穴にハマったアリスたち

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Magical☆Voice☆Party -silent&noisy night- 1日目

2009年12月09日 | ライブ・イベントレポート(アニメ系)
 2003年 アニメ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」放送開始
 2004年 〃 放送終了
 同年 アニメ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア」放送開始
 同年 〃 放送終了
 2005年 自主ライブ「Voice in the Live」開催
 2006年 自主ライブ「Voice in the Live ~2006~」開催
 2007年 自主ライブ「夏魂」開催 Cri☆siS結成
 2008年以降 Cri☆siSとして活動開始

そして今年12月。ついにここまでやってきた。

■“Magical☆Voice☆Party -silent&noisy night-” 1日目「Cri☆siS Night」



 日時:2009年12月09日(水) 開場18:00/開演19:00
 出演:Cri☆siS(土屋実紀、下屋則子、石塚さより、小島めぐみ、Rumi)、豊口めぐみ、緒方恵美
 場所:六本木・テレビ朝日多目的スペースumu(ウム)
  
曲順曲名
01.
桜キッス
02.
BIN・KANルージュ
03.
白い花
04.
1st Priority
05.
愛しいかけら
06.
ダイアモンド クレバス
--.
トーク1 ~下屋さん、こじまめ、Rumiさん、豊口さん~
--.
トーク2 ~土屋さん、石塚さん、緒方さん、豊口さん~
--.
朗読会
--.
ポスター抽選会
07.
Agepe
08.
Untruth
09.
Another Heven
10.
Little Grace
--.
桜キッス


(本記事は私の記憶に基づいたものであり、実際の演者の言動・意図とは大きく異なる場合があることをご承知ください)

主催:テレビ朝日!場所:六本木のテレビ朝日多目的スペースumu!
「ぴっち」の感動は今なお私の中に残っています。初めてのライブ「VitL」は、今でもNo.1ライブの一つです。
そのメンバーが!まさかこんな日が来るなんて!

会場はテレビ朝日内。
最大の特徴は、ステージ背面がガラス張りなことです。
つまり、外から中が見えるし、中から外も見える。



左が外からステージを見た様子。右がステージ前の通りの様子。

おかげでライブの最中も外を歩く人たちが、立ち止まったり振り向いたりしていました。
また道行く車や歩行者をバックに歌うCri☆siSの雄姿がやたらに格好良かった。
これは凄い。実際に見るまでは分からなかったけど、とにかく凄い。

客数はざっと150弱。女性客が随分と多かった印象です。
前列に限れば5割近い。緒方恵美さん効果なのか、後述の業界パワーなのか。
元々の「クリスマスライブ」の趣旨通り、普通にカップル連れで問題なく参加できそうな感じでした。

後先の紹介ですが、Cri☆siSはアニメ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」の出演陣から生まれた「ほぼ声優バンド」。
声優だらけなのに、メインで唄うのは一人だけ。後はガチで演奏をやってます。声優スキルの無駄遣いぶりがたまらない。
「けいおん!を先取りしすぎた」でもお馴染み。

特別ライブということで、「ダイヤモンド・クレバス」は豊口めぐみさんが、「Agape」は緒方恵美さんが一緒に歌われました。
もう訳が分からない。ガールズバンドとして確固たる地位を確立し始めてる。
(蛇足しますが、豊口さんは「ダイヤモンド・クレバス」の「マクロスF」の出演者ですし、緒方さんは「Agape」でCDを出されています)
豊口さんは、たまたま友人だった下屋さんが、「あれは私の曲だ」と吹いた豊口さんの発言を絡め取り、出演を依頼したそう。
ついでに会場真横の映画館では、タイムリーに「マクロスF」を放映中。映画を見られていた方は気づいてたんだろうか。今まさに、横でクランが熱唱していることを。

途中の朗読会は、緒方恵美さん台本によるもの。
当初 Rumiさんも参加する想定で台本を作られたそうですが、Rumiさんは断固拒否。
結果、役者が一人足りなくなってしまいました。

緒方さん:
 「そこでどうしようかと思って観客席を見回したところ」
 「女性声優が7,8人いるようなので」
下屋さん:
 「我こそは声優だと思う方は挙手を!」
緒方さん:
 「…とりあえず、こちらで勝手に指名します」

かくして中村繪里子さんが舞台に引っ張りあげられました。
本気でノー打ち合わせだったらしく、中村さんは普通にマスク着用・メイクもラフというそんな状況。
恐ろしいライブです。ていうか、無警戒に声優がぞろぞろ居すぎる。何だこの空間。
ライブ終了後、会場内にわらわらもぞもぞ潜んでいた声優さんたちが集まっていて、何やら圧巻でした。
本当、何だこの空間。

出演拒否したRumiさんですが、Cri☆siSファンには周知の通り、一般のOLさんです。
今回のライブイベント、5日間で20人もの声優さんたちがライブをなされます。
その連中に混じり、ただ一人の普通のOL。最高に熱いです。

ライブのパンフレットには出演声優さんたちへのインタビューが載っています。
質問は「出演作以外で、好きな作品は何ですか?」とか。
「出演作などない」と回答しているRumiさんが強すぎる。

(追記)
 公式ブログによれば、Rumiさんはライブ終了後に会社に戻り、そのまま徹夜仕事を開始されたそうです。格好良すぎだ。

今回、巡り合わせが悪かったのか、機器トラブルや水が零れる等々ありました。
そんな中、最後の曲が終わり、舞台袖に全員引っ込んだ直後。
もちろんアンコールの手拍子が始まったのですが、数秒後、ベースアンプから異音が。
そこに慌ててRumiさんが飛び出したため、済し崩しでアンコールが始まりました。
今まで何度もライブに行きましたが、アンコール要求から10秒程度で始まったのは最短だ。

前回のライブで、「(Cri☆siSのシンボルカラーである)白もいいけど、黒もいいよね」と話されていました。
そこで6曲目の後、フリートークを挟みながら順次お色直しが行われ、黒い衣装にチェンジされました。
黒にした理由は、
・某おさかながぴちぴち跳ねるアニメで悪役だった声優の集まりだから(嗚呼、BBS)
・白は膨張色だから(こじまめ…)
・この年で白着てると、親がすわ結婚かと期待するから
だそうな。

下屋さんはブラックサンタ。素晴らしく可愛かったです。
セクシャルな話題で恐縮ですが、お辞儀した時に背中から下着が諸に見えていたのが非常に劣欲を掻き立てました。良くない。
そして、ナイとメアなコスプレ風味(テレ朝配慮)なこじまめさんにくらくらしました。黒いのに清純派だ。まめまめこじまめ。

9曲目はまさかの3つ目のオリジナル曲。作曲は下屋さん。
先日発表された2ndオリジナル「Untruth」は、「好きだった人とキスをしたけど、その瞬間、相手の男が自分を弄んでいるだけだと悟った女性」の歌。(土屋さん談)
ちなみに「Untruth」は、曲の最後でキーボードのこじまめさんが足を蹴り上げるのが可愛いです。今日はちょっと大人しめでしたけれど。
それはともかく新曲はそれに対するアンサーソングで、男性視点の曲。
……というイメージで作り出したそうですが、冷静に考えれば相手の男酷くね?と気がつき、「リアルな幸せがあるのだけど、虚構の幸せにもっと大事なものを見出した」歌になったそうな。

なお新曲2曲とも失恋系のお歌。土屋さんの実体験が元だそう。
これでオリジナル曲全3曲は全て失恋ソングです。(1曲目「LittleGrace」は、こじまめと下屋さんの失恋が元ネタ)
かつて、クリスマス前に振られ「アンジェリーク」に慰めを見出した面子が居たりするCri☆siSさん。
今年のクリスマスは全員で過ごすそうです。
ラブラブなお歌を作れる日が来ることを、祈ってやみません・・・。

【お土産】



パンフレットとタンブラー、ライト。後者二つは日替わりで出演者仕様です。明日も買おう。
タオルマフラーはCri☆siS専用。
ちなみにタンブラーにはメンバーの名前が書かれているのですが、「Megumi」が3つもある。こじまめが超優遇されている……わけではない。

【感想】

もうこればっかり書いてますが、「ぴっち」本放送時からのファンとしては「ここまで来たのか」という感慨だけで泣けます。
コンテンツの消費が激しい時代の中、今年はその反動か再利用・オールスター企画が目白押しです。「プリキュア」さんも、「仮面ライダー」も。
このライブもそんな気合を感じます。放送開始から6年ですよ。それでもなお、「ぴっち」は続いている。
番組が終わってからも新しいものを生み続けている「ぴっち」と、その出演者・関係者の皆様に、心からありがとうを言いたい。

そして明日は「ふたりはプリキュアSplashStar」チーム。
「プリキュア」が好きだと言う方には、是非、参加して欲しいです。
このライブの特殊な空気は、参加しないとなかなか分からないかも。「後ろがガラスで、外と中が自由に見れる」って、本当面白い。
それに何より、共に過ごした数年間の重みが凄すぎる。
コメント (2)
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