【プリキュア10周年:プリンセスプリキュア】
新しいプリキュアさんが公開されました。
これで年を越せる。
来年もまた、良い年になりますように。
新人さんの名前はプリンセスプリキュア。
注目すべきは青いお姉さん。なんと動物の名前を冠するプリキュアです!
この10年、「動物由来のプリキュアは美翔さんだけ!」でお馴染みだったのに。
ついにその記録が破られる時が来てしまいました。
もっとも「アレ」を動物扱いしてよいのかどうかは微妙ですが。
そして主人公が中学1年生です。前述の青い人は中学2年生なのにお姉さん枠。
美翔さんも大分お年を気にする時代になってきました。
いや、むしろ新人さんが辛いのかな?
周囲は全部お姉さん、おまけに同年代のレモネからは、それはそれは厳しい先輩風を吹かせられるのでしょうし。
救いを求めて年少者に話しかけても、アコさんとかエースさんだもな…。
■ハピネスチャージプリキュア! 第46話「愛と憎しみのバトル!誠司VSプリキュア!」
赤い神が現れました。
そして誠司くんが籠絡され、敵にまわりました。
これには愛乃さんもびっくり。どうしてそんな!?
赤い人:
「そもそも憎しみの結晶に取り付かれたのは」
「お前たちと一緒にいたからだ」
「彼はお前たちの心を常に支えてきた」
「しかし彼の本当の気持ちを」
「お前たちは、きちんと掬い取ってこなかった」
愛乃さんもきょとん。
あ、そういえば最近誠司に冷たかったな~。
悪いことしちゃったや。
…えぇと?
愛乃さんは「ちゃんと状況を理解したのか?」が大変に気がかりです。
誠司くんがグレた要因は、愛乃さんへの思慕があるのですが、そのことを彼女は分かってるのでしょうか?
分かってるのだとしたら愛乃さんも意外に機微が分かる子。
分かっていないのだとしたら、誠司くんはますます報われません。
姫さん以下3名も落ち着かなさげな表情でだんまり。「お前たち」とか言われたけど、回想シーンは全部愛乃さん絡みですしね。
まぁ何はともあれ、誠司くんを無力化しないといけません。
戦力を剥奪し、反撃の心を折り、魂の尊厳を破壊した後によってたかってキスでもしてあげれば落ちるでしょう。
純な男子中学生の貞操が、イノセントな女子中学生に踏みにじられる…!
ところがどうした、誠司くんは強かった。
躊躇なく胸の宝石を殴り壊しに来る意中の女子の一撃を、真正面から受け止めて見せます。
格好いい。宝石が砕けなくても、脊髄は破壊されそうな気がするのに。
青い神曰く、あの宝石のせいで操られているそうなので、破壊しさえすれば正気を取り戻せるそうですが。
ああ、そういえば愛乃さんらも宝石を渡されてプリキュアになってましたね。やっぱり青い奴に操られてるのか…。
しばしの激闘の後、ハピネスチームは誠司くんの前に屈しました。ついでに神も倒れ伏してます。ウケる。
ラスボス・ミラージュ様すら倒した最強編成だというのに、誠司くんは実に優秀です。
そういえばミラージュ様もこの場にいるはずなんですが、姿が全く見えません。逃げたんでしょうか。可愛い。
ラスボス&それを倒したチーム&青い神をまとめて沈黙させた誠司くんは高笑い。横にいる赤い神も大笑い。
うむ。女子中学生を籠絡するよりも、それに懸想する男子中学生を雇った方が強かった。
あ、なんか私らもすごく強いサイアークになれる気がしてきた。もし幻影さんに雇ってもらえたら、執拗に美翔さんとか付け狙おう。
勝利を確信した赤い神は、世界中に赤いサイアークを召喚。
戦勝に沸いていた各国プリキュアも、祝賀の酒も抜けぬまま、訳の分からぬ延長戦に突入します。
そして赤い神は誠司くんを伴い、謎の隕石へと去っていきました。彼が何をやりたいのか、いまいち良く分からない。
残された愛乃さんらの所にも赤いサイアークが。しかしもはや愛乃さんに立ち向かう力はなく。
実にあっけない幕切れ。ですがそこに、助けがやってきました。操られの先輩ことテンダー姉さんです。
更にはハワイやインドやその他色々なチームも。えっと、ハワイとインド以外はファントムさんに敗北してたチームでいいんでしたっけ?
なるほど、ミラージュ様が逃げるわけだ。
ていうかこの人たち、「ミラージュが生きてるらしいから殴ろう」と思ってやってきたら、たまたま戦闘に出くわしただけなんじゃ。
モブキュアの皆様は言う。「助けて貰ったお礼だ」と。
このことは赤い神の言う「みんな幸せなのに、お前だけが不幸」への強烈なカウンターになります。
みんな幸せならば、不幸な誰かを助けることができるのです。
赤い神は前々回は愛乃さんに「お前だけが不幸」と言い、前回は誠司くんに「お前だけが不幸」と仰ってます。
世の中には様々な視点があるのだから、様々な不幸があるし、そのそれぞれで「ただ一人が不幸」な状況は起こる。
元より完全に幸せな世界など存在しえないのだから、みんな幸せだったり不幸だったりする。
ならば、自分が幸せな要素では不幸な誰かを助け、自分が不幸な要素では幸せな誰かに助けて貰えばいい。
思い描いた理想の物語は実現できなくても、そうやって助け合っていけば前には進めるんじゃないかしら。
そんな援護を受けつつ、ハピネスチームは高らかに熱唱。
この唄ってる最中に、モブキュアの皆様は何をしてたんでしょうね。
呆然と眺めてるのか、合いの手を入れてくれてるのか。個人的には、容赦なく赤いサイアークを殴りまくっていたんだと思う。
こうしてひとまず置き土産を撃破した愛乃さん。
休む間もなく、追撃を決意します。
目指すはあの謎の隕石。そしてあの赤い神を殴り、誠司くんを取り戻そう。
青い神:
「僕たちは地球に侵攻してきているサイアークを食い止めよう」
え?
いや、あの赤いの、あなたの知合いですよね?
なんかあからさまに、あなたを憎んでましたよね?
あ、聞き間違いですか。じゃあ気を取り直して、あの隕石に…
青い神:
「僕たちは地球に侵攻してきているサイアークを食い止めよう」
こいつ。。。
一同の目が冷ややかを通り越し、無機物を見る視線に。
そんな空気はものともせず、青い神はすたすたと歩いてお家へと帰っていきました。
さっきまで倒れて「僕、もう動けない」なポーズとってたくせに。
カメラには映ってませんけど、曲がり角まで行ったところで、隠れてたミラージュ様が飛び出してきて腕とか組んじゃってるんじゃないですかね。
元カノ取り戻したら、もう前線には行きませんってか。そうですか。
まぁこれで余計な足手まといはいなくなりました。
隕石に乗り込んだ先で、赤い神から「ん?おい、ブルーはどうした?」とか怪訝な顔をされるでしょうけど、それはそれです。
事情を聞いた赤い神から「そうか…。お前らも被害者なんだな」と同情され、その後一緒にご飯でも食べて意気投合すればいいんです。
モブキュアの皆さん、どうか青いのが逃げないように、しっかりと監視を。
ようやく真の敵がはっきりしてきた。
今回の戦いは、「誠司くんを無視して赤い神を殴る」が最善手だったんだと思う。夢原さんだったらそうしてたと思う。操り中に、姿を見せなかったムシバーンは賢い。
【今週の神とラスボス娘】
ミラージュ様的には、今回のシチュエーションは汚名返上の良い場面だったと思います。
嗚呼せめて「お前が私を操ってたのか!」と激昂、変身して飛びかかるとか、そんなのがあれば。
もしくは各国プリキュアに頭を下げて、援軍を募ったとか、そんなのがあれば。
青い神も酷い有様です。明らかに知り合いなんですし、もうちょっと積極的に対処して欲しいところ。
たとえば、
「青:『逸る気持ちはわかるが、一旦大使館に戻って態勢を整え、明日出撃しよう』と提案」
⇒「その夜、一人、隕石に向かう青」
⇒「そこにそっと同行するミラージュ様」
⇒「『ミラージュ、どうして』『ブルーの考えてることくらい分かるもの』」
⇒「ふたり、手を取り合って隕石に特攻」
とか。
結果的に足手まといになるにせよ、まだしも好感度というものが…。
それなのに、よりにもよって敵前逃亡ですか。しかも情報すら渡さずに。
新しいプリキュアさんが公開されました。
これで年を越せる。
来年もまた、良い年になりますように。
新人さんの名前はプリンセスプリキュア。
注目すべきは青いお姉さん。なんと動物の名前を冠するプリキュアです!
この10年、「動物由来のプリキュアは美翔さんだけ!」でお馴染みだったのに。
ついにその記録が破られる時が来てしまいました。
もっとも「アレ」を動物扱いしてよいのかどうかは微妙ですが。
そして主人公が中学1年生です。前述の青い人は中学2年生なのにお姉さん枠。
美翔さんも大分お年を気にする時代になってきました。
いや、むしろ新人さんが辛いのかな?
周囲は全部お姉さん、おまけに同年代のレモネからは、それはそれは厳しい先輩風を吹かせられるのでしょうし。
救いを求めて年少者に話しかけても、アコさんとかエースさんだもな…。
■ハピネスチャージプリキュア! 第46話「愛と憎しみのバトル!誠司VSプリキュア!」
赤い神が現れました。
そして誠司くんが籠絡され、敵にまわりました。
これには愛乃さんもびっくり。どうしてそんな!?
赤い人:
「そもそも憎しみの結晶に取り付かれたのは」
「お前たちと一緒にいたからだ」
「彼はお前たちの心を常に支えてきた」
「しかし彼の本当の気持ちを」
「お前たちは、きちんと掬い取ってこなかった」
愛乃さんもきょとん。
あ、そういえば最近誠司に冷たかったな~。
悪いことしちゃったや。
…えぇと?
愛乃さんは「ちゃんと状況を理解したのか?」が大変に気がかりです。
誠司くんがグレた要因は、愛乃さんへの思慕があるのですが、そのことを彼女は分かってるのでしょうか?
分かってるのだとしたら愛乃さんも意外に機微が分かる子。
分かっていないのだとしたら、誠司くんはますます報われません。
姫さん以下3名も落ち着かなさげな表情でだんまり。「お前たち」とか言われたけど、回想シーンは全部愛乃さん絡みですしね。
まぁ何はともあれ、誠司くんを無力化しないといけません。
戦力を剥奪し、反撃の心を折り、魂の尊厳を破壊した後によってたかってキスでもしてあげれば落ちるでしょう。
純な男子中学生の貞操が、イノセントな女子中学生に踏みにじられる…!
ところがどうした、誠司くんは強かった。
躊躇なく胸の宝石を殴り壊しに来る意中の女子の一撃を、真正面から受け止めて見せます。
格好いい。宝石が砕けなくても、脊髄は破壊されそうな気がするのに。
青い神曰く、あの宝石のせいで操られているそうなので、破壊しさえすれば正気を取り戻せるそうですが。
ああ、そういえば愛乃さんらも宝石を渡されてプリキュアになってましたね。やっぱり青い奴に操られてるのか…。
しばしの激闘の後、ハピネスチームは誠司くんの前に屈しました。ついでに神も倒れ伏してます。ウケる。
ラスボス・ミラージュ様すら倒した最強編成だというのに、誠司くんは実に優秀です。
そういえばミラージュ様もこの場にいるはずなんですが、姿が全く見えません。逃げたんでしょうか。可愛い。
ラスボス&それを倒したチーム&青い神をまとめて沈黙させた誠司くんは高笑い。横にいる赤い神も大笑い。
うむ。女子中学生を籠絡するよりも、それに懸想する男子中学生を雇った方が強かった。
あ、なんか私らもすごく強いサイアークになれる気がしてきた。もし幻影さんに雇ってもらえたら、執拗に美翔さんとか付け狙おう。
勝利を確信した赤い神は、世界中に赤いサイアークを召喚。
戦勝に沸いていた各国プリキュアも、祝賀の酒も抜けぬまま、訳の分からぬ延長戦に突入します。
そして赤い神は誠司くんを伴い、謎の隕石へと去っていきました。彼が何をやりたいのか、いまいち良く分からない。
残された愛乃さんらの所にも赤いサイアークが。しかしもはや愛乃さんに立ち向かう力はなく。
実にあっけない幕切れ。ですがそこに、助けがやってきました。操られの先輩ことテンダー姉さんです。
更にはハワイやインドやその他色々なチームも。えっと、ハワイとインド以外はファントムさんに敗北してたチームでいいんでしたっけ?
なるほど、ミラージュ様が逃げるわけだ。
ていうかこの人たち、「ミラージュが生きてるらしいから殴ろう」と思ってやってきたら、たまたま戦闘に出くわしただけなんじゃ。
モブキュアの皆様は言う。「助けて貰ったお礼だ」と。
このことは赤い神の言う「みんな幸せなのに、お前だけが不幸」への強烈なカウンターになります。
みんな幸せならば、不幸な誰かを助けることができるのです。
赤い神は前々回は愛乃さんに「お前だけが不幸」と言い、前回は誠司くんに「お前だけが不幸」と仰ってます。
世の中には様々な視点があるのだから、様々な不幸があるし、そのそれぞれで「ただ一人が不幸」な状況は起こる。
元より完全に幸せな世界など存在しえないのだから、みんな幸せだったり不幸だったりする。
ならば、自分が幸せな要素では不幸な誰かを助け、自分が不幸な要素では幸せな誰かに助けて貰えばいい。
思い描いた理想の物語は実現できなくても、そうやって助け合っていけば前には進めるんじゃないかしら。
そんな援護を受けつつ、ハピネスチームは高らかに熱唱。
この唄ってる最中に、モブキュアの皆様は何をしてたんでしょうね。
呆然と眺めてるのか、合いの手を入れてくれてるのか。個人的には、容赦なく赤いサイアークを殴りまくっていたんだと思う。
こうしてひとまず置き土産を撃破した愛乃さん。
休む間もなく、追撃を決意します。
目指すはあの謎の隕石。そしてあの赤い神を殴り、誠司くんを取り戻そう。
青い神:
「僕たちは地球に侵攻してきているサイアークを食い止めよう」
え?
いや、あの赤いの、あなたの知合いですよね?
なんかあからさまに、あなたを憎んでましたよね?
あ、聞き間違いですか。じゃあ気を取り直して、あの隕石に…
青い神:
「僕たちは地球に侵攻してきているサイアークを食い止めよう」
こいつ。。。
一同の目が冷ややかを通り越し、無機物を見る視線に。
そんな空気はものともせず、青い神はすたすたと歩いてお家へと帰っていきました。
さっきまで倒れて「僕、もう動けない」なポーズとってたくせに。
カメラには映ってませんけど、曲がり角まで行ったところで、隠れてたミラージュ様が飛び出してきて腕とか組んじゃってるんじゃないですかね。
元カノ取り戻したら、もう前線には行きませんってか。そうですか。
まぁこれで余計な足手まといはいなくなりました。
隕石に乗り込んだ先で、赤い神から「ん?おい、ブルーはどうした?」とか怪訝な顔をされるでしょうけど、それはそれです。
事情を聞いた赤い神から「そうか…。お前らも被害者なんだな」と同情され、その後一緒にご飯でも食べて意気投合すればいいんです。
モブキュアの皆さん、どうか青いのが逃げないように、しっかりと監視を。
ようやく真の敵がはっきりしてきた。
(左画像)「ハピネスチャージプリキュア!」ボーカルアルバム2 (右画像)2015カレンダー ハピネスチャージプリキュア! Twitterアカウント:http://twitter.com/RubyGillis |
今回の戦いは、「誠司くんを無視して赤い神を殴る」が最善手だったんだと思う。夢原さんだったらそうしてたと思う。操り中に、姿を見せなかったムシバーンは賢い。
【今週の神とラスボス娘】
ミラージュ様的には、今回のシチュエーションは汚名返上の良い場面だったと思います。
嗚呼せめて「お前が私を操ってたのか!」と激昂、変身して飛びかかるとか、そんなのがあれば。
もしくは各国プリキュアに頭を下げて、援軍を募ったとか、そんなのがあれば。
青い神も酷い有様です。明らかに知り合いなんですし、もうちょっと積極的に対処して欲しいところ。
たとえば、
「青:『逸る気持ちはわかるが、一旦大使館に戻って態勢を整え、明日出撃しよう』と提案」
⇒「その夜、一人、隕石に向かう青」
⇒「そこにそっと同行するミラージュ様」
⇒「『ミラージュ、どうして』『ブルーの考えてることくらい分かるもの』」
⇒「ふたり、手を取り合って隕石に特攻」
とか。
結果的に足手まといになるにせよ、まだしも好感度というものが…。
それなのに、よりにもよって敵前逃亡ですか。しかも情報すら渡さずに。