さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

断片的な情報だけ、詳細はこれから マッチルーム、楽天チケット、NSN三者会見

2023-09-29 00:03:48 | 関東ボクシング




英国マッチルーム、楽天チケット、NSNの三者が、昨日都内で会見。
もうちょっと時間かかるかと思ったんですが、早かったですね。







記事の...というか、マッチルーム、楽天、NSN三者が(一方的に)語った内容ですが、まず、来年から年3回の三年契約で、合計9回のイベントを開催する。
マッチルーム契約下の、世界のトップボクサーを招聘。
日本の若手ボクサーも出場させたい。
第一回目は来年の早い時期。
しかし具体的な出場選手は、国内外ともに決まっていない。
楽天の関与は、やはり楽天チケットによるもの。
3年スパンで結果を出し、4年目以降に繋げたいという展望。
配信は楽天TVの可能性あり。


いわゆるボクシング畑の人は、会見には出席せず。
海外の、世界の、ボクシングイベントを日本に持ってきて、そこに日本のボクサーも出場させる、という発想で動き出した?のでしょうか。
いずれにせよ、具体的な話はこれから、という段階での会見だったようですね。


他の記事を見てみると、サンケイスポーツの記事
来年1月20日、ヴィッセル神戸のホームスタジアム、ノエビアスタジアム神戸でのイベント開催を計画、とあります。
真冬にサッカースタジアムで?と思うところですが、屋根が開閉式なので、なんとか大丈夫なのかも知れません。
そういえば以前、ゴロフキンvs村田戦の日程が二転三転した頃、このスタジアムも候補に挙がっていました。


こちらは中日スポーツ
帝拳や大橋という固有名詞が出ています。
結局、この辺に落ち着くんでしょうか。



現実味の有無を飛ばして言えば、従来の枠、柵、縄張り、言い方は何でも良いですが、全部取っ払って、外資系というのか何なのか、とにかく海外のプロモーターが、どのジム所属(系列)であろうと関係なく、優秀な、力のあるボクサーをピックアップして好カードを組み、勝者にチャンスを与える、という形になるなら、それはファンとして大歓迎です。
大手プロモーターによる、ご都合優先の「人事異動」なんて糞食らえ、という感情は、これまでに何度も持ちましたし、それは現在進行形でも色々とありますので。


しかし、その反面、この三者が日本ボクシング業界の現実を完全に無視して、条件さえ良ければ好きに日本のボクサーを使える、と考えているのだとしたら、結局どうにもならないだろうなあ、と思いもします。
何もかも業界の都合の良いように立ち回ってやる必要はありませんが、現実を踏まえた上でのビジネス構築を考えてもらいたいなあ、と。
その折り合いがついた上で、良いボクサーに良い試合の機会と、良い条件が与えられることを、ファンとしては願うのみ、です。


いくつかの記事に出ていた、アンソニー・ジョシュアのような、ヘビー級の王者クラスの来日試合があったとして、そのアンダーに日本の選手が絡む世界タイトルマッチが入り、それが大イベントとなって盛況、というような目論見なのだとしたら、それがすんなり実現するようであってほしい、と思うところですけど。なかなか...でしょうね。
より現実的なのは、マッチルームの契約下にある軽量級のチャンピオン達が、日本人のチャンピオンと雌雄を決する、という試合なのかもしれません。
しかしそうなれば、やはり、現実を踏まえた上での「折り合い」がつかないことには、どうにもならないだろう...と、話は堂々巡りです。


ということで、会見はあったものの情報は断片的、確かなことはまだ何も無い、というところで、今のところは止まっています。
今後、どういう話になるものか。或いはならないのか。やっぱり、気になりますので、今後も注目、ですね。



コメント (2)
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