さうぽんの拳闘見物日記

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拳闘見聞の日々。

国内だけでは無い、海外挑戦も忘れず応援したい 阿部麗也、IBF王者ロペスに挑戦

2024-01-19 00:11:07 | 海外ボクシング


国内ではもうすぐ、来週火曜日23日に府立で、来月にも国技館で、二ヶ月連続、東西でAmazonPrime配信の複数世界戦興行が相次ぐという、何とも景気の良いスタートになるボクシング界ですが、巡り合わせもあって?そのラインナップには入らなかった(海外のプロモーターにすれば、そない何もかも日本に取られてはたまらんでしょうが)、阿部麗也の世界挑戦、正式に国内向けの発表がありました


3月2日、日本時間だと3日、ニューヨークはベローナにある、ターニングストーン・リゾート&カジノで、IBFフェザー級王者ルイス・アルベルト・ロペスに挑戦。
ターニングストーン・リゾート&カジノというのは、ベローナにある先住民居留区において、彼らの社会経済発展のために認可されたものなんだそうで、プロゴルフの大会が開催されるゴルフコースを筆頭に、様々なリゾート施設がある模様。
ボクシングの小規模?興行も時々やっています。たまにですが目にする会場名です。

何しろ人気の観光地にあるホテルで、環境としては凄く良い部類では無いでしょうか。
敵地、いや中立地ですが、ある意味ベガスよりも「ええとこ」かもしれません。まあ、観光で行くなら、ですが...。


王者ロペスは、マイケル・コンランをKOした試合など見ると、ラフながらしっかり狙う攻撃の迫力は凄いものがあります。
あの攻撃に巻き込まれてしまったら、阿部ならずとも、誰でも保たないでしょう。
しかし、その他の試合では、強振による攻撃を繰り返し、積み重ねても相手を捉えきれない場合、ちょっと苦しいところも見えます。

阿部がスピードを生かして動き、時折怯ませるような好打を決め、また動いて、とやれれば良いのですが、12ラウンズの間、当然山あり谷ありという覚悟は必要でしょう。
何とか凌ぐべきところは凌いで、その上でヒット&ランによる勝利、と行って欲しいものですね。要所でアッパーカットも織り込めたら...と思います。



さて、この試合ですが、トップランク興行だし...と思っていたら、WOWOWのX公式に、こないな投稿が。






先日はベテルビエフ、スミス戦を生中継してくれたWOWOWエキサイトマッチですが、今後のラインナップについては、トップランク興行以外には海外の試合を安定的に扱えない、という現状がそのまま反映されています。

1月末から2月にかけては、DAZNからライアン・ガルシアの試合や、ロドリゲス、エドワーズ戦を買ってきて?の録画放送、そしてLeminoから井上、タパレス戦を借りて?の放送。
3月に入れば、U-NEXTでライブ配信された、PBCのPPVラスト、ベナビデスvsアンドラーデ戦なども放送されるかもしれませんし、Amazon興行の試合も同様でしょう。

いずれも「もう見たがな」なのですが、今後はこうして、他で配信あったものからピックアップして、毎週月曜にひとまとめ、という形で行くのでしょうね。
もちろんエキサイトマッチの視聴者といっても色々な層がいて、週末のライブ配信などを追うことはせず、こうしてまとめたものを見る方が良い、という向きもおありなのでしょう。
私のような者は、それでは物足りないわけですが、まあ配信では出来ない録画保存はこちらで、ということも含め、棲み分けをしていくことになりましょうね。


しかし、話は戻ってこのロペス、阿部戦はWOWOWで、オンデマンドによるライブ配信を期待して良いかもしれません。
逆に言うと、トップランクなんだし、これをWOWOWがやってくれなかったら他で見ようがないわけです。是非とも、という気持ちですね。
AmazonやLeminoの興行ももちろん大事ですが、こうして海外で挑戦する阿部麗也のことも、忘れずしっかり応援したいですから。



コメント (2)
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