪問という運びになれば最高ですね。



しかし、日本人ボクサーが初代、オリジンのシュガー・レイの名を冠した賞を...いやはや、本当に凄いことです。
もう、長きに渡りその強さをリングの上で証明し続け、倦むこともなく翳りも見せず、ボクシングへの献身を重ねてきた井上尚弥の偉大が、遂にこうして、軽量級であり、アジアの選手であるという壁を乗り越えて、世界的に認められた。
もちろん彼の未来はまだまだ、洋々たるものがあると信じますが、それでも昨年は、彼のキャリアにとってひとつの大きなハイライトとなったことでしょう。

今後、このような名誉に浴するボクサーが日本から出ることがあるかどうか...もちろん、いずれあると信じたいですが、なかなか難しいだろうなあ、と。
改めて、このボクサーが生きる時代に居合わせたことを、幸福に思います。



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