さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
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拳闘見聞の日々。

今度は兄弟揃って「正規」獲得へ 重岡兄弟、共に団体内統一戦

2023-09-08 08:20:09 | 関東ボクシング




言うとる間に再来週、18日には、寺地拳四朗と中谷潤人が有明アリーナで防衛戦、そして来月、ちょうど一ヶ月後の10月7日には、重岡優大、銀次朗の兄弟が揃ってタイトルマッチを闘います。
そのイベントの記者会見が行われたという記事ですが、やはりというか、例の亀田三男言い訳...もとい、釈明...でもなく、フェザー級転向表明の記事が大きく、数多く取り上げられていました。
やはり、井上尚弥の名前を出すとこうなるんですね。もう、何でもええから言うたもん勝ち、ってなところなのでしょう。

しかし、肝心の世界戦もまた、話題性豊富です。重岡兄弟が揃って「団体内統一戦」に臨みます。



まず、弟のIBF暫定王者、銀次朗ですが、前回のマーク・クアルト戦が充分、正規というか堂々たるタイトル獲得戦だったので、形式上は暫定ですが、実質はこちらの方が格上です。
試合をしてやる、という立場にいるのは、銀次朗の方ですね。
正直、ダニエル・バラダレスの試合...というより、顔すら二度と見とうない、と思っていましたが、まあ、もう一回だけ我慢せなならん、ですね。
もし再戦で、見違えるほど巧くて強かったりしたら大変ですが、多分そんなこともないでしょう。
今度は色々気をつけて...左ボディを当てようと逸らずに、右リードからしっかりと叩いて欲しいですね。



兄のWBC暫定王者、優大ですが、こちらも色々あるのかないのか知りませんが、WBC正規王者パンヤ・プラダスブリと、日本での対戦が本当に決まりました。
入札でちゃんと勝って、こうして公式会見もやるのですから、今から妙なことは起こらないはず...です。とりあえず、その前提で。

パンヤについては、地元でやっている様子では、一定水準以上の技量を持つチャンピオンです。
しかし、基本、過去にタイから来日して、敵地どうとかを一切見る者に感じさせなかった一流のチャンピオンたち(最近ならポンサクレックとか、ウィラポンとか)と比べると、少し落ちるように思います。

とはいえ、優大の側にも、その体格からくる減量苦がありそうですし、いろいろ込みで楽な相手だとは思えません。
こちらの方が、正規王者に挑む、という様相の試合になりそうやなあ、と思います。
それでも優大の強打、左ボディアッパーで王者を仕留めてくれるんではないか、と大いに期待しますが。



前回は兄弟揃っての暫定獲得、めでたさも中くらいなり、とまでは言わんでも、やはり正規王座を獲らないと、というのが、周囲もそうですが誰よりも本人たちの気持ちなのでしょう。
今回は兄弟揃って、天下晴れての「正規」王座獲得と行ってもらいたいものですね。


コメント
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