さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

11月も生中継、ライブ配信連発 カネロ、久々のWOWOW登場 

2021-10-06 02:59:14 | 海外ボクシング




月曜日のWOWOWエキサイトマッチは、4試合放送がありましたが、正直言って、一番目を引かれたのは試合ではなく、今秋の生中継、及びオンデマンドのライブ配信予定の部分でした。

タイソン・フューリーの弟は、総合格闘技の元選手で、実況解説によるとだいぶ下の階級でやってた相手と4回戦。
アメリカ・デビューのダニエル・デュボアは、強さを見せて初回KO勝ち(悪いもらい方も一回ありましたが)。
女子は4階級制覇のアマンダ・セラノが、柔軟で巧いボクシングを見せました。

しかし何と言ってもメインが酷かった。ユーチューバーのジェイク・ポール、実況解説は一生懸命「ええトコ」を探して、あれこれ言及してましたが、要するにちょっとでも普通に見えたら褒めないかん、というだけのこと。
よう考えたら、なんでこのレベルのものを、有料放送で一生懸命見ないかんのや、という話でしかない、そんな試合でした。


放送予定カードが、コロナや何やでしょっちゅう延期になる昨今、放送枠を埋めるのも大変ではあろうし、DAZNにけっこうな割合でカードを食われてもいて、たまにこういうのがあること自体はしょうがないんですが...まあ、今回のは見てられんかったなあ、というのが率直な感想ですね。

しかしアメリカでは、PPVが売れてるらしいですから驚きです。
実際のところなど知りませんが、ボクシングもけっこうエエ加減なことばっかやってるうちに人気が落ちてて、その隙間にこういうのが現れる余地が生じた、ってことなんすかね。
なんか、日本でもある種、この辺に通じた話があったような気もして、なんともかとも、ですが...。



まあそれはおいといて、番組中では、11月28日午前から、WOWOWオンデマンドにて、ブランドン・フィゲロアvsスティーブン・フルトン戦がライブ配信される、と発表がありました。
少し先の将来、井上尚弥の前に立ちはだかる?かもしれないボクサーが決まる一戦であり、これだけで充分楽しみなんですが、以前触れたとおり、このアンダーに勅使河原弘晶vsマーロン・タパレス戦が入る?のなら、ますます見逃せないですね。
WOWOWにとり、ライブ配信するか否か、微妙な判断だったかもしれないなあ、と思いますが、これは嬉しいです。感謝。


来月は7日にカネロvsケイレブ・プラント戦があり、これはWOWOWプライムで生中継とのこと。
DAZNからFAとなったカネロ、久々の「WOWOW登場」となりますね。
あと、クロフォード、ポーター戦もWOWOWオンデマンドでライブ配信あり。21日とのこと。これも有り難いです。


こうして見ると、改めてエキサイトマッチ、生中継やライブ配信増加の傾向が加速していますね。
これからは、毎週放送のラインナップに苦しむ反面、こちらが充実していく、ということになるんでしょう。
個人的には、毎週放送分の枠を、国内の好カード(或いは国際レベルの試合)で埋めてもらっても一向に構わない、と思っていたりもします。
まあ、WOWOW視聴者の需要との擦り合わせは難しいのかもしれませんが。




コメント
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