ということで井上尚弥、メディアにインタビューをリリース。
内容として気になるのは、体重の具体的な数字と、会場の入場制限のあたりでしょうか。
ジムワーク時にライト級くらいある、と以前は言われてましたが、一階級上がってるみたいです。
入場制限、チケットの枚数は、12月でも、やはりこれが前提にならざるを得ないんでしょうかね。
例えば横浜アリーナだったら、半分でも8千人くらい、とか...なかなかそうもいかないでしょうが。
大橋会長は年内、国内開催を明らかにした、とのこと。「交渉は大詰め」だそうです。
対戦相手ですが、この記事にある、14日間の隔離期間を承知で来日し、井上と年末に試合するとなると、名のある選手や、米国の大手プロモーター契約選手は、おそらく除外される、と見るべきでしょう。残念なことですが。
その上で、杉浦大介氏のTwitter情報にあったとおりに「アジア」の選手、と括り、WBAとIBFのランキングに絞ると、出てくる名前は四つです。
WBA9位、ジョナス・スルタン。フィリピン。
来日経験があり、翁長吾央に判定負け。池永竜也に2回KO勝ち。これはG+で見ました。
有名どころでは、ソニーボーイ・ハロ(元WBCフライ級王者。五十嵐俊幸に敗れ陥落。久高寛之にも判定負け)に判定勝ち。
そして何より、Sフライ級時代のジョンリエル・カシメロに判定勝ちの星が光ります。
この辺はちょっとした売り文句?になるかも。小柄ながらパンチはけっこうあり、勝負が出来るタイプ、という印象。
WBA12位はタサーナ・サラパット、タイ。
井上拓真にWBC暫定戦で判定負けした長身のサウスポー。
この経歴ひとつだけで、おそらく除外されるだろうと思いますが。
当時は「ペッチ・CPフレッシュマート」とかいうリングネームが併記されてたような記憶あり。
IBFからは、6位のアラン・ディパエン、タイ。14戦12勝(11KO)2敗。
栗原慶太にKO負け、小國以載をダウンさせたが判定負けのスックプラサード・ポンピタックを下して、IBFパンパシフィック王座獲得。
これでIBFランクに入った模様。以前はSフライの同タイトル王者でもあり。
19年に来日し、荒川竜平に2回KO勝ち。これはデビュー5戦目だった模様。6回戦です。
BoxRecによると、この時点では4戦3勝(2KO)1敗。当日のパンフにどう書いてあったかは知りません(笑)。
3年前、階級も違い、サウスポー相手でもあり、あまり参考にはならないですが。
年齢は今、30歳とのことで、ムエタイが長かったクチ、でしょうかね。
最後はIBF10位、アストン・パリクテ。
井岡一翔にTKO負け、ドニー・ニエテスと引き分けの、Sフライ級ランカーだった選手。今はバンタムなんですね。
可能性ゼロではないでしょうが、これも選ばれるとは思いにくいです。
ランカーで言えばこの辺で、後は日本人選手ですが、まず無いでしょう。
これ以外の可能性も、ないことはないでしょうが、アジアで括るとなれば、この中から選ばれるんだろうと思います。
最有力はスルタンでしょうか?
個人的な都合を言えば、相手どうこうもそうですが、やはり日時と場所を早く知りたいですね。
井上本人も、入場制限の話を自らしているあたり、チケットが手に入るものかどうか、かなり難しいのではないか、と。
噂の「神戸」の話が実現し、そこに組み込まれるならともかくも...おそらく別なんでしょうし。
何にしろ、ただでさえ難しい4団体統一、コロナで拍車がかかり、ようやく収まりかけている?と思っても、すぐに何もかも元通りとはいかず。
まだまだ、色々と大変です。しかし、可能性として、あれやこれや見に行こうかどうしようか、と思えているだけでも、有り難いことではあるのでしょうね。