以前書いた記事のコメント欄で、井上尚弥がジムで、今後について語っている動画を紹介いただきました。
何しろ直接、本人が現状を率直に語っている内容で、驚かされました。
ちょっとミット打ちなどの音が入っているので、聞き取りにくいですが、要旨を書き出してみました。
階級については、当面バンタムにとどまるつもり、と明言しています。
相手が決まらない、みんな逃げるなら階級を上げろという声も一部にはあるようだが、統一戦というのは各団体の1位に待ってもらってやるものだから、色々難しいのは仕方ない、とのことです。
で、年内にもと期待される、次戦については、以下のように語っています。
「ドネア、カシメロ(それぞれの)指名試合は、まだ決定では無い、と聞いている」
「それに希望をもって、オファーしている」
「(ルーシー・)ウォーレン、(アントニオ・)ラッセルは、米国開催で対戦のオファーをしたが、プロモーターに断られた」
「プロモーターが違うのが問題かも」
「(なので次は)日本開催で“調整試合”になる(かも)」
「来年の春には、日本でドネアとやれる、と聞いている」
「大橋会長と話したが、今、カシメロに猛烈オファーをかけている(とのこと)」
「もしこれが出来れば、12月にカシメロとやって、ドネアvsガバリョの勝者とやるのが理想」
「ドネアからは、12月は無理、やるなら来春という話が、きちんと(正式に)来ている。これは納得出来る話」
「カシメロは何かうやむや。ちゃんとした答え、返事がない。やる気あるのかな」
「最終的に4団体統一出来れば」
次は年内、国内での「調整試合」が可能性高し、ただしカシメロにオファーしているので、こちらも可能性ゼロではない?
※カシメロ、ポール・バトラー戦は、こちらの記事によると12月11日予定、とのこと。
これがそのとおり挙行されるのなら、井上戦は無理ですね。追記しておきます。
ドネアとの年内対戦はない見込み。来春の可能性大。
そして、これまたコメント欄で紹介いただいた、杉浦大介氏のTwitterによると、次は「アジアの選手」である、と。
まあ、ドネアもカシメロもそうですが...それ以外だと、タイの選手くらいですかね。よくわかりませんが。
と、現状はこういうところのようです。
ウォーレン、ラッセル戦の場合は米国開催だったのですね。なるほどなあ。
色々情報量が多いものの、公式動画、というものではないようですが、何しろ本人が語っているものですから、良いのでしょう。貼っておきます。
4分くらいから。次戦について語っているところからです。
こういうスターボクサーの試合にまつわる交渉過程というものは、色々不都合もあるのか、伏せられているものが多いですけど、最近は海外報道や、対戦相手及びその関係者が先に話をめくってしまう場合もあったりします。
それでも黙して正式発表までは...みたいな感じで、日本の関係者諸氏は頑張ってはりますが(笑)ホントに古いなあ、と思うばかりです。
それが今回、いきなり本人登場、ほぼ包み隠さず、詳らかに語ってくれているのですから、衝撃的でさえありました。
やはり井上尚弥、こんなところでも破壊力抜群というか(笑)。
何にせよ、早く次戦決まって欲しいですね。そして、来春以降?の大勝負も...。