もうすぐWBAで入札が行われる予定だった、WBAフライ級タイトルマッチ、王者アルテム・ダラキアンと1位ユーリ阿久井政悟の試合開催ですが、両陣営が合意したため、入札中止となったとのことです。
WBAが指名試合の通達を出し、両陣営交渉、しかし合意ならず入札へ、という流れでしたが、その後、やっぱり合意と。
どんな経緯だったか、具体的に知れようはずはないですが、とりあえずやることは決まりました。
日時や場所が気になるところですが、さすがにこの情勢で欧州開催はないのでは、と思います。
先日のポーランドにおけるオレクサンドル・ウシクの試合に間に合っていれば、アンダーに入る可能性はあったでしょうが。
ということで誰もが想像するとおり、やっぱり11月にも、と噂の井上拓真、ジェルウィン・アンカハス戦と一緒に...でしょう。
以前だったらTV放送の枠が取れようはずもない、ということで、岡山のホープ阿久井の世界挑戦というのは実現しないまま終わったかもしれません。
しかし今はオンデマンド配信の時代。だからこそ、AmazonPrime興行に出場しうるタレントとして、阿久井のような選手が求められ、それ故に?帝拳がプロモートするという流れも出来た、とも言えるでしょう。
言えば、時代の変化が阿久井に味方した感があります。
何しろ、新人王戦の頃から、その試合ぶりと成長、強打者への変貌振りを見てきたユーリ阿久井政悟の世界挑戦、しかも相手が荒くて強い天才肌、アルテム・ダラキアンですから、これは要注目ですね。
場所はどうせ有明アリーナでしょう(どうせ、って何だ)。もし、週末開催だったら見に行こうかな、と思っています。
12月に井上尚弥、タパレス戦があるとしたら二ヶ月連続の上京になりますが、最近、ろくに観戦もしてませんし、このくらいのお務めはせねば、と(笑)。
さすがに二ヶ月連続平日休み観戦は無理ですんで、そうなったらAmazonPrimeで見るしかないですけど。
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で、WBA絡みというか、こんな話も。
やっぱりなあ、と思った次第です。ムロジョン・アフマダリエフがマーロン・タパレスに負けた時点で、こういう人らが、黙って見とるはずがないと思ってたんですよ。
案の定、飛びついてたんですね(笑)。しかしかなわず。残念。
で、こんなことがあったのだから、アフマダリエフとは闘わないのだ、という言い訳をしているわけです。
まあ、こんな話を並べ立てたところで、以前からこのご一家の所業、もとい実績をつぶさに見てきた人ならば、誰もそれを真に受けはしないでしょう。
それでも頑張って、あれこれと言わねばならない。人間、生きるのは楽やないね、というところでしょうか(笑)。
ということで、井上尚弥四団体統一に余計な茶々、もとい邪魔が入らずに済みました。
これはつまり、帝拳、大橋、トップランクが井上尚弥の四団体統一を「すんなり」実現するために、タパレスをしっかり抑えた、ということなのでしょうね。
バンタムまでは本当に、要らん遠回りが酷かったですから。その反省もあったことでしょう。
この点については、三者(社)揃って、良い仕事をされました。ファンとして拍手を送り、称えたいと思います。