さうぽんの拳闘見物日記

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拳闘見聞の日々。

矢吹正道に破格オファー オプションふたつを買い取る海外プロモーターとは?

2021-10-15 16:47:15 | 中部ボクシング




矢吹正道、来年以降の初防衛戦を決断。その理由について語る、という記事です。


「海外大手プロモーター」から、真正ジムが持つオプションふたつ買取りを込みにしたオファーが来ていて、その報酬も破格(思っていた倍以上)の金額だった、とのことですが、またえらく景気が良いというか、あまり聞かない話ですね。
日本の現状、というか矢吹が現在所属するジムの興行力もあってのこと、でしょうが...当然自前でやる、と言える大手(帝拳とか)の選手でないことが、矢吹にとって幸いする?のかもしれません。


大手プロモーター、といっても、トップランクやPBCの様子を見ていると、軽量級にそこまで力入れてるようにも見えません。
やっぱりマッチルーム=エディ・ハーンかなあ、とぼんやり思ってましたが、ここ数日、こちらがえらく賑々しいですね。
ノニト・ドネアと契約、ジョンリエル・カシメロvsポール・バトラー戦落札、そのバトラーと契約、と。


リチャード・シェイファーという人は、元々オスカー・デラホーヤが立ち上げたゴールデンボーイ・プロモーションを成功させた功労者で、きちんとしたビジネスマンとしてのキャリアを持つ、貴重な人材であり「まともな人」という評判でした。
その後デラホーヤと離反し、自分の会社やってましたが、その会社の名前を変えたのか、新たに作ったのか知りませんが「プロベラム」社の名は、早々に覚えねばならない固有名詞になりそうですね。
単に「井上尚弥案件」に関わろう?というだけでなく、矢吹との契約に動いているならば、それは多くの国々に試合を配信するDAZNのために京口紘人を獲得したマッチルームにも通じる、新たな戦略の一環なのかも?と想像できます。
この辺は、実際どうなのか全然わからないので、勝手にあれこれ思うだけですが(笑)。


あと、中谷潤人との再戦希望、というのも、なかなかドラマチックな話ではあります。
この記事読んで気づきましたが、言われてみれば「三重ダービー」なんですね、このカード。

まあしかし、何より見たいのは、やはり寺地拳四朗との再戦ではあります。
本人が試合直後に言ったように、ベストの状態でもう一度、とお願いしたいです。




あと、拳四朗がWBC1位に「残れる」かどうかも、ちょっと注目ポイントですね。
WBCって、この辺極めて恣意的に動きますんで...長期政権を築いた王者が、王者のまま転級しても1位にしてもらえなかったかと思ったら、負けて落ちても、格下相手に何試合か勝って、ほとぼりが冷めたら、しれっと1位に戻っていたり...真面目に決めるつもり無いやろ、と突っ込みたくなったことは、過去に何度もあります。
拳四朗は果たして、どう扱われるんでしょうか。遠からず、答えはある程度見えると思います。




コメント
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